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半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

絶望の凱歌/発狂?してないよ。

2006-07-22 16:17:22 | 絶望の凱歌
 遠距離も近距離も得意だし、間合いを離すのも詰めるのも得意な相手とはやり辛い…接近戦を主とするゼロは内心舌打ちし、素早く壁に飛び移った。狙いを外した相手の、慌てたようにこちらを見た顔に向かい、ゼロは
「氷烈斬!」
 キバトドスとの戦いのさなかに習得した技を放った。セイバーがそれに共鳴するかのように一瞬輝き、それに引き寄せられるかのように氷の粒が鋭く刃にまとわりついた。巨大な氷柱にも似た刃を手に、飛ぶ。
「ぐっ…アああぁあ!!」
 氷の重さのせいか、思ったより飛距離が出ない。氷柱の先端は、僅かにビストレオの脚を貫いただけだった。勿論ダメージは大きいが、致命傷に至るほどではない。
「てめぇ…」
 だが、反対にビストレオはそれに闘志を煽られた様だった。ゆらりとゼロを見た瞳には、憎悪しか映っていなかった。
 傷などものともしないかのように襲ってくる、手負いの獣の攻撃は、読むことが出来ても交わすことが難しい。何時しかゼロも傷だらけになり、腕や腹など、数箇所の傷口からは赤いオイルが滴り落ちるほどになっていた。勿論それは相手も同じことで、床はいつの間にかうっすらと赤く染まっていた。
 そして、烈しい鍔迫り合いの最中、油に足を取られたのはゼロだった。 
「死ねっ…!!!!!」
 歓喜に歯をむき出して笑い、ビストレオは刃を突き出した。相手の腹の真ん中に、風穴をあけてやるつもりだった。

 そして。その瞬間は永遠にやってくることは無かった。
 何が起こったか知らぬまま、ビストレオの上半身は宙を舞っていた。
 取り残された下半身から、ザバァ、と派手な音を立てて、血しぶきが噴出した。それは前に立っていたゼロの服を、髪を、顔を真っ赤に染める。
「…」
 彼が転んだフリをしたのは、わざとだった。大博打だとは思っていたが、だが、列車がレプリフォースの勢力地に入る前に止めなければならなかったのも事実だ。相手が彼の顔を見るだけの余裕を持っていなかったのが幸いだった。

 残っていた時間で悠々と列車を止め、ゼロは帰還した。
 「がんばるんだがんばるんだ」で行方不明になったら確かにストレスで発狂したとみなされてもおかしくないなぁと思いつつ。
 Let’s徒然で本家ロックリハビリしてみました(現実逃避という)うーん。もうちょい大人っぽいの希望。今日のエグゼでロッキュンがあんな表情してたんで、間違いなくその影響かと思われます。
 っていうかもう今日のエグゼもやばかったの!
・青組が可愛すぎてやばい。
 なんか、圧縮されたデータに閉じ込められてるナビを見るロッキュンの瞳がもうあり得ないくらい潤んでまして。もうなんか…TV画面ごとこいつ抱きしめたいと思いました。死ぬの覚悟でパルス・トランスミッション!!(死んで良いよ)
 ねぇっていうかこの作画、何処の同人作家さん?
 なんなのこのあふれる愛は!ねぇ鼻血でるマジで…愛が愛が萌がぎゃふん!!こぼれたーあいがー
・ブルースがエロすぎてやばい。
 …ブルースの声優を選ぶ基準に「エロさ」ってほんとはいってるんじゃないかな。と思った今日この頃。しかも普通にエロいんじゃなくって、普段はストイックなのに「くっ」とか「ぐあぁぁ」とか「うあっ」とか、こう、ダメージボイスがひたすらにアレ。…本日のブルースの「ぐああぁぁー!!」にはほんと、血が騒ぎました。血肉沸き踊るってこういうことね。
 
 さて、本家祭りのほうですが。
 蒼牙帰省しちゃうため、やっぱりこっちの日記でやろうかとおもってます。うーん。長くなりそうだから、スパっと更新してスパッと終わらせようと思ってたんだけどね。やっぱり長くなったよ。

絶望の凱歌/今日はまともです。

2006-07-08 21:51:57 | 絶望の凱歌
「奇遇だな。それは俺もだ!」
 反対側の爪を蹴り飛ばして避け、ゼロは再び相手との間合いを取った。
(用心しなければいけないのは、俺より武器が多いってことか)
 ビストレオの武器は、四肢から伸びる鋭いクローだ。一撃の出力はゼットセイバーが勝るものの、何分手数で不利になることは否めない。
「はっ、逃げたつもりか!?」
 だがビストレオはそれを退避行動と受け止めたらしく、歯をむき出して笑うと、上体を逸らすようにして腕を大きく振るった。それに伴って発生した衝撃波がゼロを襲う。
「く…」
 辛うじて避けたものの、強烈な風圧に伴って舞い上がった砂塵が一瞬視界を遮った。
「どうしたァ!」
 思わず目を細めた瞬間、ビストレオは片腕を突き出して突進してくる。一撃で相手を抉り抜く破壊力を乗せた拳だった。
 その危険性を告げたのは、視覚でも聴覚でもなかった。本能、とでもいうようなものに突き動かされ、ゼロは微かに身を捩る。一瞬のうちに出来たことといえばそれだけだったのだが、辛うじて致命傷は避けられた。
「…外したか。」
 ビストレオはつまらなそうに呟き、ひとっとびで再び間合いを詰めてきた。
 なんか昨日はとち狂ったテンションでしたが、今日は元気です☆
 
 でもレポート書く気になれなくて、ずっとうだうだ…。オリナビ小説を書こうかなとちらりと思うのですが、これ以上自分の首をしめてもねぇ?ともう一人の自分が頭の中で囁いています。

 さて、明日から北海道~!パソコンはある環境なんで、日記はしっかりやる予定ー。

絶望の凱歌/似てないって!

2006-06-24 19:37:10 | 絶望の凱歌
 攻撃だけではない。相手は列車を切り離してまで行く手を阻もうとしてくる。
 普通の、死の危険を常に感じているハンターならば、少しでも積荷が減らせたことを喜ぶのだろう、ふと思い、ゼロは唇を歪めた。だが自分の場合は違う…。死と言うものへの恐怖は、このプログラムの中にはほとんど存在しない。
 エックスを庇って自爆したときも、怖いとは思わなかった。今のこの激戦を、まるで遠くから眺めているかのように冷静に見つめている自分が居る。頭の片隅に、凍りついた自我が存在しているかのように。
 敵の攻撃をかいくぐるようにして再び進み、車両の先端にたどり着いた…その時、前方から高速の影が近づいてきた。
「…よォ。」
 ゼロを前に、そのレプリロイドはにやりと笑う。百獣の王、獅子を模したような鋭い爪に牙、夜歩く獣特有の色の薄い瞳、全てが彼の人となりを表しているような獰猛さを放っていた。
「俺の部隊を襲うとは、なかなか粋がいいな。だがこれ以上車両を切り離すわけにもいかねぇからよ、出向いてきてやったぜ。」
「…ふん、それは有難いな。ということは、お前がスラッシュ・ビストレオか。」
 見下すような笑いをさらりと受け流し、ゼロは落ちてきた髪を掻き揚げた。高官相手に、余裕、ともとれる仕草だった。
「余裕じゃねぇか…。なんだ、北極基地を潰したのはお前か?」
「あぁ。…相手も随分自分に自信があったようだったが。」
「ハハッ…!確かにあいつは図体も馬鹿でかかったし、それなりに強かったがそれ以上に自信家だったな!見たところおめぇもそうじゃねぇか…。久し振りに楽しめそうだぜ! 」
 言うなり飛び掛ってくるビストレオの爪をセイバーで受け、端麗な顔にゼロは笑みを作って見せた。
「それは残念だ…俺は急ぐんでな。」
 なんかこう、ゼロとかフォルテは戦争中でも死ぬ自覚ってのをほとんど持ってないような気がします。こう、みんなが必死なときに、「俺勝てるぜ」とかいいつつ抜けてっちゃうタイプ。(笑)死ぬときも基本的には「うっかり、無理じゃねぇ?」というテンション(笑)
 フォルテの死に方は、死んだことに気づかない勢いで死んで欲しいというのが私の意見です。ラストサムライのあの…真田さんがやってた人!致命傷を受けてから30人くらい殺して、ばたって倒れて動かないのがいい。(人はそれを糸が切れたようにという。)

 さて昨日ちろっと話題に出したたかしさん(ミッチー)とジェイドの前髪の件ですが。
 にてねぇよやっぱり!

 たかしさん、こういう髪型。はい顔が似てないのは突っ込まない…。こう見えても結構研究したんだからミッチーの顔さぁ…。
 すごい吊目に見えるくせに彼ってそんなに酷くつり目ってわけじゃないんだよ。そんでもって美形キャラにあるまじき勢いで目の上が厚ぼったい。おまけにマスカラ…だかアイシャドーだかを常に塗ってる。睫も意外と薄いが、何故かすっごい格好良い目に見えるのは多分目尻のせい。すっきりと切れ長の目を形成してるこの目尻がほんとサイコー。輪郭は問題なし。あとやっぱりこのぽってりした唇がキラ(以下略)…なんで私このひと好きなんだろう。(素朴な疑問発祥)あっ人間っぽくない顔してるからか!

 ジェイド、こういう髪型。
 共通点七三わけってとこしかねぇよ!(セルフ突っ込み)
 ちなみに顔ですが、基本的にオリキャラ組ジェイド・アンティエルドはフォーチューン系統の顔(要するに蒼牙のかきやすい顔)…なのでミッチーとはまったく違いますのであしからず。そもそもくっきり二重で睫割とバシバシだからさ。
 おまけ。今ロールがブームなんで描いてみた。乙女っぽくて感動した。猛烈に刑部真芯に同意しかけた今日この頃。本家のフォルローかリターンのジェイローで一本ぐぇってのを書いてみたいな。(その擬音わけわからんから。)

 どうでもいいけど今振り返ってみるとなんか乙女云々というより成人向けゲームっぽい顔じゃないかと一瞬思ってしまった今日この頃。クリス様の為に蝿声の王が欲しいです。(洗脳されてるし!)
 あ、でもそのまえにゼクス買わなきゃ…。DS買わなきゃ…。

絶望の凱歌/うぉんちゅー

2006-06-13 23:26:45 | 絶望の凱歌
「…なんだ、今日はやけに疑うじゃねぇか。」
 獰猛そうに唇を歪めて野獣そのものの表情で笑うビストレオに、彼は静かな表情で続けた。
「キバトドスの話を聞いたか?」
「あぁ、聞いた。だが俺はあいつよりは強ぇし、仮に同じハンターが来たってこの補給線は絶たれる訳が無ぇ。お前も安心したほうがいいぜ?」
「そうか。…その自信が変わらないことを…私は寧ろ誇らしく思う。」
「ハッ…馬鹿にされてる気分になるぜ。さっさと帰んな。おっと忘れる処だった、『レプリフォースに、栄光あれ!』」
「栄光あれ!」
 最敬礼を返し、カーネルはライドチェイサーを発進させる。轟音と共に段々小さくなっていくビストレオが、ずっとこちらを見ていることに彼は気づいた。それが何を意味しているのかは判らなかったが、何故か悲しいと、そう思った。

「クソ…」
 ゼロは毒づきながら切り離された列車から次の列車に飛び移り、山積みにされていた荷物の影に身を潜めた。
 まるで電車自体が意識を持って彼を阻もうとしているかのように、先頭車両に向かうに連れて攻撃は激しさを増していくばかりだ。
 今日産まれて初めてさんまをさばきましたー!!なんでこの時期に「秋刀魚」なんだよ、っていう突っ込みは無しの方向で!(だって一匹49円っていう破格の値段だったんだもん!)←既に発言が主婦
 当然といえば当然なんだけど、内臓が取れて無くって、あんまり綺麗じゃない寮の捕食室でひたすらさんまとヌルヌル格闘する三十分を体感しました。っていうか、さんまのあの内臓のプルプル具合とか身の締まり方とかたまんねー!!(絶叫)身の締まり方なんて「やべっ気持ちいい…枕にしたい…」とかなりうっとりしてました。(台所で天国を見る危ない奴)
 あと、今日はじめてのことといえば…
「I need you.」と「I want you」の差異について勉強しましたっ(しかも心理学の授業だったかな?)NEEDのほうが、もう身も世も無いくらい君が欲しい!感じで、WANTのほうが、自分の利害とか色々考えた結果の打算的な口説き言葉らしいです。
 …が。口先ではうぉんちゅーと言いながら、内心にーじゅーな勢いとか、口先ではにゅーじゅーと言いながら内心うぉんちゅーな感じの醒めた恋愛をしてくださる、合わせ技系が結構好みだったりもします。
 どういでもいいけど、「御中」と書いてくださいと上司に言われ「WANT YOU(うぉんちゅー)」と書いた世間知らずちゃんがいたらしいよ!

 さて。尊敬する絵師様から、ペンタブの使い方についてアドバイスをいただいたんで、今から試してきますー!!カッター台。カッター台…!!

絶望の凱歌/そんな実験

2006-06-02 22:01:21 | 絶望の凱歌
「…ふん」
 つまらなそうに鼻を鳴らし、ビストレオは迎え撃ったハンターの残骸をごろりと無造作に踵で押しやった。全速力で走る車両から落とされた躯が地面に叩きつけられるのを待たず、それは視界から消えてしまう。
「…つまらん。」
 もう一度不機嫌に呟くと、彼は座り込んで胡坐をかき背後に立つ男に呟いた。
「…総帥は俺の力を判った上でここに配置してるって言うのか、カーネル?キバトドスも俺も、随分と不合理な配置をされたと思うぜ。」
「…違うな。お前は他者を傷つけすぎるから、比較的人間と関わらないで済むこの場所に送られた。」
「ハッ…口の下手な男だ。」
「…だが、お陰で来るのは手練のハンターばかりだろう。…それでも総帥のお考えを不服とするか?」
 カーネルは淡々と言い返し、ビストレオは再び苛立ったように座ったまま上半身をせわしなく揺すり、声を荒げる。
「は、手練!?ハンターは皆クズだ!!…俺と満足に戦える奴なんていやしないさ!」
 その駄々っ子めいた仕草にカーネルは肩眉を吊り上げたが、それ以上言い返そうとはせず、既に待機させていたライドチェイサーに乗り込んだ。
「…それなら、それでいい。この補給線を絶たれるわけには行かないからな。」
 今日は変な心理学の実験をやってきました!四つのマス目に、数字が二つと二次熟語が二つ書かれていて、それを暗記しつつ、表示された文字が最初のマス目に入っていたものと同じかどうかを判断したり、数字に足し算引き算を繰り返したりする実験で、前頭葉の…すごいなんか、アルツハイマーと関係する部分の研究につながるそうな。ついでに論文検索のデータベースの使い方も教わりましたが、院生いい人!(涙)すごいいい人!

 そういえばぽっとTVをつけたら、ブーケトスはどうして行われたかという起源についてやってました。花嫁が持っているものを手に入れると幸せになれるという迷信で、バーゲンセール並みに花嫁にたかるおなごどもが事故を起こすのを防ぐため、ブーケだけを投げることにしたらしいです。
 ジューンブライド企画、やりてぇなぁ…。緋血は下書きだけ、蒼霧はデッサンだけ出来てるんだけど、土日もばっちりつぶれちゃうし、完成する気がしません…。