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半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

絶望の凱歌/だめぽ…

2006-11-26 18:15:34 | 絶望の凱歌
 盛大な音を立てて、鉄筋とコンクリートで補強されている筈の道が砕けた。咄嗟に後退して直撃をかわしたものの、もし巻き込まれていたらその破壊力に身体を粉砕されていたか、吹き飛ばされて針に串刺しになっていたか…どちらにせよ即死は免れない。
 だが、この場で立ち止まっていても、すぐに先に進む道が砕かれるのは明白だった。現に、耳元の外部端子が「捕捉されている」と警告音を発している。帰り道が無くなるな、という思いがふと頭をよぎるが、瞬時にブーツに内臓された急制動装置を作動させ、思いっきり加速して向かいに飛び出した。要領としては幅跳びと同様ではあるが、その飛距離は比較にならないほど長い。着地の反動に一瞬膝をつきかけるが、それを押し堪えてエックスは橋の先にある門に駆け込む。
 それと同時に、がしゃん、と、音を立てて扉が閉まり、
「君がエックス?エックスが来たら、遊んでやれって」
 ゲームに飽きた子供のような、つまらなそうな声が彼に投げ掛けられた。

 マシュラームの声音と言葉に、エックスは先ほどから感じていたこの建築全体に対する違和感にやっと納得する。…要するに、この相手にとってこれは児戯でしかないのだ。…研究所の中に突然しつらえられた巨大な階段と粗雑なトラップ、行くことも帰る事も出来ない、針の海の中の一本道。…全ては娯楽なのだ。
「…誰の命令だ?」
 だが、その言葉は新たな疑問を呼び、エックスは眉を顰めながらきつく問いかけたレプリフォースという軍隊の性格上、戦闘に対して「遊んでやれ」という命令が下ることは奇妙な出来事だった。強大な軍である以上、一概に言うことは出来ないが…それでも、その言葉は十分に不可思議だった。
「あははっ!そんなの言うわけないじゃん!!ま、命令だしとりあえずヒーローごっこしようよ。勿論君が悪者でねっ!!」
 馬にのるのが下手すぎて…ショックなニュースを聞いて…色々あって…へこむ…なんとかならないものか…。むむむ。

 マシュラーム戦ですね。実は、廃墟工場ステージの後半ってどんな場所なのか全く思い出せないし、資料も手元に無いので、仕方なく針山→ボスっていう展開にしてみました。ちなみにモデルになってるのは筋肉番付とかSASUKEとかそのあたりです。…なんか…ね、ブログ小説って楽だけど…なんか甘えてる気がする。わぁぁんダメだダメだしっかりして自分!!ねぇ課題を終わらせよう?終わらせればきっともっと色んなことをちゃんと考えられるから終わらせようねぇぇぇぇ!!!!あははははっはははははは!(終に発狂)

 …そういえば、この小説を書くにあたって、台詞とか、華矢馬さんのサイトを参考にさせていただいてるのですが。(そういえば同じ大学だと気づいて運命を感じた今日この頃)…X4しかデータベースがないという悲劇発覚。
 で…。もしロックマンの台詞集とか作ってるサイトさんを知ってたら、教えていただけないでしょうか?

絶望の凱歌/昨日のアレ

2006-10-23 22:06:52 | 絶望の凱歌
 ぼぉん、ぼぉんと不規則に跳ねながら、それはまっしぐらにこちらに向かってくる。ゴムタイヤに無理やり棘を埋め込んだような不自然な形のそれは、幾つかは勢いを殺しきれずに階段のへりから落ちていったが、残ったものは重力と反動によって加速して、侵入者を押しつぶさんと迫ってきた。
 勿論、それをぼんやり眺めているエックスでは無い。素早くチャージショットで応戦し、高いバウンドの下を素早く潜り抜けるようにして交わしながら階段を駆け抜けていく。
 すぐさま第二波、第三波が押し寄せてきたが、その動きや攻撃方法には全くもって技巧というものが感じられなかった。落としたから転がり落ちていく、という単純すぎる原理。巻き込まれたらひとたまりもないのは間違いないが、そもそも相手に当たらないのではその意味を成さないのは当然である。
(トラップにしても…雑すぎる。)
 寧ろ何かがあるのではないかという複雑な疑惑に捕らわれながら、エックスは難しい表情で扉を開いた。その先に広がるのは、細い一本橋と針の海に呆れながらも脚を進めようとした瞬間、まるで水中に潜んでいた肉食の魚が飛び上がるような勢いで、何かが針の海から飛び出してきていた。

 空っぽの瓶に空っぽの注射器。幾ら漁っても、この部屋にはそれだけ。

 耐え切れなくなって外に出た先には窓の無い白い空間。足取りはまるで雲を踏むように覚束なく、一歩ごとに沈みそうになる体はひたすらに重い。

 突発ネタ「写真に会わせてみよう」☆ちなみに画像は昨日の注射器バイトで撮ってきたもの。合計2000本くらい作ったはずだけど…そのうちの一部。
 この廊下の白さと暗さと息苦しさに、リターンシリーズ描きたいなという欲求がむらむらと頭をもたげてきました。寧ろTWW書きたい!ザッツエロス!(だから黙っとけ)

絶望の凱歌

2006-09-20 22:53:28 | 絶望の凱歌
 だだっ広い空間の中に聳え立つのは、人気の無い古びた建物だった。壁面はひび割れ、蔦と剥き出しになったワイヤーがその上を錯綜している。元がバイオラボラトリーだったせいか、その様はまるで研究の歪んだ結果を連想させた。隊員の中には、既に腰が引けているものもある。
「3名ずつ組になって、各棟の調査を行え」
 それを激励するかのように敢えてきびきびとエックスは声を張り上げ、自らも残っていた棟に駆け込んだ。
「…」
 中に入ってまず目に付いたのは、大きな大きな螺旋階段だった。元からこの場所にあったとは思えない、寧ろ何故こんなものが違和感なくここに存在しているのか首を傾げたくなるような代物だ。微かに首をかしげ、彼は用心深く辺りを見回しながら螺旋階段に足を踏み入れた。どすん、と何かが降って来るような重い音に目を上げると、階段から真っ逆さまに何かが下ってくるところだった。


絶望の凱歌/ちょっと下ネタ?

2006-09-01 21:14:25 | 絶望の凱歌
「…ああ」
 曖昧に頷き、ゼロはそのまま歩を進めた。
 アイリスは、きっと自分を迎えるために笑うだろう。その笑顔に心が和まないとは言わないが、だがどんな思いでそのような表情をしているか…推し量ろうとすると、たまらなく憂鬱になる。
 オペレーションルームに入ると、アイリスはイレギュラーハンターのオペレーターに混じるようにしてホログラムの地図の前に立っていた。恐らく経路設定をしているのだろう。自軍に攻め込ませる為の計画を立てるというものはどんなものだろうと、
「アイリス。」
 作業の区切りを待たず声をかけると、予想通り、というべきか…お疲れ様、と暖かい返答が帰ってきた。
「用がある。席を外せるか。」
 突然の申し出に、ようやく彼女は、少し驚いた表情で振り返った。

「……隊長、あと3分です。」
 相変わらずの無表情のようではあったが、先ほどアイリスの話を持ち出したとき、ゼロの顔が微かに憂鬱を浮かべていたのにエックスは気づいていた。ぼんやり考えていたところを隊員の声に我に返り、窓の外に目を遣ると、そこはもうほとんど工場の敷地内だった。
 アイリスとゼロが、いつの間にか封建的な夫婦になっている気がします。こんばんわ蒼牙です。
 今日は剣道でしたーvv先生がもう久しぶりに眼鏡で!眼鏡で!!もぅたまらんドキドキ…!!
 ちなみに剣道着も借りてきました!濃紺の上下一揃い!

 そうそう、どうでもいいんだけど、Fate今見てます。キャスターとライダーとセイバーとイリヤのストレートロン毛トリオに心をやられてるかんじですが、どうしてまともな髪の色の子がいないの!?
 セイバーはともかく。
 キャスターが黒髪で。
 ライダーが、銀髪だったら完璧だったのに!!!!

 いやもうここは妄想の力で黒に変えるべきでしょうか?!
 あとライダーはどうやら女王様と見せかけてドMだといいと思います。あっでもクリストファー似の彼も、頑張ってSをやろうとしてるけどMだといいと思う。私ヒステリックな男は結構好きですよ。(何)MMどうしで焦っていればいい。何と言うことだ!セイバーと士郎はもぅ初々しいラブでいいし。先生とキャスターと佐々木は…あぁなんかもう泥沼でいい。最早キャスター×小次郎でもいい!お姉様と呼んでいればいいとおもう。先生をお兄様と呼べばいいと思う。だって所詮佐々木だし。
 最近こんなんばっかでごめんなさい。
 どうでも良いけど桜の声優、もしかして「スピードグラファー」の神楽さまじゃないですか。水天宮さんのそっくりさんが、ムヒョとロージーに出てますよ。

絶望の凱歌/ボスとあってきたー!!

2006-08-13 11:59:39 | 絶望の凱歌
 帰還した彼がまず出合ったのは、アイリスではなくエックスだった。ミッションポイントに向かう為のシャトルの発着所に佇むほとんど致命傷ともいえる大怪我からにしては復帰が早いことをゼロは訝しんだが、本人は相変わらず戦争を憂う表情をすれども、傷を負っていた素振りなど見せはしなかった。
 早足で進む彼の後ろをちょこちょこと小走りについて、なんとか制止しようとしているダブルを微笑でその場に縫いとめてシャトルに乗り込もうとするのを見、
「エックス!!」
 ゼロは慌てて駆け寄る。おかえりと笑った彼はそのまま、バイオ工場の稼動理由を調査するミッションを受けたんだ、と続けた。工場自体の設備は古いもので、殆ど使いものにならないような程度のものである筈だが、それでもレプリフォースが一枚かんでいることは疑いようも無い。何を作ろうとしているのか、それは不明だが、戦争の道具である以上
「そうか。…ドラグーンは、どうなった?他のハンターが向かったのか?」
「それが…おかしなことに、あれっきり火山地帯の運送作業は停止しているんだ。」
「…停止?」
 何故だ、と言いかけてゼロは言葉を呑んだ。冴え冴えとした、何処か黄昏を思わせる暗さを宿した相手の目は、そこに存在する「理由」に気付いていたようだった。だがすぐそれを振り払うようにエックスは笑う。
「…そういえば、ゼロ。アイリスさんが心配していたよ。」
 久しぶりにボスと会いましたーー!!もうなんだ、薄ら化粧とかしちゃって可愛さに磨きがかかってます☆待ち合わせ前に、バックで駐車の練習をやらされてる時はもう、「あぁぁぁあどうしようぅぅぅ久しぶりだよボスぅぅぅしかも駐車できねぇあぁぁぁ!」…な感じだったんですが…一目見ればもう可愛くて☆っていうかホント癒されるんだよなぁ…。
 大学の話とか、ほんと序盤のFF12の話とか、そういう普通の話を延々四時間喋り倒しました。っていうかね、「何でもお酒にしてみよう!」っていう不思議な部活に所属してるんですが、薔薇のお酒とかきゅうりのお酒って、飲むのちょっと怖いなぁ…。それから4年生のタラシの先輩も。でも蒼牙は、「魔界に引き込むぞ!」っていう名言を残した先輩の話を出したんですが、やっぱりアレに勝る電波な先輩はいないみたい。
 ランチタイムの始まりからランチタイムが過ぎるまで喋り倒し、その後はどうやら自動車学校…。教官と相性がよくないみたいで、心配です…。っていうか、なんか本当に自動車学校ってさ、みんなの邪魔をするよね。とほんのりムクれました。
 次は冬休みかなぁ…馬の面倒見なきゃいけないんだけど、帰ってこれるかなぁ…?