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半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

絶望の凱歌/細分化ってフェティッシュなの?

2007-06-02 19:41:14 | 絶望の凱歌
 何を、と問いかけることは出来なかった。
 レプリフォースやイレギュラーハンター、自らの状況を差し置いてでも彼女が考えそうなことといえば、一つしかない。

 カーネルだ。

 彼女の兄に関する情報が、先ほどから続々と入って来ている。エックスも帰還中に無線で流れる彼の獅子奮迅の働きを聞いていた。―Bクラスハンターの小隊を壊滅させた、補給線を確保した―それらは全て彼の甚だしい強さを物語るもので…それは即ち、ハンター側にとって彼が厄介者であるということだ。
 カーネルを討つ為に、特Aクラスのハンターが派遣されるのは時間の問題でしかない。

 ―と。慌しい足音が廊下の向こうから響いてきた。思わずそちらの方向を見たエックスは、それがゼロの姿であることを認める。だが…その様子は少々異常だった。
 普段は滅多に表情の浮かばない端正な面立ちを激昂に歪め、何かを噛み殺そうとするかのようにきつく歯を食いしばっている。まるで猛り狂った獰猛な獣のように、彼は2人の脇を通り過ぎて行き…ふわり、棚引く金髪だけがその場にそぐわない穏やかさで風に舞った。その動きが酷くゆっくりとしているように見えたのは、恐らくそれ以上の速度で、情報が処理されたからだ―。
 即ち、その結論を。

「…!!」
 アイリスの慟哭は声にこそならなかったが、はっきりと伝わった。ゼロの後を追う様に駆け出す彼女の背中を
「行っちゃ駄目だ!」
 叫ぶ声が追いかけるが―それが無駄だということは、もう、判りきっていた。
 エックスとアイリスが喋ってるシーンを書いているつもりなのに、ロミジュリの画像が出てくるんですが…病気ですかね。(笑)
 ちなみに今回の、ゼロが駆け抜けていくシーン…イメージ的には、通り過ぎていくキャラの横顔とかがスローモーションで描かれていく感じだったのですが、伝わったのでしょうか?

 最近の日記がなんだか微妙なエロで申し訳ない…。これはあれか、そろそろ凄いエロを書きたいという露出狂の本能の!!(笑)
 今日は精神医学の授業後、ぼんやりと「ルネサンスの女性論 女性の美しさについて」という本を読んでました。多分ローマ理想の女性画をプレゼントするために、知識人が「美しさとは何ぞや」ということについて、目とか額とか体つきとか、とにかく身体をパーツパーツにわけてあぁでもないこうでもないという話なんですが、あとがきというか翻訳者による解説に、「この行為は女性の肉体をパーツの集合体として捉えるフェティッシュな試みであり」云々。ってことがあったのですね。
 これってフェティッシュ・・・なのかなぁ。

 確かNONノベルに、「私一年後に生き返ります。だから身体を預かっててねvv」と宣言して死んだ女の人の身体を、バラバラのパーツにして6人の男女が保管してたってオカルトチックな小説がありましたが、こーゆー話とか、妻の肝臓を培養するパラサイトイヴとかは確かにそれっぽいけど…ね。

絶望の凱歌/果てしなく間違い

2007-05-25 20:32:04 | 絶望の凱歌
 その表情が、彼女の心労を雄弁に物語っていた。
「俺は、こんなことまでする必要は無いと思ってるんだけど…」
「ううん、それはいいの。」
 腫れ物に触るような思いでエックスは言葉を続けるが、予想外にアイリスはゆっくりと首を横に振った。
「士官の妹だから、疑われるのはしょうがないと思ってる。でも…」
「でも?」
「それよりも、怖いことがあって…。」

 ぽちたま、間違えてるよ、馬…。だれかクレームつけてくれないかなぁ。クレイモアって名前は出てるけど実は光輝ちゃんだったという信じられん悲劇でございます。
 …なんなのさ、もう!!(怒)

 それにしてもメインが可愛いのです。
 ぶっちゃけ、普段の数十倍可愛く映っている。
 カメラさんありがとう!
 そして馬術部1の器量よしとお世辞でも言ってくれてありがとうナレーターさん!
 ぶっちゃけ見る目無いね!(笑)

絶望の凱歌/正気でいるのは難しい

2007-05-14 20:07:37 | 絶望の凱歌
「そんなに大事な物でも…」
 入ってるのか、と聞こうとしたが、その質問を最後まで待たずにダブルはケースを抱えたまま走り出していた。何となくそれを見送っているとまた彼は廊下の曲がり角で誰かと激突して派手に転び、せかせかした様子で膝を払って立ち上がる。その動きがまるで慌てていることに慌てているようで、エックスはクスリと笑いを零した。

「…何、見てるの?」
 そんな彼に、涼しげな声をかけたのはアイリスだった。
「部下が、とても慌てるタイプで、今それを見てたんだ…。君は?」
「私?」
 返答の代わりに、アイリスはファイルを抱える両手にぎゅっと力を込めた。彼女が持っている沢山の書類の中には、地形図らしきものも垣間見え、エックスは今の質問がよくないものであったことを悟った。アイリスは恐らく、レプリフォースの侵攻経路と、それを阻止するためにハンターが取るべき作戦を立てるという役目を持っているのだろう…。残酷な任務ではあるが、彼女がレプリフォースのスパイではないと証明するためには良い手段であることは間違いない。
「…忙しいみたいだね。」
 無難そうな言葉を選んでみても、彼女の表情は晴れないままだった。曇天の日の花のように、項垂れて心持ち青ざめている。
 のび太のバイオハザードなるものを見てみましたが。なんか果てしなく不思議ですね。

絶望の凱歌/ここ数日のアレ

2007-04-22 22:42:24 | 絶望の凱歌
「重いデシよ!」
 何だろう、エックスがそう思った瞬間に、その表情を読み取ったかダブルは彼に似合わない強い語調でそのケースにしがみついた。
 何故そんなにムキになるのだろうと、釈然としない思いでエックスはとりあえず手を離す。
 最近とった写真など、ついでに置いてみます。

 馬、四本脚ジャンプをするの巻。(ちょっとキモい。いや、かなりキモい)



 友達と豪遊した昼ごはん。ちなみにイチゴパフェと焼きリンゴと、煮込みハンバーグパイ包み。

 草を食う馬。(可愛い)

 さて現実逃避が激しすぎるのですが。
 逃避しすぎてわすれそうなものをメモっておきましょう。

・ロレンツォキリリク
・本家アンソロ
・ドリーム企画でフォーチューンを売り込んでみる。(笑)
・ロベスピエール
・ロミオ×ジュリエット感想
・極楽鳥/煉獄木馬/地獄蝶…連作っていうか、同じベースから出てきたデザインの服が書きたい。い多分途中で力尽きる

絶望の凱歌/鉄板アイス!

2007-03-13 19:19:42 | 絶望の凱歌
 あー痛そう、とエックスは内心呟くが、それは恐らくそこに居合わせたハンター全員の感想だった。
「い、痛いデシ…」
 情けない声をあげ、頭を摩りながらダブルは起き上がる。
 立てるかい、とそれに手を差し伸べると、ありがとうデシ…と小さな声でダブルはそれを掴もうとした。握る直前、ハッと顔を上げて、誰が自分に手を出しているかを確認すると、驚いたように飛び上がって
「でも、ハンターはもっと痛いデシ。この位、平気デシ!」
 と強がるかのように声をあげた。そしてちょっと痛そうにしながらもまた荷物をつみなおそうとするのを、
「いいよ、俺も手伝う。」
 遮ってエックスは落ちていたケースを拾い上げる。ずしりと重たい金属の感覚からは、中に何が入っているのかをうかがうことは出来なかった。
 この間の小説は妙なところで先走っていたということに気づきました。

 -30℃の鉄板の上で炒める(?)アイスの店が出来ていたので、早速友達と行って来ましたー!
 鉄板の上にアイスを乗っけて、そこに牛乳とトッピングを加えて混ぜ合わせるアイスです。

 六本木にこの類のアイスの総本山があるらしいのですが、そこまで出て行くのは面倒なので、とりあえず近場でお試し…ってことになったのですが。

 感想。

 うーん…。

 美味しい、ことは美味しいんだけどイマイチありがたみが感じられないというか。えっ普通のアイスだよね?って感じ。具は食感が生きてていいかんじなんですけど。味的にはあまり感銘が無いような。
 お昼にハーゲンダッツの練乳イチゴを摂取していたのが原因でしょうか…。(ハーゲンダッツってやっぱヤバいよね。)残念。

 今外が大雨で、物凄く健全なエロが書きたくなった今日この頃。雨の日って悶々しませんか。気のせいですか。頭の中にパッと浮かんだのがコルセットをぎりぎり締め上げるジェイドとフォーとブルースの、なんだかシチュエーションはいい感じなのに全員がズレているせいでギャグにしかならないという電波系ミニ話なのですが、ちがうそんなんじゃないんだ!コテコテにエロくて、なんかこう、明るく愛があるかんじのがいい。
 明るく愛があるかんじといえば。最近日参してる槍受けサイト様が、同じ大学の出身ではないかと感じる瞬間がなんどかありました。