何を、と問いかけることは出来なかった。
レプリフォースやイレギュラーハンター、自らの状況を差し置いてでも彼女が考えそうなことといえば、一つしかない。
カーネルだ。
彼女の兄に関する情報が、先ほどから続々と入って来ている。エックスも帰還中に無線で流れる彼の獅子奮迅の働きを聞いていた。―Bクラスハンターの小隊を壊滅させた、補給線を確保した―それらは全て彼の甚だしい強さを物語るもので…それは即ち、ハンター側にとって彼が厄介者であるということだ。
カーネルを討つ為に、特Aクラスのハンターが派遣されるのは時間の問題でしかない。
―と。慌しい足音が廊下の向こうから響いてきた。思わずそちらの方向を見たエックスは、それがゼロの姿であることを認める。だが…その様子は少々異常だった。
普段は滅多に表情の浮かばない端正な面立ちを激昂に歪め、何かを噛み殺そうとするかのようにきつく歯を食いしばっている。まるで猛り狂った獰猛な獣のように、彼は2人の脇を通り過ぎて行き…ふわり、棚引く金髪だけがその場にそぐわない穏やかさで風に舞った。その動きが酷くゆっくりとしているように見えたのは、恐らくそれ以上の速度で、情報が処理されたからだ―。
即ち、その結論を。
「…!!」
アイリスの慟哭は声にこそならなかったが、はっきりと伝わった。ゼロの後を追う様に駆け出す彼女の背中を
「行っちゃ駄目だ!」
叫ぶ声が追いかけるが―それが無駄だということは、もう、判りきっていた。
エックスとアイリスが喋ってるシーンを書いているつもりなのに、ロミジュリの画像が出てくるんですが…病気ですかね。(笑)
ちなみに今回の、ゼロが駆け抜けていくシーン…イメージ的には、通り過ぎていくキャラの横顔とかがスローモーションで描かれていく感じだったのですが、伝わったのでしょうか?
最近の日記がなんだか微妙なエロで申し訳ない…。これはあれか、そろそろ凄いエロを書きたいという露出狂の本能の!!(笑)
今日は精神医学の授業後、ぼんやりと「ルネサンスの女性論 女性の美しさについて」という本を読んでました。多分ローマ理想の女性画をプレゼントするために、知識人が「美しさとは何ぞや」ということについて、目とか額とか体つきとか、とにかく身体をパーツパーツにわけてあぁでもないこうでもないという話なんですが、あとがきというか翻訳者による解説に、「この行為は女性の肉体をパーツの集合体として捉えるフェティッシュな試みであり」云々。ってことがあったのですね。
これってフェティッシュ・・・なのかなぁ。
確かNONノベルに、「私一年後に生き返ります。だから身体を預かっててねvv」と宣言して死んだ女の人の身体を、バラバラのパーツにして6人の男女が保管してたってオカルトチックな小説がありましたが、こーゆー話とか、妻の肝臓を培養するパラサイトイヴとかは確かにそれっぽいけど…ね。
レプリフォースやイレギュラーハンター、自らの状況を差し置いてでも彼女が考えそうなことといえば、一つしかない。
カーネルだ。
彼女の兄に関する情報が、先ほどから続々と入って来ている。エックスも帰還中に無線で流れる彼の獅子奮迅の働きを聞いていた。―Bクラスハンターの小隊を壊滅させた、補給線を確保した―それらは全て彼の甚だしい強さを物語るもので…それは即ち、ハンター側にとって彼が厄介者であるということだ。
カーネルを討つ為に、特Aクラスのハンターが派遣されるのは時間の問題でしかない。
―と。慌しい足音が廊下の向こうから響いてきた。思わずそちらの方向を見たエックスは、それがゼロの姿であることを認める。だが…その様子は少々異常だった。
普段は滅多に表情の浮かばない端正な面立ちを激昂に歪め、何かを噛み殺そうとするかのようにきつく歯を食いしばっている。まるで猛り狂った獰猛な獣のように、彼は2人の脇を通り過ぎて行き…ふわり、棚引く金髪だけがその場にそぐわない穏やかさで風に舞った。その動きが酷くゆっくりとしているように見えたのは、恐らくそれ以上の速度で、情報が処理されたからだ―。
即ち、その結論を。
「…!!」
アイリスの慟哭は声にこそならなかったが、はっきりと伝わった。ゼロの後を追う様に駆け出す彼女の背中を
「行っちゃ駄目だ!」
叫ぶ声が追いかけるが―それが無駄だということは、もう、判りきっていた。
エックスとアイリスが喋ってるシーンを書いているつもりなのに、ロミジュリの画像が出てくるんですが…病気ですかね。(笑)
ちなみに今回の、ゼロが駆け抜けていくシーン…イメージ的には、通り過ぎていくキャラの横顔とかがスローモーションで描かれていく感じだったのですが、伝わったのでしょうか?
最近の日記がなんだか微妙なエロで申し訳ない…。これはあれか、そろそろ凄いエロを書きたいという露出狂の本能の!!(笑)
今日は精神医学の授業後、ぼんやりと「ルネサンスの女性論 女性の美しさについて」という本を読んでました。多分ローマ理想の女性画をプレゼントするために、知識人が「美しさとは何ぞや」ということについて、目とか額とか体つきとか、とにかく身体をパーツパーツにわけてあぁでもないこうでもないという話なんですが、あとがきというか翻訳者による解説に、「この行為は女性の肉体をパーツの集合体として捉えるフェティッシュな試みであり」云々。ってことがあったのですね。
これってフェティッシュ・・・なのかなぁ。
確かNONノベルに、「私一年後に生き返ります。だから身体を預かっててねvv」と宣言して死んだ女の人の身体を、バラバラのパーツにして6人の男女が保管してたってオカルトチックな小説がありましたが、こーゆー話とか、妻の肝臓を培養するパラサイトイヴとかは確かにそれっぽいけど…ね。