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ミュージカル「バイトショウ」プレオープン会見!その5

2013-10-03 23:06:59 | バイトショウ

<横内さんと主要キャストの挨拶>

横内謙介さん  

扉座じゃなきゃ意味の無いことをやろうじゃないか。ミュージカルだからこそ伝わることをやろう。夢の世界を表現するにふさわしいのがミュージカル。ミュージカルの王道からしたら、ちょっと外れているかもしれないが、劇団を33年やってきて、改めて言葉探しをしている時に、歌や踊りで伝える事こそ、台詞よりも深く共感してもらえることもあるのかもしれない、と思った。扉座のやる意義のあることをやる。

しかし、まだ扉座がミュージカルをやると信じてくれない人達もいて、我々の想いに対してこのレスポンスの低さはナンだ?と、焦燥感にかられている。そこで、本気度を今日、観ていただいた。今日会ったことを、くれぐれも胸の奥にしまわないように。いい感じのスプリンクラーのようになっていただき、あちこちに・・・縁もゆかりも無い人達にもシャワーをあびせてください。

 

深沢桂子さん 

27~8年前に「アイ・ガット・マーマン」という作品でこの世界に入り、いろんなミュージカルをやってきたが、行き着いたところは、「自分のオリジナルのミュージカル作品を創りたい」ということ。それで実際にミュージカルを創って、オリジナルのミュージカルにハマリました。今回、扉座とやってすごく嬉しいのは、「本当に伝えたいこと」「本当に一番言いたいこと」を、音楽の力を信じて書いて下さること。

普通は、一番言いたいことを必ず台詞で言います。音楽を信じてなく、音楽以上に台詞を伝えたいと思ってしまう。すると、音楽で言った事と台詞で言った事が全部重なってしまうことが、とても多い。「私は好きなんだ」といった後、もう一度「私は好きなんだ」と歌う。そういうのが日本のオリジナルミュージカルの場合多いのだが、横内さんは「好きなんだ」ということを、歌に任せてくれる。音楽の力で盛り上げて表現して下さる。そんな作家は、なかなか日本にいません。

そういう意味で、この扉座のバイトショウというのは、自分で言うのもナンですが、いい曲がそろっておりますw 一生懸命書きました。でも、それ以上に歌を信じて音楽の力を取り入れて、より扉座の持っている芝居の部分とものすごく素晴しく合体しています。わたしは沢山ミュージカルをやっているので、なかなか全部が素晴しいなんてことは無いのですが、(バイトショウ)は、本当に良く出来ていると思います。必ず最後は感動してくれると思います。私もちょっとだけ、女優として参加しています。ちゃんと意味があって参加しています。それがバイトしながら頑張っている皆さんへの励ましの言葉になってくれたら、と思っています。私の方こそ、この作品に出会えたことに感謝しています。

特に若い人たち、バイトして頑張っている人たちに一人でも多く観て欲しい。普通、四季のミュージカルや東宝にしても10,000円超えるんですよ。それが4,000・・・?!私もう、ビックリしちゃって。だからギャラも・・・いや嘘だけどwwww  こんな安い値段で、これだけの中身の濃い作品て、めったにあるもんじゃないと思うので是非沢山の方に宣伝してください。特に若い人、お金の無い人、ゼッタイ後悔させないので!!

 

柳瀬大輔さん 

扉座のミュージカルで楽しみにしていることは・・・普通ミュージカルは、台本に書かれている音楽、振り付けをキチンとやって、その作品のクオリティーを高めてお届けする、という事を第一目標にやってきた。扉座の皆さんは非常に人間力が強く、ポテンシャルが高い。台本に書かれたことをそのままやる以上に、それを如何に自分の人間力ではみ出して、濃くて面白いものを見せるか?みたいなことを毎日やっているので刺激になる。今日観ていただいたミュージカルナンバーも、劇団四季や東宝でやったら、こうはならないだろうな、というような味がグイグイくるのを感じる。これが、扉座ミュージカルの特徴であると思う。

 

有馬自由さん 

ミュージカルなんてものは、あまりに馴染みのないものだったが、稽古していると楽しい。そして音楽が良い。本当に楽しい。シンプルに舞台作品として「これは楽しいよ!」と、普通に「楽しいよそりゃ!」と思うので、そのまま伝わるといいなと思う。

 

五十嵐可絵さん  

扉座の作品は私もすごくファンなので、ここに居ることが現実じゃないような感じがしてますが、とにかく頑張ります。応援よろしくお願いいたします。

 

高橋麻理さん 

劇中の台詞を言う麻理さん。・・・オリビアに続いて(ミュージカルは)2作目です。扉座がやる意味のあるものにしたい。ミュージカルに憧れてやっている人に見えたくない、と横内さんもよく稽古場で言っていますが、そんなに歌えないし踊れない私たちがやるミュージカルがちゃんと成功したらいいなと、とても思う。・・・・観に来てネ

 

鈴木里沙さん 

私が「ピーターパン」を6年間やって思ったことは、音楽の力というものをとても感じている。今回、何がすごいって、すべて生演奏だということ。ピーターパンは(こんな事言ってはナンだが)生演奏ではなかったので、音のタイミングで歌う。でも、今回、嬉しくも頑張らなければと思うのは、桂子さんのピアノ1本で歌うので、桂子さんとの呼吸で歌う。桂子さんの呼吸と私の呼吸が合った時の空気。それをもっと創っていければ。今日は、歌いながらまだまだいける!と思った。本番ではもっと伝わる音楽をやりたいし、ダンスも練習してお芝居もこれからドンドンドンドン創り込んで、扉座がおおくりする「バイトショウ」を皆さんに届けたい。

 

岩本達郎さん 

扉座二大ミュージカル俳優のカタワレです!ww 去年、「幕末ガール」で、可絵ちゃんと愛媛と秋田と360回くらい、ずっとミュージカルの舞台に立ってまして、扉座の舞台に出るのは2年ぶりくらいです。久しぶりに帰ってきました。今回、またミュージカルということで、向こうで経験した事を存分に発揮できるようにしたい。・・・今日は敢えてソロをやりませんが、本番をお楽しみに。踊りもガッツリあります。本当に沢山の方々に観ていただきたいです。

 

深沢桂子さんの熱いメッセージが特に心に残りました。とても素晴しい方だ!

 



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