風欄
祖父とのはなの思い出を少し書かせてくださいね。
病院から1週間の帰宅の許可をもらって、自宅に帰っていた時
、祖父は庭の槇の木の前に連れっていってくれました。
うれしそうに、木の後ろに回ってみて。と言いました。
回ってみると、そこには風蘭が根を張っていました。
誰にも見えないところに、こっそり植えたんだ。
とても大切な花。と言います。
祖父の宝物の場所をこっそり教えてくれたのでした。
祖父には秘密基地に連れて行ってもらったり。
屋根裏に登らせてもらったり、
沼の伝説を教えてもらったり、
冒険の旅をさせてもらってきたんだな。て。
筏にのったり山で枝をうったり、
貴重な体験をさせてもらってきました。
今も祖父の家に行くと、こっそり槇の木の裏に回って
風蘭に会いに行きます。
風蘭「風に祖父の言葉をのせてきてくれる花」
です。
梅本亜祐子
祖父とのはなの思い出を少し書かせてくださいね。
病院から1週間の帰宅の許可をもらって、自宅に帰っていた時
、祖父は庭の槇の木の前に連れっていってくれました。
うれしそうに、木の後ろに回ってみて。と言いました。
回ってみると、そこには風蘭が根を張っていました。
誰にも見えないところに、こっそり植えたんだ。
とても大切な花。と言います。
祖父の宝物の場所をこっそり教えてくれたのでした。
祖父には秘密基地に連れて行ってもらったり。
屋根裏に登らせてもらったり、
沼の伝説を教えてもらったり、
冒険の旅をさせてもらってきたんだな。て。
筏にのったり山で枝をうったり、
貴重な体験をさせてもらってきました。
今も祖父の家に行くと、こっそり槇の木の裏に回って
風蘭に会いに行きます。
風蘭「風に祖父の言葉をのせてきてくれる花」
です。
梅本亜祐子