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梅本亜祐子~ユニテイベル~

Body Mind Balancing/心と体のバランスを整える/奈良・吉野/骨盤矯正・腰痛・小顔・レイキ

人間の知恵

2011-08-30 | 心のクリーニング
鈴鹿に行く途中、田んぼのたわわと実った稲が風でだろうか将棋たおしのように見事に
その一体倒れていた。

農家の方が芽がでないようにか、急いで倒れた稲の収穫をあちこちでしている光景を見た。

走る車こしに、また自然の脅威を感じる。
自然は待ってくれないんだな。
放っておくと発芽してしまうのか。
あくせく働かされるコンバインと人間。

が、今回は自分の中に新しく目覚めた気持ちがあった。
この自然と闘ってきたから今回のような、異常気象に見舞われてしまうんだ。

乗り越えて自然と共生していこうと思える人間がふえるといいんだ。

ニューヨークのハリケーンといい映画のような映像がテレビの画面に映る。
大阪のゲリラ豪雨を鶴橋で体験。
目の前に倒れ広がる実った稲穂。

27日土曜日。
夢作りパートナーの祐希奈ちゃんと2人吉野の森の入口でテントを張って
山の中で寝てみた。
祐希奈ちゃんとは、そば畑を開拓する場所を探したり山を歩いたり
一緒に夢の道を1歩ずつ歩いてきた。
今回、山の中で寝て、闇の静けさや、もののけ、を体験してみたいよね。

せドナ、ペルー、モニュメントバレー、スイス、南フランス、
どこに行っても、吉野にある空気を感じた。

それが何かを自分の中で追求してきていた。

そして、今回ネイティブに学ばせていただこうと実現した。


大阪はゲリラ豪雨で浸水するなか、吉野は星空がでた。
鶴橋で20年ぶりの同窓会、その後、吉野に入り寝床をはる。

星空の下でエチオピアコーヒーを炭火でわかした。
おろしたてのイブリックで、2人でコーヒーセレモニーを開いた。
真っ暗な中、炭をおこし山水を沸騰させる。
静な時間。
冷たい山水で沸騰に時間がかかる。
炭の美しさは何ともいえない。
細胞にしみわたるコーヒーは体をあたためてくれた。
人類発祥の地で育った森のコーヒーが吉野のこの場所と
何かをつなげてくれる。そんな気がした。

話はつきないが、そろそろ就寝の時間。
目が覚めたら、新しい自分になっていますように!
そう思える大地の感触。

星の動きで時間の流れを図る。
あまりにも美しいのでテントから顔をのぞかせて眠った。
二人で星空をみながらいろんな話をした。
流れ星が流れた。
こんなにシアワセな贅沢な時間を過ごせるなんて。

夜中に何回か遠くで聞こえる鹿や何かの声に目が覚める。
少し怖くて火を焚いて寝た。

朝は、きちんと5時におこしてくれる鳥がいた。
5時15分に違う鳥が鳴きだす。

早朝は夜露でしっとりしていた。

生きてたね~
なんて冗談を言いながら、夢のような体験がじんわり心を包む。

次は満月を楽しみながらのコーヒーセレモニー&ネイテイブ体験

自然に何が起きようとも乗り越える感覚を養っていきましょう~

鈴虫

2011-08-20 | 心のクリーニング
この音をどう表現したらいいのだろう。

シャーンシャーンでもない。
リーンリーンでもない。

葛城市からやってきた鈴虫。

羽根と羽根をすりあわせて、どうしてこんな美しい音が奏でられるんだろう。
なんていうスケールで表現したらいいのだろう。
小さい鈴虫の演奏は家じゅうに響き渡り空気をきれいにしてくれている。
そんな感じ。

夏休み。昆虫に触れる機会が多かった。

飼っていたバッタのところにかわいらしくみえた、2センチほどのカマキリを入れた。
産まれたてに見えた、そのやわらかい小さいからだ。
動きもかわいらしく見えたのに、
次の瞬間、自分より大きいバッタを食べ始めた。
鳥肌が立った。

ガレージにあったカブトムシの死骸。
小さなアリがそそくさと運び跡形がなくなっていた。

大ネズミが出現して人の子供をさらっていくという。

大津波も多くの命をさらっていってしまった。

この夏。
小さな虫たちの脅威てきな力をまざまざ見せられた。

乗り物が我が家が虫籠に思えてきた。

どうせ生きるなら空気を振動させれるくらいの美しい音を奏でて
地球を鎮めたい。

鈴虫たちも美しい音で地球の怒りを鎮めようと一生懸命に奏でてくれている。
そんな気がする。

人間だけの地球じゃないんだ。


梅本亜祐子




超かっこいい生き方入門第1回そばや藍にて

2011-08-12 | 心のクリーニング
おばさんてなんだ?
どこの言葉で誰が考えついたのか?

いい歳になってくるとやたら、おばさん、おばちゃんと関西では呼ばれるけど
子供はとくにおばちゃんと呼ぶので「おばちゃんな・・・」と話を始めたりするひとは多い。
が、私の周りの子供に関しては
にらみが利いているのか、気を使ってくれているのか、私をおばちゃんとは言わない。
けど、自ら「おばちゃんな・・・」
とつい、言ってしまって、おばちゃんかあ・・・とため息をついてしまう。とほほ・・・

ところが、今日はとっても素敵な1日だったので、女を忘れていた私が女を少し思い出した。そんな気がする。
あまりにも素敵な1日だったので長々と書いてみようっと。

今日は私の背負ってきた見えない重い荷物が解き放たれたそんな日でもあった。
人と比べることはできない荷物の重さだけど、私にとってはとっも重い荷物だった。
ずっと好きに生きてきて、失敗を繰り返しながら、小さい夢だけど、夢を実現してきたんだけど
どこかぎこちなかった。好きなことなのに義務に感じたり、やらされている感に陥ったり。
心から喜べることが少なかった。
ということが分かった。
ということは今日、心から喜べて自然な自分にちかずいていることに気がついたからだ。
この1か月と言えば
八木サロンを北野に移転。
企画していたイベントが私の妙な気使いのせいで延期。
などなど、人生の大転換期と大陥入だった。
この出来事に至るまで
自分の気持ちの葛藤。
コミュニケーションの中から教えてもらうことの深さ。
落ち込むことも
いっぱいあった。

落ち込むというのが曲者で、揺らいだり迷ったり弱ったり、人に変に気を使う。
そのことで私自信のみえない荷物を増やしてきていた。

サロンの移転も終わり、吉野山のUmeno-Ioriもできて
環境は整ってきたものの気持ちの中で何かがくすんでいた。

ところが今日は浴衣を着れる機会をプレゼントしてくれた。
8年ぶりにお袖を通した。
どうも、この浴衣。
着こなせなくてもう1枚の明るい色の浴衣ばかり着ていた。
母に着つけてもらった。
普段ゆっくり話ができない母はこの着つけの時間がお説教タイムとなる。
これがまた、帯を締めるのと同じように締め付けられてきた。
今日も覚悟してたけど
いつもの母と娘の会話とは少しちがった。
今朝の会話は2人の女の会話だった。
絞りの紺の浴衣は今日1番素敵にみえた。
そして8年の年月を思った。
母はさすがプロ。を感じさせる手際、口ぶり、段取りがなんともかっこよかった。
この手際の良さと自分を比べて落ち込んできたことも思い出した。
それにしても今日は話す会話が全く違っていた。
着つけてもらいながら母との葛藤や思い出を思いながら
時間通り着つけてくれて出発した。

ところが車が埃っぽい。
最悪~きれいなはずだったのに。
仕方がないけど、そのままガソリンを入れに行った。
とすると、ガソリンスタンドの几帳面そうなおじさまが
ボンネットを洗ってくれて窓をぴかぴかに磨いてくれた。
なんとお礼を言っていいのやら。

そして素敵な1日をプレゼントしてくれたお二人を迎えに上がった。

お二人を迎えにあがると二人の周りの大切な人たちが見える。
今日の素敵な日は多くの人の許可というか応援というか愛されている感がいっぱいあった。
ありがたいきもちでいっぱいになった。

後部座席に座られた2人はサルサやタンゴの話や学生時代に通っていたジャズバーの話。
心理学、歴史、音楽、文化、映画など世界の話から身近な話し。
私にとって知らないことが多いのに、とても心地いい粋なお話が弾む。
初めて聴くタイトルや地名。

感心しっぱなしで目的地にちかずく。

目指すは狭山。
そばや藍。

狭山には日本最古の貯水池があり龍神伝説で有名。
その近くに手打ちそばの美味しいお店がある。

今日はここでCM撮影。

艶っと光る手打ちそばを吉野の割りばしで食べると一段とうまい!
という一こま。

洒落た二人はそばとお酒がとっても似合って美しい。
なんだか二人をカメラに収めたい。

で、わたしは姿勢が悪くって、美味しいのに美味しそうに見えない。とほほ・・・
浴衣を着ると、所作がよくわかる。
日本人が着物を着なくなって身体性がくずれたと聞いたことを思い出した。
着物を着ると言葉使いや歩き方も意識する。
美しいしぐさを意識する。
一つ一つの所作。
日本の文化って素晴らしい。

なんだか、言い訳せずに美しく生きたい。
そう思った。

日本の文化は素晴らしい。
そう感じさせてもらえるお店とおそばと店主でもあった。

いっぱい心にしみわたる会話や風景があった。
書ききれない。が、DNAにしみわたった。
そしてDNAが満たされてジャンクDNAがよみがえった。

どうも、私は粋には届かずどうも話家さんみたい。
いつになったら、粋な女になれるのか。
くもった気持ちもいつしか晴れて、なりたい自分像を厚かましくも思い描いている私。

文化意識が高くて美しい女性と男性が増えていくとその街ってかっこいい。

そう思わせてくれたお2人プロデュースの超かっこいい生き方入門第1回(CM撮影)となりました!