ハシゴするなんて言葉、日本ぐらいしかないのでは?まぁ良いか。昨日はタイトルのごとく映画をハシゴしました。今週はずっと遊び歩いていたので珍しく業務後、家に直帰。で、親に誘われ、そのままBilly Wilder作「第17収容所 / STALAG17」とティム・バートン作「スリーピー・ホロウ」を鑑賞。ふ、4時間映画でぶっ続けで過ごした暇人だよ、ワタシは。ま、それは良しとして。Billy Wilderは去年かな、確か亡くなられたのは。数々の名作を残してくれた彼は私を映画の世界へと導いてくれた人の一人です、多謝。今回の作品も案の定、白黒一点張り。その名の通り、収容所での話。基本コメディ路線で走る監督ですが、珍しくシリアスな部分も含まれた一品でした。アメリカ兵達がドイツで捕虜になり、収容所で脱走を図るのですが、失敗に終わる、どうやらそこにはスパイがいるらしく、あらかじめ彼らの脱走を密告した者がいる。そのスパイとは誰だってなストーリー。ハラハラどきどきのスリル感もあり、コメディタッチにのんびりと鑑賞出来る部分もあり。いつも思うのは彼の作品、ナレーターの口調がとてもサバサバしていると思うんですけど。昔の映画の特徴? 星★★★。
ティム・バートンの作品は期待していたものより良かったです。前に観た彼の作品「シザーズ・ハンド」だったっけかな、おとぎ話チックに出来上がってたやつ。今回もそんな感じでした。内容としては首狩り連続殺人が起こり、その犯人、真相をジョニー・ディップが扮する刑事(? なにせおとぎの世界だから、この職種が正しいのか分からない。探偵だったかもしれない。)が突き詰めていくというもの。首狩り連続殺人というと、えぐい印象を与えますが、古典的な世界プラスおとぎな世界を想像してもられば、全然観れます。ワタシなんかは「ディズニーっぽいな」と思って観たくらいなんで。にしても、ジョニー・ディップは難癖のある役をなんなくこなしますなぁ~。彼は本当才能あるね。凄い。。。