プラチンブリの風 (第6章) 在留邦人 By Harry H.
HARRYは、前回2006年8月にチョンブリ県シーラチに赴任した時、タイ在日本大使館に在留届を出し、2007年3月に日本に戻るとき、在留届の変更届を出さないままにしていた。その結果、同大使館からは、治安情報やH1N1に関する同報メイルが、日本に帰国後も届いていた。今回、再びタイに来て、バンコク在の日本大使館に対し、住所の変更届を提出した。
外務省より2008年度(10月時点)の海外在留邦人(3か月以上の長期滞在者と永住者)の統計結果が出た。内容を見ると、以下のようになっている。
① 総数は、111万6,993人で、前年から2.9%増加
② 国別では、1.アメリカ:386,328人 2.中国:125,928人
3.オーストラリア:66,371人 4.英国:63,017人
5.ブラジル:60,578人 6.カナダ:50,201人
7.タイ:44,114人
③ 都市別では、1.LOS:64,734人 2.NYC人:49,659人
3.上海人:48,179人 4.バンコク人:32,283人
④ タイでの都・県別では、1.バンコク:32,283人 2.チョンブリ:2,996人 3.チェンマイ:2,284人 5.アユタヤ:836人 7.プーケット:553人 10.プラチンブリ:347人 11.ラヨーン:325人
HARRYAが前回タイに居た2006年10月時点のタイにおける在留邦人は、4万人を超えたところだった。それが今は、10%ほど増えて、44,000人を超えている。やはり日系企業の継続的な進出が続いている結果であろう。東南アジアでは、シンガポールやマレーシアでは、日系企業の駐在員の引き揚げが進んで、在留邦人数が減少しているとのことだ。
前回のベース・キャンプであったシーラチャ(チョンブリ県)には、約3,000人近い日本人がいるが、今回プラチンブリに来る前、日系企業の数(50社前後)からして、日本人は300人前後かなと思っていたのだが、外務省の統計結果としては、347名という数字だ。〆
(右は届出用紙:クリックすれば拡大します)