香港お勧め観光スポット

2014年10月28日 | 香港街歩き

Recommendatory Sightseeing Spots in Hong Kong

香港お勧め観光スポット(市街地編)

とっておきの香港観光案内、あまり知られていないお勧めのスポットも紹介。海外旅行人気ランキングで、香港は相変わらず人気が高く上位になっている。香港のホテルは比較的に高いので、フライトとホテルだけのパックがお得、上手く選べばキャセイパシフィック航空と超一流ペニンシュラホテルのセットで格安なものもある。さて香港でのお楽しみはお買い物と食事だが、フリータイムを少し多くして訪ねて頂きたいお勧めのポイントがいくつかある。見どころいっぱいの人気スポットから隠れた穴場的な存在まで掲載。巻末に香港鉄路有限公司(MTR)の路線図を添付した、交通手段などご質問は、左欄のメッセージ欄から連絡頂ければメールでご返事します。

比較的市内ホテルから近くで短時間に訪ねること出来るスポットと、せめて半日以上の余裕を持ってぜひ訪ねたいスポットと分けて案内します。

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香港ディズニーランド 昴坪360寶蓮禪寺 ランタオ島東涌古堡炮台 三棟屋博物館

半日以上の余裕で出かけたいスポットへ移動 

上窰民族文物館  西貢サイパン船 ランタオ島大澳漁村  香港鐡路(鉄道)博物館

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 比較的に短時間に訪ねること出来るお楽しみスポット

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スターフェリー(天星小輪)

九龍と香港島を結ぶ連絡船がスターフェリーである。30円ほどで乗れる庶民の足として利用されているスターフェリーだが、もう100年以上の歴史がある。初めての人は尖沙咀-中環(セントラル)の便に乗ると良い。夕方にビクトリアピークに上がり、ピークで食事をしながら眼下に広がる夜景を楽しんだあと、映画「慕情」の気分を味わいながらピークトラムで下り、セントラルからスターフェリーで尖沙咀へのコースをお勧めしている。船上から楽しめる夜景は情緒豊かだ。

香港スターフェリー(天星小輪)のアルバム

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 香港路面電車(TRAM)

路面電車を英国ではTRAM(トラム)と呼ぶ。環境問題から世界各国で路面電車が見直されているが、香港トラムは100年以上の歴史がある。時間の余裕があればトラムにぜひ乗って欲しい。お勧めは中環(セントラル)から銅羅湾(コーズウェイベイ)の区間だ。たった2港元(30円ほど)の出費だけで、トラムの車窓から見える風景は香港のたくましさを感じる九龍のネーザンロードとは違って、長く英国に影響受けた香港の歴史に触れることが出来る。

 香港路面電車(TRAM)のアルバム

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100万ドルの香港夜景 夜景観賞の絶好スポット

なんと言っても定番だが香港の夜景は素晴らしい!ツアーコースではビクトリアピークからの夜景を入れているが、お勧めは九龍側からの夜景だ。アンクルサムは何十回と香港を訪ねているが、毎回ここで心地よい風を受けながら夜景を眺めている。MTR尖沙咀(チムサチョイ)駅から歩いて10分程度でポイントに行くことが出来る。ここに尖沙咀プロムナードがあり、写真のような素晴らしい夜景を楽しむことが出来る。

 100万ドルの香港夜景のアルバム

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 黄大仙道教寺院

香港で一番有名な色鮮やかな寺院。香港一のパワースポット、香港の人たちの熱心なお参りの様子を見ると感動すること間違いなし。香港の寺院は派手な赤(幸せ)、緑(平和と永遠)黄(富と力)の色で塗られている。門前には占いの店が並んでいる。市内からはMTR(地下鉄)旺角(モンコック)で乗換えだが20分ほどで、黄大仙駅で降りると目の前にある

 黄大仙道教寺院のページ

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香港寶馬 (沙田)

香港の楽しみ方の一つに香港競馬がある。香港は亜熱帯気候なので、雨が多い7月中旬から9月上旬までは開催されない。競馬開催日にはKCR(九広鉄路)が馬場駅に停まるのでMTR(地下鉄)九龍塘駅でKCRに乗り継げば市内中心部から40分ほどで行けるし、改札口を出たらそこが沙田馬場である。入場料は一般席はHK$10、外国からの旅行者は会員用ゲートでパスポートを提示すれば会員席に入場できる遊客入場証(HK$130)が購入できる。

沙田での開会日は9月から翌年7月までの水曜日と日曜日、この沙田競馬場またはハッピーバレー(跑馬地)競馬場で開かれる。半数以上が沙田で開かれる。下記サイトの日程法で開催日と開催地を香港賽馬會に確認しよう。

アンクルサムの香港賽馬

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九龍寨城公園

悪の巣窟とも言われた歴史包まれた九龍寨城、今は市民の憩いの場となっている。回遊式庭園となっており、静かで綺麗な公園である。家族揃って散歩をしたり、一人で本を読む人、友人たちと語らう老人たち、太極拳を練習する人、観光で訪れた外国人もここではリラックスして時間を過ごしていく。お勧めのスポットだ。MTR「楽富」から聯合道を南へ700m・徒歩10分ほど。

 アンクルサムの九龍寨城公園

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香港歴史博物館 香港故事

MTR尖沙咀(チムサチョイ)駅から歩いて15分程度のところに香港歴史博物館がある。建物も大きいが中味は実物大模型を多く展示、マルチの大画面を駆使した映像展示ありでまことに雄大である。ちょっと時間があるから寄ってみようという気持ちではやめたほうが良い。ざっと展示を見るだけで2時間、10室ある映画上映をもすべて見るなら滞在時間は3~4時間必要である。それだけに十分中味があることは保証する。映画は広東語・普通語(北京語)・英語での繰り返し説明になるが、1階のロビーに日本語音声ガイドの貸し出しが10港元で利用できる。また各展示室に係員がいるが非常に愛想が良く、簡単な日本語を話すことが出来る人が多い。

アンクルサムの香港歴史博物館

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香港海防博物館

MTR港島線・筲箕灣から歩いて20分くらいのところに香港海防博物館がある。本館では600年余りの海防の歴史をその時代ごとに11の展示室で視聴覚的な説明で伝えている。その中に1941年日本軍が侵略した時代にも1室を使っているが極めて客観的に扱われているのに少し驚いた。屋外にも歴史の中で活躍した珍しい戦車なども展示されている。博物館に向かう道中に譚公廟というお寺があるのでこれも訪ねて欲しい。お釈迦様の誕生日のには盛大なお祭りが 譚公廟中心に繰り広げられる。

        アンクルサムの香港海防博物館     譚公廟と譚公誕

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孫中山紀念館 DR SUN YAT-SEN MUSEUM

日本では孫文の名で知られている広州で生まれ香港に学び、偉大な革命家になっていく孫中山。孫文の生誕140年を記念して中環・半山衛城道の歴史ある建物(甘棠第)を当時のままに再現して紀念館として最近オープンした。建物の外観の素晴らしさと重厚さあふれる館内、これだけでも訪れる価値がある。孫文の一生に関わる貴重な資料が、また日本と関わりが深い部分も詳しく展示されている。

アンクルサムの孫中山紀念館

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香港文化博物館

新界・沙田にある香港文化博物館は香港にある博物館では最大級のもの。6つの企画展と6つの常設展の展示があり、内容は素晴らしい。常設展では新界の歴史、広東オペラの紹介があり、徐展堂博士の収集品や趙少昂教授の国画が楽しめる。ダウンタウンからKCRを利用すると30分ほどで行くことが出来る。入場料は10港元。

アンクルサムの香港文化博物館

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山頂纜車 THE PEAK TRAM

ビクトリアピーク(山頂)からの夜景も素晴らしい。一般のツアーで参加するとバスで行程の都合か山頂への行き帰りにバスを使う。しかし山頂に行くのにピークトラムを使わなければ楽しさは半減する。朝7時から深夜0時まで10-15分間隔で運転している。頂上にはピークタワーがありそこから香港夜景が一望出来る。しかし帰りには山頂駅すぐ横に「芬梨徑(FindlayPath)」という小道があるのでそこを少し歩いて欲しい。タワーが出来るまではみんなそこから夜景を眺めたものだった。タワーから見る夜景と違った良い雰囲気がある。そして帰りは午後11時過ぎのトラムで下りて、もう人通りが少なくなった香港の街を散歩して欲しい。昼間と違った香港を発見できる。

 山頂纜車 PEAK TRAM のページ  

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香港藝術館 茶具文物館

尖沙咀、ペニンシュラホテルの向い、香港文化中心と並んで香港藝術館がある。企画展と常設展があり、企画展は別料金(日本ほど高くない)。常設展では1万4千点を超える古代から現代までの収蔵品からテーマを選んで展示している。

写真は藝術館の分館である茶具文物館。香港島の中環・香港公園の一角にある。元英国軍総司令官邸で素晴らしい建物である。

アンクルサムの香港藝術館・茶具文物館

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 警隊博物館

ビクトリアピークを訪ねる予定があれば警隊博物館に寄ってみたい。バスでピークへ行き帰りの途中、警隊博物館前というバス停で降り、バス停から少し登り道を行く。小さな施設だが香港警察は160年を超える歴史が分かる。興味深いのは麻薬犯罪組織との戦い。

アンクルサムの 警隊博物館

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 香港動植物園 Hong Kong Zoological and Botanical Gardens 

香港には美しい公園が多くある。その代表的な存在は香港公園だが、そのすぐ近くにある動植物公園、セントラルから近いが小高い丘にあるのでタクシーが便利。庭園造りの本場、英国の庭師が指導した面影がある美しい公園に、大きな猛獣類はいないが、フラミンゴなど美しい鳥類やワオキツネザルなどがいて楽しく見学できる。温室にはランなどを中心に展示されている。(写真はショウジョウトキ)

 アンクルサムの香港動植物園

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 李鄭屋漢墓博物館 LEI CHENG UK HAN TOMB

MTRの長沙灣站(尖沙咀から6つ目の駅)A3出口を出ると長沙灣道と東京街 (Tonkin Street)の交差点に出る。東京街は街(Street)と言えど片側3車線の広い道路だ。北東に10分ほど歩くと左に「李鄭屋漢墓博物館」が見える。漢墓の発見の経緯は次の通りだ。1953年末に石尾地区で大火(写真・左)があり58,000人が焼け出された。香港政府はこの対策としてこの李鄭屋地区に住宅の建設を始めたが、1955年8月造成工事中に漢墓が発見された。

アンクルサムの李鄭屋漢墓博物館

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1881 HERITAGE 香港・尖沙咀

香港地下鉄荃灣線「尖沙咀」からペニンシュラホテルの隣にあるYMCAを道路を挟んで西側に「1881 ヘリテージ」が、2009年香港の新しい観光名所としてオープンした。歴史ある水上警察本部(前水警総部)と消防署本部(前消防局)がホテルとショッピングモールにリニューアル、ちょっとお洒落な街に変革した。正面の大きな建物が1881年に建設された水警総部・主樓。超高級ホテルとブランドショップがある。いろいろ見ものがあるが、航海する船舶内の時計を補正するための時間球塔(タイムポールタワー)を見学をお勧めする。

アンクルサムの 1881 Heritage と タイムポール

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香港文物探知館 九龍公園

九龍公園の中に香港の歴史や古跡などを展示・案内する施設として、香港文物探知館が2005年10月にスタートした。もともとこの建物そのものが古跡で、1910年英国軍の宿泊施設として建設され使用されていた。1967年に英国軍は香港政府に返還され、1983年から香港歴史博物館として使われていた。後述の「歴史的建造物を訪ねて」にはぜひ事前にここにきて、それぞれの案内を確認するのが良い。日本語は難しいが英語は問題なく通じる。

アンクルサムの香港文物探知館

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MTR路線図

路線図をクリックすると大きな画面で表示

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中環から上環 歩いて歴史的建造物を訪ねてみよう

(香港法定古跡を訪ねてのページです)

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