秩父夜祭 宵宮
秩父夜祭は「日本三大曳山祭り」の一つに数えられている。例年12月2日が宵山(大祭は翌3日)、宵山ならあまり込み合うこともないだろうと出かけた。正午に道の駅ちちぶに駐車。軽食を済ませて秩父神社に向かう。秩父神社での屋台曳き廻し、曳き踊り、秩父神社神楽などをゆっくりと観賞出来た。このような祭りは概ね競い合うケンカまつりと言った感じが想像されるが、秩父夜祭は屋台同士、つまり町同士がお互いに称えあうイメージが伝わってきて、とても気持良い祭りと感じた。
秩父神社 ご本殿の額には「知知夫神社」と記されている。知知夫国の総鎮守ということらしい。社殿正面四面にわたって虎の彫刻がある。左から2つ目は「子宝子育ての虎」で左甚五郎の作と紹介されている。他にも社殿の周りに由緒ある彫刻がある。
宮参り 昼過ぎから町内を練り歩いた屋台は宮参りをする
祭りと子供 昼過ぎから町内を練り歩いた屋台は宮参りをします。
京都祇園祭・飛騨高山祭と並んで日本三大曳山祭の一つと言われている。
秩父夜祭は国指定重要民俗文化財となっている。
宮地屋台 秩父屋台の中では最も古く端正な形、後幕は猩々(しょうじょう)でよく目立つ
本町屋台 後幕に大きなダルマの刺繍があることから達磨の屋台とも言われる
屋台方向転換 男たちがテコを使って屋台を持ち上げ、中央下部にキリン(ジャッキ)を入れて方向転換をする。屋台の重さは12トンから20トン。
前を向いている男衆は達磨と記されているハッピだから本町の男衆
所作 曳き踊り (本町屋台)
上町屋台 大きな屋根が特徴、後幕は鯉の滝登り
秩父神社神楽奉奏 国の重要無形文化財、演目は「根付榊の舞」
上町屋台の曳き踊り 「長唄 藤娘」
秩父神社神楽 釼鍛
中町屋台の方向転換
中町屋台の男衆
中町屋台 曳き踊り 長唄 菊づくし
本町屋台 午後6時から提灯が点けられ屋台が曳き廻しされる
中町屋台
中町屋台が道路の端に、本町屋台が通り過ぎていく、狭い道路での見どころ
祭りだと競い合う形が多いが、秩父夜祭ではお互いに称え合うイメージでとても気持ちが良かった。
祭りの日が雨だと屋台に雨除けのビニールシートが張られてなので美しさが半減する。今年も良いお天気で秩父夜祭が・・・と願っている。
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