茂手木さんの旅日記

2014年10月23日 | 海外にお出かけ

 

 茂手木さんの旅日記 

 茂手木良夫さんは1935年生だからアンクルサムより7歳年上になる。山梨県出身で山梨大学卒業後、三菱電機(名古屋)に入社され、名古屋・大阪・台湾・東京とFA機器マーケティングの要職を勤められた。アンクルサムは大阪と東京で大変お世話になった大先輩で、もう30年以上のお付き合い、今も現役時代と同じようにいろいろとアドバイスを頂戴している。よく吟味されて充実した世界の旅をされているので、そのうちのいくつかをアンクルサムの散歩に寄稿頂いた。ぜひ旅の参考にご覧ください。

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    神秘の国 ペルー旅行記

地球の反対側に我々と同じ蒙古斑の人たちが居り、その先祖たちはマチュピチュという「インカの失われた都」・「空中都市」を作り、ペルー南部の「ナスカ」では、荒涼とした大地に約30の地上絵と700本を超える直線を刻んだ。両者に共通する言葉は 「謎」。その謎に誘われ、NHKの “行ってみたい世界遺産” でマチュピチュがNo.1になったこともあり、古希を迎え体力のあるうちに思い切って行こうと仲間7人で、06年3月3日発のJTBパック旅行「ペルー世界遺産紀行10日間」に参加した ・・・・・

      ペルー旅行記  By Yoshio Motegi

      神秘の国 ペルー紀行 (写真集)

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     チベット秘境の旅

  「世界の屋根」・「秘境チベット」というと、「鳥葬の国」としてしか知らなかった私には「文化のつるところ」で、この地球で取り残された「最後の秘境」のイメージが強かった。そのチベットに05年7月に黄龍・九寨溝に続いて古希に近い13人で行ったチベットの歴史: 政治や宗教については多くの文献を参照して頂くとして、青い空・白い雲、ちょっと上り道を歩くと高度のために息苦しくなるが、世界文化遺産の「ポダラ宮」とラマ教(チベット密教)の遺跡に驚きと感激をし、そして素朴なチベット民族の ・・・・・

     チベット秘境の旅 By Yoshio Motegi

      チベット秘境の旅  (写真集)

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     ロシア世界遺産紀行

 4月上旬にパリでルーブルを、帰国後に上野でプラド展を見て、エルミタージュに行くならこの時期だなぁと漠然と思っていた。笠間市出身の山下リンのイコンもサンクトペテルスブルグの教会で見られるかもしれないと思い、ロシア旅行の資料を調べだして、個人旅行ではビザ取るのが難しいと判断し、旅行会社のパック旅行に参加することにした。選んだ条件は ①モスクワ近郊の「黄金の環」 ②ロシア歴史発祥の地「ノヴゴロド」を廻り ③ペテルブルグ3泊以上 ④スケジュールがゆったりして、出来ればJALで9泊以上である。当初7月になってからと思っていたが ・・・・・

   ロシア世界遺産紀行   By Yoshio Motegi

    ロシア世界遺産紀行  (写真集)

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  “ちょっと贅沢な上海・蘇州4日間の旅

このコースを選んだ理由は、デラックスホテル(上海は和平飯店)に泊まる、ライトアップされた外灘を見る、和平飯店のオールドジャズバンドの懐かしい曲を聴く、お土産屋に行かない、朝は9時スタートでゆっくりな行程、帰国日は14時までフリー。

上海・江南水郷巡りは昨年7月に出かけたが、お土産屋に行く時間が多く、ナイトクルーズは良かったけれど、ライトアップされた外灘(バンド)は散歩できなかったし、フリータイムも無かった。「上海は春がいい」と聞いていたし、今回は何と言ってもオールドジャズバンド(老年爵士楽隊)が聞ける「和平飯店」に2連泊するのがポイントだった。  ・・・・・

     ちょっと贅沢な上海・蘇州4日間の旅

     ちょっと贅沢な上海・蘇州4日間の旅 (続編)

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   癒しの島 台湾・台北旅行記 

 “台湾”と聞いただけで血が騒ぐ。現役時代の昭和52年3月下旬から55年8月まで「台北駐在員」として、家族共々生活して以来、家内になんと謗られようと、マイレージが溜まると台湾に行きたくて、居てもたってもいられなくなる困った性分である。3年越しの「故宮博物院」の改装がようやく終わったので、友人に声をかけ奥様6名を含めて15名で出かけることになった。今回の旅行のコンセプトは ① 故宮を2日間に分けてじっくり見る ② 豪華ホテルに泊まる ③ 美味しい豪華な食事をする ④ 台北郊外を1日散策する ⑤ 日本統治時代の記念碑も見る である。旅行社はジャルパックにお願いしたが、行程やホテルは全てこちらで決めた。出発日は春節(2月18日)の飾りも見られる2月10日から14日にした。この時期にしては珍しく、雨が多い基隆や ・・・・・

     癒しの島 台湾・台北旅行記 BY 茂手木良夫

     癒しの島 台湾・台北旅行記 (写真集)

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     黄龍・五彩池

8時30分にバスに乗り込み、黄龍国家重点風景名勝区(世界自然遺産)に向かう。途中標高3,800m地点で休憩、高山植物の写真を撮ったりする。バスの中で携帯型酸素ボンベ(写真左・50元≒¥700)の車内販売があった。我々一行13人のうち4人ほどが買ったが、他の人達は問題なし。11時頃黄龍入口ゲート(標高3,198m)を通ってウォーキング開始。登りは大変きつく50m歩くともう休みたくなるが、我慢して歩くこと30分、最初の見所・迎賓彩池(Welcome Ponds)に着く。さらに1時間ほど歩いたところで持参のお弁当を食べる。あとは適宜、池が見えるところで休み、酸素ボンベを吸いながら約1時間歩いて目的地 「五彩池」 に着く。実に素晴らしい!ここまで苦労して登ってきた甲斐があった。

      黄龍(Huanglong)・五彩池 By Yoshio Motegi

      黄龍(Huanglong)・五彩池 (写真集)

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王宮とワット・アルン

2014年09月29日 | 海外にお出かけ

バンコク観光 ワット・アルンと王宮

バンコック市内観光での目玉はなんと言っても王宮とワット・アルン(暁の寺)だ。上の写真はワット・アルン、ティアン桟橋からチャオプヤ川を渡し舟で渡るとそこはワット・アルン。日本では三島由紀夫の「暁の寺」の舞台としても有名になった。
下の写真は王宮にあるチャックリー・マハー・プサート宮殿。ここでは衛兵と並んで写真が撮れます。王宮にはエメラルド寺院もあります。

 

 

 

 

 

 

王宮 (Grand Palace)

王宮 (Grand Palace) はバンコック観光で一番価値があります。現王朝の創始者ラマ1世がバンコクを王都と定め、1782年この地に王宮を建設した。その後歴代の王によって建てられた宮殿からなり、いずれもルネサンス風タイ建築の粋を集めている。その敷地は約20万平方メートルにもなり、エメラルド寺院もこの敷地内にある。正面の門は王宮から出口でまず正面門左手よりエメラルド寺院に入る。中は一方通行になっており最後は正面出口より出てくる。

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回廊
エメラルド寺院はラマキエン物語で描かれた回廊に囲まれている。ラマキエンは古代インド叙事詩「ラマヤナ」のタイ版で、ラマ王子の美しい妃が誘拐されてトッサカン王との間に繰り広げられる戦いの物語。いくつかのエピソードが描かれており、最後に王子が勝利を得る場面は宮殿に続く門あたりにある。

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エメラルド寺院に入るとまず目に付くのが北側テラスにある黄金色の仏塔(プラ・スイ・ラッタナ・チェディ)で仏舎利が安置されている。右隣のピラミッド状に層を重ねる経堂はプラ・モンドップで三蔵経トリピタカが納められている。プラ・モンドップの北側にはラマ4世によって作られたアンコールワットの模型がある。

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ロイヤルパンテオン

ラマ1世から8世までの彫像が安置されているプラサート・プラテープ・ビドーン(ロイヤルパンテオン)。屋根を重ねるタイ様式の建物と玉蜀黍形のクメール様式の仏塔からなり、クメール王朝文化の影響がうかがえる。内部は公開されていない。

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ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)

王室専用の礼拝堂を持つ最高位の寺院。本堂にエメラルド仏を祀っていることから、「エメラルド寺院」と呼ばれている。 アユタヤ様式の本堂は、ラマ1世が1784年建立したものである。

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エメラルド仏
エメラルド仏はタイ国の本尊で仏陀の信者は毎日のように参拝する。(タイ人は入場無料) エメラルド仏はエメラルドではなく緑色翡翠で彫られ横幅48cm、高さ66cmである。年3回暑季、雨季、乾季の変わり目に王自らの手で衣替えをする。室内は撮影禁止、この写真は外部からISOを上げて撮ったもの。

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ボロム・ピマーン殿 (左)
ラマ4世が即位したとき王宮の東側にこの宮殿を建てボロム・ピマーン殿と名付けた。ラマ5世、6世が改築して現在のものになった。今は迎賓館として使われている。

チャックリー・マハー・プサート宮殿 (右)
ラマ5世により建てられ1882年のバンコック王朝100年祭に完成した王宮の中でももっとも豪華な宮殿。ヨーロッパに留学していたせいか西洋建築だが屋根はタイ様式。ラマ8世までここに住んでいた。

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1バーツ硬貨
王宮に入ってすぐのところ、北側テラスのプラ・スイー・ラッタナ・チューディーなど3つの塔が見える。ここは記念写真の絶好ポイント。1バーツ硬貨を見るとこの風景が描かれている。5バーツ硬貨は大理石寺院。

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ワット・アルン(暁の寺)

ティアン桟橋からチャオプヤ川を渡し舟で渡るとそこはワット・アルン。日本では三島由紀夫の「暁の寺」の舞台としても有名になった。

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ビルマ軍によりアユタヤ王朝崩壊したあとの戦乱で世を制したタクシン将軍がチャオプラヤ川西のトンブリを都としてトンブリ王朝の初代国王となり、このワットを建てた。75mの大塔を30mの小塔が囲んでいる。

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塔には色鮮やかな細かい陶器やタイルが埋め込まれていて光を浴びると美しく輝きます。訪れるのは午前中がベスト。写真は建物を支えている夜叉たちです。遠くから眺めて良し、近くで観察するも良しのワット・アルンです。

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シンガポール動物園

2014年09月29日 | 海外にお出かけ

シンガポール動物園 SINGAPORE ZOO

家族連れでシンガポールに行ったならお勧めは市内から少し外れているけど、シンガポール動物園とジュロン・バードパーク。シンガポール動物園は島北部にあってオーチャードロードあたりからだとタクシーで30分(2000円ちょっと)、バードパークは島西部で距離は同じくらい。一般の観光コースで入っていないのは園内が広く駆け足でも見学しても2時間くらいでは回れないからである。暑さに我慢できれば最低半日くらい時間をかけて欲しい。それだけの価値は十分にある。この動物園の最大の特徴は Open Concept 、つまり出来るだけ柵や檻を無くして動物との距離を縮めている。もちろん危険な動物とは小川などで安全性が確保されているが上手く植物などを利用して距離感を感じさせない。動物ショーも沢山あってアナウンスは英語だけど英語が分からない人でも十分に楽しめる。ちょっとおしゃれなレストランもあり、オーバーに表現すればまる一日でも滞在できる雰囲気だ。

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市内中心部からタクシーで30分ほど北にあり、この動物園の特徴は柵や檻のかわりに小さな川や植物などが使われ、熱帯ジャングルに放し飼いになっているような感じで見物が出来る。園の敷地は28ha、動物は400種2900頭の動物がいて、楽しいショーもいっぱいあってほぼ半日は充分に楽しめる。ごく一部ですが園内の動物たちを紹介します。

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世界遺産 アユタヤ

2014年09月29日 | 海外にお出かけ

世界文化遺産 アユタヤ遺産

バンコックから北へ80kmのところにアユタヤ遺跡がある。1351年から400年間アユタヤ王朝はナーライ王時代にはラオス・カンボジアの一部を領地にするほど栄えたが1767年宿敵ビルマ(現ミャンマー)の攻撃を受け消滅、アユタヤは徹底的に破壊された。14~17世紀と比較的に新しい時代に建てられたにもかかわらず宮殿なども基礎の煉瓦を残すのみとなった。写真はワット・プラ・マハタート、高さ44mあった仏塔はご覧のように基盤を残すのみとなっている。

バンコックからクルーズでアユタヤ遺跡へ

水の都バンコックからチャオプラヤ川まで4時間ほどのクルーズ。着いたところは1991年世界文化遺産になったアユタヤ。アルバムではクルーズの様子、バンパイン宮殿、ワット・プラ・マハート、ワット・プラ・シー・サンペット、ワット・ロカヤ・スターなどを紹介します。
写真はワット・プラ・シー・サンペット、1491年に建てられた王族の守護寺院。3つの仏塔には、ラーマティボディ2世とその父と兄の遺骨が納められています。この寺院も1767年ビルマ軍に破壊されました。

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朝8時過ぎオリエンタルホテル近くの桟橋から比較的大きなきれいなボートで出発。

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船内は2層になっておりこれは屋上デッキ。少し暑いが眺めは最高、いくつもの橋の下を通るその度に船員が頭を下げるように注意しにくる。本当にスレスレ状態でちょっとスリリングである。ドイツからの観光客といっしょになったが英語が喋れる人が少ないのにはびっくりした。

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9時にコーヒーブレーク、そして11時にはランチが用意される。ブッフェスタイルでタイ料理である。

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暁の寺 ワット・アルン (ワット・アルンラーチャワラーラーム)

出船してからまもなく左側に暁の寺が見えてくる。ワルンは寺院、アルンは暁という意味。

アンクルサムの「王宮とワット・アルン」

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チャオプラヤ川には水上生活している人がたくさんいる。クルージングではこのような風景が見られる。年配の婦人が腰まで水に浸かり洗濯をしているのだろうか。

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バンパイン宮殿  PHRA THUNANG AISAWAN THIPHTA-ART

プラサート・トーン王がチャオプラヤ川に浮かぶバンパイン島にこの僧院を建てました。

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アユタヤー王朝のプラサート・トーン王が,夏の離宮として建てた宮殿、歴代の王がここで夏を過ごしましたことから夏の宮殿と呼ばれる。王朝が滅びたあとラマ4世・5世が再建して再び夏の離宮として使われるようになり、現在は王室のレセプション会場として使用されている。庭園の中には欧州や中国風建築物があり時間をかけて回りたい。

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ワット・プラ・マハタート (アユタヤ)

アユタヤ王朝はここを都として1351年より1767年まで栄えた王朝。 35代にわたって続いたアユタヤ王朝も1767年ビルマ軍によって破壊滅亡した。この侵攻により廃虚となったが1991年ユネスコ世界文化遺産となった。アユタヤ王朝時代には高さ44mの大きな仏塔があって重要な寺院になっていた。今ではその基礎を残すのみになっている。

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ワット・プラ・マハタート
アユタヤ王朝を徹底的に破壊したビルマ軍は宝物ばかりか仏像の頭をことごとく持ち去った。仏像の頭には宝物が入っていたからという説もあるが何とも悲しい話である。

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ワット・プラ・マハタート
ここで一番有名な木の根に挟まった仏像の頭、何とも気味が悪い。

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ワット・プラ・シー・サンペットの王宮跡
柱だけが見えるのは表紙の大きな3つの仏塔、ワット・プラ・シー・サンペットの隣にあるアユタヤ王朝の王宮跡。

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ワット・プラ・モンコン・ボピット (左)
ワット・プラ・シー・サンペットのすぐ隣にある寺院、この寺院もビルマ軍によって破壊されたが1956年にラマ5世がビルマからの寄付も受けて再建した。

ワット・プラ・モンコン・ボピット (右)
この寺院の中に17mのタイで最大の仏像(がブロンズ)がある。 ラマ5世が1951年再建したとき小さな仏像が何百も出て きた。

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ワット・ロカヤ・スター ( ワット・ローカヤスターラーム  )
アユタヤには2つの涅槃仏がありますがこれはワット・ロカヤ・スター。人物との比較で大きさが分かりますが高さ5m、全長28m。涅槃仏にかけられたオレンジ色の僧衣の大きさにもびっくりします。

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黄龍 五彩池

2014年09月29日 | 海外にお出かけ

黄龍国家重点風景名勝地 (1992年世界遺産)

2005年7月、三菱電機で同期だった友人たち13人(うち2人は夫人)と「黄龍国家重点風景名勝地(1992年世界遺産)に旅行した。成都を7時台の飛行機で発ち8時過ぎに黄龍空港(3,400m)に着き、バスで1時間半、11時に黄龍ゲート(3,198m)に着き、ここから五彩池(3,650m)まで往復8kmを5時間で歩いた。生憎今にも降りそうな天気だったが途中の景色も良く見られ、五彩池の素晴らしい景色を堪能出来た。写真は福井君の労作を借用した。  (茂手木良夫)

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黄龍ゲート広場の標識と地図

ゲート広場にある標識は高度や経度緯度が書いてある。ゲートを入ると歩くルートの掲示板があるが無くても迷うことは無い。右の地図は四川省中国旅行社のHPから借用した。食堂はなく、黄龍後寺・五彩池に飲み物とパンを売っているだけなので弁当を持参する必要がある。ゴミ箱は無いので持ち帰ること。

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黄龍ゲート

ここから歩く。道は上り下りともよく整備され、一人でも迷うこともなく歩ける。湖沼や滝は上りでしか見られない(観光客が多い時期はそれぞれ一方通行とのこと)。駕籠(往復220元=¥3,000)もあるが、距離の短い下り道を行き(途中の景色が見られない)、駕籠が狭く傾斜があり、且つ担ぎ手がお客などそっちのけで急ぐので乗るのも苦しそうだ。最近ロープウエイが開設された由。

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迎賓彩池 WELCOME PONDS

小さな花など見ながら歩き出して約30分、最初の見所「迎賓彩池」に着く。エメラルドグリーンの湖沼がきれいだ。

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迎賓彩池 Welcome Ponds

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飛瀑流輝 CALCAREOUS WATERFALL

更に上ると、鍾乳洞を露出した景色になり、この地の名前の謂れの通り、黄金に輝く龍の鱗のような鮮やかな岩肌が連なる。整備された道の処々に数人が休める休憩所あり、持参した弁当を食べる。リスが人馴れしているのかすぐ近くまで来た。

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争艶彩池 明鏡倒映池

争艶彩池(GLAMOUROUS POOL)と明鏡倒映池(MIRROR PONDS)
高地の上りは苦しいが、疲れた頃に綺麗な湖沼が見える。一休みして、持参の酸素ボンベを吸う。携帯酸素ボンベは黄龍の街で50元で売っている。我々の仲間は酸素ボンベなど要らない人が多かった)
左下の黄龍後寺は黄龍の神様(黄龍真人)を祭っている。あと200mで五彩池に着く。

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五彩池 MULTI-COLORED PONDS

季節・時間・天候により変化するようだが、ご覧の通り素晴らしい景色で疲れが吹っ飛んでしまう。

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五彩池 MULTI-COLORED PONDS

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五彩池 MULTI-COLORED PONDS

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黄龍から九寨溝へ

雨にはならなかったが曇天で途中の景色を十分に楽しむことは出来なかった。黄龍の主峰・玉翠山(5,100m)も見えず。左下はヤク。(ウシ科の哺乳類、標高4,000mのチベットやカシミールの高所に群れをつくって住む、夏は高所で過ごし冬場は低地に移動する。野生のヤクは数が少なく、絶滅危惧種となっている)

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茂手木さんが訪ねた黄龍(Huanglong)・五彩池は通常のパック旅行ではなく、成田-上海ー成都の往復は別途手配、成都からツアーを組まれたと聞いた。このレポートは下記のサイトで日程など詳しく書かれている。

黄龍(Huanglong)・五彩池 By Yoshio Motegi

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