世界遺産 アユタヤ

2014年09月29日 | 海外にお出かけ

世界文化遺産 アユタヤ遺産

バンコックから北へ80kmのところにアユタヤ遺跡がある。1351年から400年間アユタヤ王朝はナーライ王時代にはラオス・カンボジアの一部を領地にするほど栄えたが1767年宿敵ビルマ(現ミャンマー)の攻撃を受け消滅、アユタヤは徹底的に破壊された。14~17世紀と比較的に新しい時代に建てられたにもかかわらず宮殿なども基礎の煉瓦を残すのみとなった。写真はワット・プラ・マハタート、高さ44mあった仏塔はご覧のように基盤を残すのみとなっている。

バンコックからクルーズでアユタヤ遺跡へ

水の都バンコックからチャオプラヤ川まで4時間ほどのクルーズ。着いたところは1991年世界文化遺産になったアユタヤ。アルバムではクルーズの様子、バンパイン宮殿、ワット・プラ・マハート、ワット・プラ・シー・サンペット、ワット・ロカヤ・スターなどを紹介します。
写真はワット・プラ・シー・サンペット、1491年に建てられた王族の守護寺院。3つの仏塔には、ラーマティボディ2世とその父と兄の遺骨が納められています。この寺院も1767年ビルマ軍に破壊されました。

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朝8時過ぎオリエンタルホテル近くの桟橋から比較的大きなきれいなボートで出発。

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船内は2層になっておりこれは屋上デッキ。少し暑いが眺めは最高、いくつもの橋の下を通るその度に船員が頭を下げるように注意しにくる。本当にスレスレ状態でちょっとスリリングである。ドイツからの観光客といっしょになったが英語が喋れる人が少ないのにはびっくりした。

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9時にコーヒーブレーク、そして11時にはランチが用意される。ブッフェスタイルでタイ料理である。

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暁の寺 ワット・アルン (ワット・アルンラーチャワラーラーム)

出船してからまもなく左側に暁の寺が見えてくる。ワルンは寺院、アルンは暁という意味。

アンクルサムの「王宮とワット・アルン」

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チャオプラヤ川には水上生活している人がたくさんいる。クルージングではこのような風景が見られる。年配の婦人が腰まで水に浸かり洗濯をしているのだろうか。

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バンパイン宮殿  PHRA THUNANG AISAWAN THIPHTA-ART

プラサート・トーン王がチャオプラヤ川に浮かぶバンパイン島にこの僧院を建てました。

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アユタヤー王朝のプラサート・トーン王が,夏の離宮として建てた宮殿、歴代の王がここで夏を過ごしましたことから夏の宮殿と呼ばれる。王朝が滅びたあとラマ4世・5世が再建して再び夏の離宮として使われるようになり、現在は王室のレセプション会場として使用されている。庭園の中には欧州や中国風建築物があり時間をかけて回りたい。

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ワット・プラ・マハタート (アユタヤ)

アユタヤ王朝はここを都として1351年より1767年まで栄えた王朝。 35代にわたって続いたアユタヤ王朝も1767年ビルマ軍によって破壊滅亡した。この侵攻により廃虚となったが1991年ユネスコ世界文化遺産となった。アユタヤ王朝時代には高さ44mの大きな仏塔があって重要な寺院になっていた。今ではその基礎を残すのみになっている。

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ワット・プラ・マハタート
アユタヤ王朝を徹底的に破壊したビルマ軍は宝物ばかりか仏像の頭をことごとく持ち去った。仏像の頭には宝物が入っていたからという説もあるが何とも悲しい話である。

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ワット・プラ・マハタート
ここで一番有名な木の根に挟まった仏像の頭、何とも気味が悪い。

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ワット・プラ・シー・サンペットの王宮跡
柱だけが見えるのは表紙の大きな3つの仏塔、ワット・プラ・シー・サンペットの隣にあるアユタヤ王朝の王宮跡。

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ワット・プラ・モンコン・ボピット (左)
ワット・プラ・シー・サンペットのすぐ隣にある寺院、この寺院もビルマ軍によって破壊されたが1956年にラマ5世がビルマからの寄付も受けて再建した。

ワット・プラ・モンコン・ボピット (右)
この寺院の中に17mのタイで最大の仏像(がブロンズ)がある。 ラマ5世が1951年再建したとき小さな仏像が何百も出て きた。

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ワット・ロカヤ・スター ( ワット・ローカヤスターラーム  )
アユタヤには2つの涅槃仏がありますがこれはワット・ロカヤ・スター。人物との比較で大きさが分かりますが高さ5m、全長28m。涅槃仏にかけられたオレンジ色の僧衣の大きさにもびっくりします。

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