王宮とワット・アルン

2014年09月29日 | 海外にお出かけ

バンコク観光 ワット・アルンと王宮

バンコック市内観光での目玉はなんと言っても王宮とワット・アルン(暁の寺)だ。上の写真はワット・アルン、ティアン桟橋からチャオプヤ川を渡し舟で渡るとそこはワット・アルン。日本では三島由紀夫の「暁の寺」の舞台としても有名になった。
下の写真は王宮にあるチャックリー・マハー・プサート宮殿。ここでは衛兵と並んで写真が撮れます。王宮にはエメラルド寺院もあります。

 

 

 

 

 

 

王宮 (Grand Palace)

王宮 (Grand Palace) はバンコック観光で一番価値があります。現王朝の創始者ラマ1世がバンコクを王都と定め、1782年この地に王宮を建設した。その後歴代の王によって建てられた宮殿からなり、いずれもルネサンス風タイ建築の粋を集めている。その敷地は約20万平方メートルにもなり、エメラルド寺院もこの敷地内にある。正面の門は王宮から出口でまず正面門左手よりエメラルド寺院に入る。中は一方通行になっており最後は正面出口より出てくる。

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回廊
エメラルド寺院はラマキエン物語で描かれた回廊に囲まれている。ラマキエンは古代インド叙事詩「ラマヤナ」のタイ版で、ラマ王子の美しい妃が誘拐されてトッサカン王との間に繰り広げられる戦いの物語。いくつかのエピソードが描かれており、最後に王子が勝利を得る場面は宮殿に続く門あたりにある。

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エメラルド寺院に入るとまず目に付くのが北側テラスにある黄金色の仏塔(プラ・スイ・ラッタナ・チェディ)で仏舎利が安置されている。右隣のピラミッド状に層を重ねる経堂はプラ・モンドップで三蔵経トリピタカが納められている。プラ・モンドップの北側にはラマ4世によって作られたアンコールワットの模型がある。

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ロイヤルパンテオン

ラマ1世から8世までの彫像が安置されているプラサート・プラテープ・ビドーン(ロイヤルパンテオン)。屋根を重ねるタイ様式の建物と玉蜀黍形のクメール様式の仏塔からなり、クメール王朝文化の影響がうかがえる。内部は公開されていない。

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ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)

王室専用の礼拝堂を持つ最高位の寺院。本堂にエメラルド仏を祀っていることから、「エメラルド寺院」と呼ばれている。 アユタヤ様式の本堂は、ラマ1世が1784年建立したものである。

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エメラルド仏
エメラルド仏はタイ国の本尊で仏陀の信者は毎日のように参拝する。(タイ人は入場無料) エメラルド仏はエメラルドではなく緑色翡翠で彫られ横幅48cm、高さ66cmである。年3回暑季、雨季、乾季の変わり目に王自らの手で衣替えをする。室内は撮影禁止、この写真は外部からISOを上げて撮ったもの。

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ボロム・ピマーン殿 (左)
ラマ4世が即位したとき王宮の東側にこの宮殿を建てボロム・ピマーン殿と名付けた。ラマ5世、6世が改築して現在のものになった。今は迎賓館として使われている。

チャックリー・マハー・プサート宮殿 (右)
ラマ5世により建てられ1882年のバンコック王朝100年祭に完成した王宮の中でももっとも豪華な宮殿。ヨーロッパに留学していたせいか西洋建築だが屋根はタイ様式。ラマ8世までここに住んでいた。

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1バーツ硬貨
王宮に入ってすぐのところ、北側テラスのプラ・スイー・ラッタナ・チューディーなど3つの塔が見える。ここは記念写真の絶好ポイント。1バーツ硬貨を見るとこの風景が描かれている。5バーツ硬貨は大理石寺院。

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ワット・アルン(暁の寺)

ティアン桟橋からチャオプヤ川を渡し舟で渡るとそこはワット・アルン。日本では三島由紀夫の「暁の寺」の舞台としても有名になった。

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ビルマ軍によりアユタヤ王朝崩壊したあとの戦乱で世を制したタクシン将軍がチャオプラヤ川西のトンブリを都としてトンブリ王朝の初代国王となり、このワットを建てた。75mの大塔を30mの小塔が囲んでいる。

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塔には色鮮やかな細かい陶器やタイルが埋め込まれていて光を浴びると美しく輝きます。訪れるのは午前中がベスト。写真は建物を支えている夜叉たちです。遠くから眺めて良し、近くで観察するも良しのワット・アルンです。

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