黄龍 五彩池

2014年09月29日 | 海外にお出かけ

黄龍国家重点風景名勝地 (1992年世界遺産)

2005年7月、三菱電機で同期だった友人たち13人(うち2人は夫人)と「黄龍国家重点風景名勝地(1992年世界遺産)に旅行した。成都を7時台の飛行機で発ち8時過ぎに黄龍空港(3,400m)に着き、バスで1時間半、11時に黄龍ゲート(3,198m)に着き、ここから五彩池(3,650m)まで往復8kmを5時間で歩いた。生憎今にも降りそうな天気だったが途中の景色も良く見られ、五彩池の素晴らしい景色を堪能出来た。写真は福井君の労作を借用した。  (茂手木良夫)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黄龍ゲート広場の標識と地図

ゲート広場にある標識は高度や経度緯度が書いてある。ゲートを入ると歩くルートの掲示板があるが無くても迷うことは無い。右の地図は四川省中国旅行社のHPから借用した。食堂はなく、黄龍後寺・五彩池に飲み物とパンを売っているだけなので弁当を持参する必要がある。ゴミ箱は無いので持ち帰ること。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黄龍ゲート

ここから歩く。道は上り下りともよく整備され、一人でも迷うこともなく歩ける。湖沼や滝は上りでしか見られない(観光客が多い時期はそれぞれ一方通行とのこと)。駕籠(往復220元=¥3,000)もあるが、距離の短い下り道を行き(途中の景色が見られない)、駕籠が狭く傾斜があり、且つ担ぎ手がお客などそっちのけで急ぐので乗るのも苦しそうだ。最近ロープウエイが開設された由。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

迎賓彩池 WELCOME PONDS

小さな花など見ながら歩き出して約30分、最初の見所「迎賓彩池」に着く。エメラルドグリーンの湖沼がきれいだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

迎賓彩池 Welcome Ponds

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

飛瀑流輝 CALCAREOUS WATERFALL

更に上ると、鍾乳洞を露出した景色になり、この地の名前の謂れの通り、黄金に輝く龍の鱗のような鮮やかな岩肌が連なる。整備された道の処々に数人が休める休憩所あり、持参した弁当を食べる。リスが人馴れしているのかすぐ近くまで来た。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

争艶彩池 明鏡倒映池

争艶彩池(GLAMOUROUS POOL)と明鏡倒映池(MIRROR PONDS)
高地の上りは苦しいが、疲れた頃に綺麗な湖沼が見える。一休みして、持参の酸素ボンベを吸う。携帯酸素ボンベは黄龍の街で50元で売っている。我々の仲間は酸素ボンベなど要らない人が多かった)
左下の黄龍後寺は黄龍の神様(黄龍真人)を祭っている。あと200mで五彩池に着く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

五彩池 MULTI-COLORED PONDS

季節・時間・天候により変化するようだが、ご覧の通り素晴らしい景色で疲れが吹っ飛んでしまう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

五彩池 MULTI-COLORED PONDS

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

五彩池 MULTI-COLORED PONDS

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黄龍から九寨溝へ

雨にはならなかったが曇天で途中の景色を十分に楽しむことは出来なかった。黄龍の主峰・玉翠山(5,100m)も見えず。左下はヤク。(ウシ科の哺乳類、標高4,000mのチベットやカシミールの高所に群れをつくって住む、夏は高所で過ごし冬場は低地に移動する。野生のヤクは数が少なく、絶滅危惧種となっている)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

茂手木さんが訪ねた黄龍(Huanglong)・五彩池は通常のパック旅行ではなく、成田-上海ー成都の往復は別途手配、成都からツアーを組まれたと聞いた。このレポートは下記のサイトで日程など詳しく書かれている。

黄龍(Huanglong)・五彩池 By Yoshio Motegi

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿