苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2010年10月10日 【東六甲縦走路】其の一

2010-10-12 | 六甲エリア
六甲山(六甲山系)は、日曜祝日は言わずもがな、
平日にいたっても登山者・ハイカーの途絶えることの無い山です。
風雨に弱い花崗岩の地質は、
その特性から、起伏に富んだコースを作り出しています。
嫌気のさすような急坂もあれば、クマザサの茂る平たんな道、
両手両足を使わなければ進めないような岩壁まで、
繁華な市街地から気軽に登ることができるわりに、充分な達成感・満足感を与えてくれます。

我が家も、このごろは六甲の魔力に取り付かれつつあるのかもしれません。
この日も、
東お多福山登山口バス停から蛇谷北山を経由して六甲縦走路へと入り、大平山、JR宝塚駅へと向かいました。

東お多福山登山口バス停~北山~石宝殿~大平山~JR宝塚駅





8時58分
JR芦屋駅南口より「芦屋ハイランド行き(奥池経由)」バスに乗ります。
実は北口から普通に乗れば良かったんですが、南口出発と思い込んでいました。


9時17分 東お多福山登山口バス停

バス停から道路を北西へと歩きます。













ヤシャブシ















この分岐を左、奥の方に登山道入り口が見えます。













バス停から5分、登山道へと進みます。


















ユウガギク















フサフジウツギ(学名:Buddleja davidii)

ボリュームがあり、園芸品種のような感じの花です。











かわいらしいホコリタケたち。
この日は雨後ということもあり、キノコ観察のタイミングとして最高です。
それでも、六甲でのキノコ探しはなかなか難しく、
カメレオンのようにキノコを探しながらの山歩きとなりました。














偉そうに言っていても、ほとんどのキノコが同定出来ずに終わります。
ただ、森の中のキノコの存在が、とにかく大好きです。
















なんか美味そうですね。ヒラタケかな?



















さてさて、バス停から30分歩いてきました。
















北山への道標に従い、山の中へと入ります。

















































なるほど、石宝殿とやらがあるんですね。


















なんだろー、このキノコ。真っ白で奇麗だぁ~。

















サルノコシカケの仲間かな?





















9時50分頃、急な石の階段など、とにかく急な上りです。


















10時05分のumeboc


10時頃、一旦上りは終了し、展望の良い平たんな道を歩きました。















展望の開けていた場所から10分ほど進むと、道が二またに分かれています。
左へと進むと、北山山頂へたどり着きます。


































10時20分 蛇谷北山山頂

あぁ・・・苦しい道のりでした。
キノコや野草に夢中になっている隙に、うめ子はどんどん先へと進んでしまいます。
1人で自然観察に来たような気分にさせられました。

湿度の高い森の中は、森が生きているように感じることができ、体の奥まで気持ちが良いです。
森最高っ!って気分にさせてくれます。

でも、うめ子に置いていかれるさみしさもちょっと感じます。
目的に向かってひたむきに頑張る人では無い、
好奇心に任せてフラフラと、ボクはバックパッカータイプなのかなぁ・・・
などと考えながら、うめ子の後を追いかけます。


















東お多福山近辺は特にクマザサが多い地域です。



















急な下りもあります。













10時26分、分岐を右へ。



10時37分 石宝殿前広場







ここが石宝殿だろうか?
「この先行き止まり」という札がかけられていたので、進むべきか迷いました。
でも無視して鳥居のようなものを潜り、建物が見える方へと進みました。







あ、蛇です。アオダイショウでしょか?















どうやらここが石宝殿のようでした。
奥に鏡が安置されていたりしてました。













もとの広場へともどり、石宝殿を後にします。













































なるほど、道路から来ると、鳥居もきちんとしたものがあって分かりやすいんですね。

この道、道路へと下りて、右後ろへと進みます。












10時44分 鳥居





















アキチョウジ

















石宝殿への鳥居から道路へ出て5分歩きます。
左手に六甲縦走路への道標があり、山道へと入ります。






































分岐など、ポイントポイントで待っていてくれるうめ子です。
ボクのペースで歩くと、コースタイムの2倍くらいかかってしまいそうです。
うめ子のペースメーカーとしての役割は重要です。

そういえば、スーパーでも「フラフラとすぐ居なくなる」とよく言われます。
周囲にあるもの全部見ようと思ったら、そりゃあ大変です。
あっちに行ったりこっちに行ったりしないといけません。
落ち着き無さ過ぎるのでしょうか。
































11時08分 大平山への道標

六甲全山縦走路の道標です。番号が書かれていて、高野山の町石を思い出させます。




それでは今日はここまで。次回【其の二】で会いましょう。まったね~。


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