苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

近況報告。鼻づまりからの解放。

2012-07-13 | 日常葛折り
ま~~~~~~~~~~ったく山へ行けていない。

さる5月、多年にわたりボクを苦しめていた鼻づまりから解放されたことは書いたと思うが、あ、書いてないか。
じゃあとりあえず書いときますが、実は幼少期より鼻がずっと詰まっていた。
24時間まんべんなく詰まっていたのではないが、1日のうち3分の1の時間はどちらかの鼻腔、もしくは両方が詰まっていた。
この苦しみ、ストレスというのは本人でなければわからないだろう。
鼻のつまった状態で集中して何かをするなんてことはまず無理である。とにかくイライラする。
日常生活はほとんど口での呼吸となってしまうし、もし!強盗がやってきてガムテープで口を塞がれたら??
などという恐怖感がいつもつきまとう。

その恐怖の日々から解放されるため、この5月についに手術とあいなったのである。
手術は近所の耳鼻科の先生に日帰り手術が出来る施設を紹介してもらった(結局1泊入院)。
はしょって言えば、手術は大成功。もう2か月がたつが鼻がつまる事が無く快適な毎日を過ごしている。

え?なんで放っておいたのかって?
それは幼なじみからの年賀状に返事も書かない無精なボクには愚問である。
そう、あれはかれこれ十数年前、忘れもしないがはっきり覚えてもいないある日のこと。
ふと決断し耳鼻科に鼻づまりの診察を受けに行った。

「先生、これどうなんでしょう?」
「あ~、鼻炎とか蓄膿じゃないね。粘膜が膨張してる」
「どうすれば!?」
「手術だね。7万円くらいでわりと安いよ。1週間くらいの入院が必要かな」

当時のボクに1週間の入院をする余裕はなく、死ぬような問題でもなかったので手術は考えなかった。
その後の鼻炎薬(鼻腔へのスプレー)との出合いも手術に踏み切らせない理由だった。
鼻炎薬・・・悪魔の薬。
慢性的に粘膜が膨張していたボクにはまさに渡りに船、どころか料理人の包丁のごとく無くてはならないアイテムに。
軽くシュッシュッとスプレーすればアラ不思議、あっという間に鼻の通りがよくなりスースー息をすることができる。
こんな簡単な方法で鼻づまりが解決するならば、無理にお金も時間も体への負担もありそうな手術をする必要を感じなくなってしまったのだ。

---------------これがいけなかった。
放置する事十数年、昔は鼻腔の手前が詰まったように感じていたものだけれど、30も過ぎた頃には奥の方まで詰まってくるようになった。
鼻炎薬を片時も手放す事ができない。忘れると手近な薬局に買いに走るほどだ。
これはやばいんじゃないか??手術でもどうすることもできないんじゃないか??
日増しにつのる不安感。1日にスプレーする回数も増えてくる。
そういえば耳鼻科の先生が鼻炎薬は粘膜を厚くするからあまりよくないって言っていたなあ---------なんて考えながら暮らす日々。
だが今更1週間も入院して鼻の手術をするなんて・・・とは思いつつも耳鼻科に相談に行ってみた。
そうしたらそこの先生が「1日で手術して帰れる所があるから紹介してあげるね!」と。あ、女性っぽく書いているけど先生はおじさん。
トントン拍子に紹介状を持ち手術センターへと向かう。

手術の日取りが決まり、多少の制限などはあったけれどあっという間に手術当日。
全身麻酔であっという間に手術終了。術後熱がでたりもしたけれど食事等は美味しくいただき、なんの苦労も無く鼻は開通してしまった。
こんなことならもっと早くやっておくべきだったと後悔しても後悔にしかならない。ああ、もったいない。
我が青春はもっと輝かしかったのではなかろうか-----?そんな考えもフと頭をよぎったりしたのであるが、
とにかく開通してからの日々はこれ快適である。

話はだいぶ長くなってしまったのだけれど、そういったバタバタのせいでこの春にはほとんど山に行く事は出来なかった。
そのまま暑い時期を迎え、そろそろオリンピックや甲子園だ。
とてもじゃないが休みに山へ行っている暇がない。我が家はオリンピックと甲子園(高校野球)を見るのが2人そろって大好きなのだ。
そういういいわけを考えながららちもない近況報告。うめ子ともども元気です。
今後も機会があれば日常のことなどを書いていこう。そうしよう。






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5 コメント

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良く分かります! (まる)
2012-07-13 23:41:15
実は小生も、大学受験直後に鼻の手術を経験しております。
症状は、とにかく鼻水が洪水の様に出るのです。
なので、市販の強力な鼻炎薬が手放せませんでした。
この鼻水のせいで、何をするにも集中力が欠如し、大変辛い思いをしました。

県内でも指折りの名医がいらっしゃる耳鼻科へ行くと、「鼻曲がり」でした。
要は父親の遺伝で鼻腔の軟骨が曲がっており、鼻孔が奥の方が塞がっていたのです。
なので、軟骨を削り、嗅覚の穴を広げ、アレルギーを治すといった一石三鳥の手術を受けたのです。

手術後の僕は、ドリルで鼻腔の軟骨を削ったせいで、顔中血だらけだったそうです。
しかも、受験での疲労が蓄積していた為か、全身麻酔が切れてもいい時間になっても目覚めないので、強制的に目覚めさせようとした所、僕は突然手術台の上で暴れ出し、取り押さえようとした母親を吹っ飛ばしたそうです。
急いで先生が速攻性がある麻酔を注射し、僕は再びコテッと眠ったそうです・・・

翌朝は元気に病院の朝食を食べれたものの、麻酔が切れるお昼が過ぎると強烈な痛みが顔面を襲い、ベッドの上で唸りっぱなし。
ゴミ箱は血だらけの綿やティッシュで溢れ返り、地獄を見ました。
一週間程入院しましたが、お見舞いに来てくれた友人達は、腫れあがった顔と血だらけのゴミ箱にドン引きしていたのを覚えています。

入院中は洗顔、洗髪が出来なかった為、当時ロン毛(トップで40㎝程)にしていた僕は、タオルを頭に巻き、髭はモミあげから顎、鼻の下が繋がっていました。
一週間ぶりに洗髪すると(三度洗い)、鬼の様な脱毛に驚愕し、脱毛症になったのではと錯覚する程でした。

かなりの長文になりましたが、こんな苦労を経験していますので、umebocさんのお気持ちが痛い程良く分かるのです。(本当に痛かった)
これからは、快適な鼻腔スカスカ生活を満喫して下さいね~♪
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Unknown (ポンキチ)
2012-07-14 01:12:08
元気そうで何よりです。
僕は蓄膿症と診断され放置してたらいつの間にか
良くなってた。そんな事あるの?って感じでしたがレントゲン見たら治ってました(笑)
鼻詰まりだと集中できない気持ちはよーくわかります。

とにかく開通おめでとうございます!
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うはっ! (umeboc)
2012-07-14 22:18:31
まるさんへ。

長いコメントありがとうございます!!
まるさんも手術していたんですね!それもわりと大きくなってから。
ボクもちょうどそのぐらいの時に手術を考えたんですが、結局やめてしまいました。今考えるとやっときゃよかったと。
そして、なんと症状もほぼ同じ。ボクも軟骨が歪んでいるせいで粘膜が膨張してしまってました。
なので粘膜を薄く、歪んだ軟骨を削る、ついでにアレルギー性鼻炎対策にそっち関係の神経を切る手術、とまるさんと一緒の行程をたどりました。
違うのは内視鏡などでやる手術だったことで、1針縫うだけの簡単なオペだったようです。痛みもツンとした軽いものが少しあっただけです。
そして鼻にガーゼを詰め込んで放置することもなく、鼻血は出しっ放し、鼻に詰めている綿が血に染まれば自分で交換するといったものでした。なにぶん血の量がたいしたことないので全身麻酔からくる熱や怠さを除けばいたって簡単に鼻づまりが解決してしまいました。
念のため土日を挟んで4日ほど養生し、月曜日から仕事を始めました。さすがに1週間は力仕事は避けましたが、あまり職場に迷惑かけることもなかったので良かったです。


って、まるさんロン毛だったんですか!江口だな。絶対江口の影響だな。
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こんばんは。 (umeboc)
2012-07-14 22:21:51
ポンキチさんへ。

お久しぶりです。体はいたって元気です。
ボクは運良く蓄膿は無かったので良かったです。
なにせ蓄膿の手術は何かをつっこまれて激痛がどうのこうのと効かされていたものですから。
自然に治癒するってあるんですね。膿が貯まる原因だった何かが治ったってことなんですかね。

開通してほんと気分爽快です。もしかしたら再発するのかもしれませんがしばらくは安心して暮らせます。
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おおっ! (まる)
2012-07-14 23:02:36
今回の手術は、本当に僕と同じ様な内容だったのですね!
医療技術の進歩は素晴らしいです。
昔はあんなに痛い思いをしたのに・・・

そう、ロン毛だったのです。
江口の影響・・・あんな感じでした。
一度、背中まで髪の毛を伸ばそうと思ったのです。
ストパーかけて、サラサラヘアーで繁華街を歩いていると、後ろからナンパされた事もあります。
僕の顔を見た瞬間、「あっ、間違えました!」と言って去って行きました。

しかし、食事の際は髪を結び、当時やっていた社会人バスケの時は髪が邪魔になり、風呂上がりには髪が乾きにくく風邪引いたり、何と言っても友人の評判が悪かった事が決め手となり、志半ばにして断髪を決意。
頭髪ネタで、中学生の時にアイパーをかけたら、これまた友人からの評判が悪く、たった一日でアイパーを落とした事もあります。(もったいな~い)

若い時にしか出来ない事が多いので、色んな事をやったものです・・・
あぁ・・・懐かしい・・・
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