2012年1月8日(日)【四寸岩山(奈良吉野) 其の一】
----------道路と登山道を交叉しながら大峰奥駈道を四寸岩山へ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/be/b2dddbebb3980cd50f099f5e7758e278.jpg)
10時23分 道路
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/5a/5297e10093a387b898c2bc155689b1af.jpg)
黒滝村は面積の94パーセントを森林が占める人口885人の村だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e4/a3fa63b0489f0a7fc545afaf7a5b6e97.jpg)
10時29分 道標
ここの分岐は841mポイント(ウォッちず)となる。
黒滝村役場へは下らない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/d8/6afa27b558f7db48e91287056d4ae259.jpg)
10時36分 四寸岩山取り付
ここが四寸岩山の取り付き。ようやく道路から離れ、登山道へ。
すぐ横にモノレールの小屋がある。寂れた風ではなく、今も林業関係者に使われているもののようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b7/55fcbc27112acbc1b69385603dd0dc10.jpg)
10時51分 心見茶屋跡
取り付きからしばらく歩く。
茶屋の跡に到着した。昔は大峯奥駈道の休憩場所として機能していたのだろうか。
------------心見茶谷跡か。
変換ミスなのか、高原地図には「試み茶屋跡」とある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/e1e4d052d095fed95d1271ae894ebf85.jpg)
モノレールのレールに沿い、急坂を上る。
雪のせいもあり、体力を消耗する。
20分ほど黙々と上り、稜線へと出るが-------雪が深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2d/2ed96bb2f06219ed0b5baa61f459620a.jpg)
さすが1236mある四寸岩山の稜線というべきか、吹きだまりには50センチちかくの雪が積もっている。
それにしても、稜線までの急登はなかなかきつかった。
あとは、稜線を呑気に歩くだけだ---------そう思っていた。
雪山を嘗めてはいけない。ここからが本当の勝負の始まりだった。
繰り返されるアップダウン。目の前に現れるピーク。
「あれが山頂だろうか?」
いったい何度淡い期待を裏切られたことか。
ひたすら壷足で前進する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ce/4bb6498e160bbf39fff8af220e8c6efe.jpg)
11時46分 道標
ボクたちの時間と距離の感覚がおかしくなり始めた頃、ようやく新茶屋への分岐道標に出会った。
雪の中に、人工物の「角」が見えていたので掘り出して発見することができた。
四寸岩山まであと500m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/5d/b212c8ac77454450070a4fb5bf7aa60b.jpg)
落ち着いて周囲を見渡せば、樹氷とまでは言わないまでも、まるで森が凍り付いているようだ。
--------凍り付いているのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/27/c322105f03644f0dc6a7da66e07c5989.jpg)
ピキリとした鋭角な寒さが、周囲を取り巻いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/be/049d62ac4023e5e97876e6d0fe491b1b.jpg)
登山道から逸れると、膝までも埋もれてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ca/1c0edd6d505f505fccddd79a3ce07c32.jpg)
12時04分 四寸岩山山頂(1235.8m) 山頂360°写真
ようやく山頂へ辿り着く事ができた。
慣れた吉野山のルートや道路歩きに気を抜いていたせいもあっただろう、
雪の稜線歩きは甚だ堪えた。
それだけに、この山頂の素晴らしさが疲労をいっきに吹き飛ばした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c5/fb11def155d5263bc40dd65002b5dcbc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a8/24c5fff804fb38abc44f8f0fa3096039.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/1b/ac9a5df5b3fd52485fa4349b2b751054.jpg)
天気良く、美しい。森の、雪の白さと相まって、視野いっぱいに広がる山々に心底感動する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/dd/6f09cfba45280806cb9b88ee6c975bd9.jpg)
さて、メシだ。
このところ、うどんよりソバだ。
12時04分~12時46分 昼休憩
おやつも食べ、寒い中わりとのんびりしたところで帰途につく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/15/1ebae4f2dbdb0c683701091def533d2f.jpg)
来た道を辿り、テンポ良く歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e5/93542b35f00a6d3fd5a53fa7300c2219.jpg)
「心見茶谷跡」道標から道路を黒滝村方向へと戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e1/8caccc83fdfe4811f9411a8d9a0b7508.jpg)
13時40分 複数の道標(841mポイント)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/45/79a95bc81c9863ac7bd9033451bf0cf0.jpg)
往路で「黒滝村」と書かれていた道標の裏は「川上村」となっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/9a/5082642f8b000dde520c8824927de898.jpg)
振り返ると四寸岩山の山頂が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/92/44d59ec468acc30659965cbdc7abe603.jpg)
下では想像できない銀世界があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/6b/b89d11914351538f18ca22a454f4e093.jpg)
14時00分
往路は、正面に見える階段を下ってきたが、帰りは左の山道を歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e4/11cb7af21ec4bba3e8b04e9d1446179c.jpg)
途中に崩落個所があり、かなり危ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ea/05844f5c5f7bdfb278691c21aec0d5b7.jpg)
14時15分 金峯神社
金峯神社の休憩所で小休止する。持ってきていたミカンを食べる。
気温は1度。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/cf/ffde3fa7665e2f2e907924ece01412c6.jpg)
14時45分 水分神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/06/bb2b1bacdd0f8975029d1e21393b7827.jpg)
15時00分 稚児松地蔵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/38/6e603bda06ccd4884abc05e3027e7676.jpg)
15時01分 分岐
稚児地蔵からすぐの分岐を登山道へと入る。
こちら側から下ると、如意輪寺手前のトイレに立ち寄ることができるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8f/c800ac406e1b0f0264f7b1d76035a610.jpg)
15時08分 道路
トイレはあったが冬期は使用出来ない。
金峯神社のトイレも冬期は使用出来ないのだが、ここもそのようだ。残念至極。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/15/b92b8a7ba8fdabb14401e82399551618.jpg)
15時12分 如意輪寺
15時42分、吉野駅に到着する。お土産物屋さんでまんじゅうを買って食べる。美味い。
それじゃ、次は1月14日に行った三頭山~地蔵山(京都・愛宕)で。まったね~。
----------道路と登山道を交叉しながら大峰奥駈道を四寸岩山へ。
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10時23分 道路
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黒滝村は面積の94パーセントを森林が占める人口885人の村だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e4/a3fa63b0489f0a7fc545afaf7a5b6e97.jpg)
10時29分 道標
ここの分岐は841mポイント(ウォッちず)となる。
黒滝村役場へは下らない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/d8/6afa27b558f7db48e91287056d4ae259.jpg)
10時36分 四寸岩山取り付
ここが四寸岩山の取り付き。ようやく道路から離れ、登山道へ。
すぐ横にモノレールの小屋がある。寂れた風ではなく、今も林業関係者に使われているもののようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b7/55fcbc27112acbc1b69385603dd0dc10.jpg)
10時51分 心見茶屋跡
取り付きからしばらく歩く。
茶屋の跡に到着した。昔は大峯奥駈道の休憩場所として機能していたのだろうか。
------------心見茶谷跡か。
変換ミスなのか、高原地図には「試み茶屋跡」とある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/e1e4d052d095fed95d1271ae894ebf85.jpg)
モノレールのレールに沿い、急坂を上る。
雪のせいもあり、体力を消耗する。
20分ほど黙々と上り、稜線へと出るが-------雪が深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2d/2ed96bb2f06219ed0b5baa61f459620a.jpg)
さすが1236mある四寸岩山の稜線というべきか、吹きだまりには50センチちかくの雪が積もっている。
それにしても、稜線までの急登はなかなかきつかった。
あとは、稜線を呑気に歩くだけだ---------そう思っていた。
雪山を嘗めてはいけない。ここからが本当の勝負の始まりだった。
繰り返されるアップダウン。目の前に現れるピーク。
「あれが山頂だろうか?」
いったい何度淡い期待を裏切られたことか。
ひたすら壷足で前進する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ce/4bb6498e160bbf39fff8af220e8c6efe.jpg)
11時46分 道標
ボクたちの時間と距離の感覚がおかしくなり始めた頃、ようやく新茶屋への分岐道標に出会った。
雪の中に、人工物の「角」が見えていたので掘り出して発見することができた。
四寸岩山まであと500m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/5d/b212c8ac77454450070a4fb5bf7aa60b.jpg)
落ち着いて周囲を見渡せば、樹氷とまでは言わないまでも、まるで森が凍り付いているようだ。
--------凍り付いているのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/27/c322105f03644f0dc6a7da66e07c5989.jpg)
ピキリとした鋭角な寒さが、周囲を取り巻いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/be/049d62ac4023e5e97876e6d0fe491b1b.jpg)
登山道から逸れると、膝までも埋もれてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ca/1c0edd6d505f505fccddd79a3ce07c32.jpg)
12時04分 四寸岩山山頂(1235.8m) 山頂360°写真
ようやく山頂へ辿り着く事ができた。
慣れた吉野山のルートや道路歩きに気を抜いていたせいもあっただろう、
雪の稜線歩きは甚だ堪えた。
それだけに、この山頂の素晴らしさが疲労をいっきに吹き飛ばした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c5/fb11def155d5263bc40dd65002b5dcbc.jpg)
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天気良く、美しい。森の、雪の白さと相まって、視野いっぱいに広がる山々に心底感動する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/dd/6f09cfba45280806cb9b88ee6c975bd9.jpg)
さて、メシだ。
このところ、うどんよりソバだ。
12時04分~12時46分 昼休憩
おやつも食べ、寒い中わりとのんびりしたところで帰途につく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/15/1ebae4f2dbdb0c683701091def533d2f.jpg)
来た道を辿り、テンポ良く歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e5/93542b35f00a6d3fd5a53fa7300c2219.jpg)
「心見茶谷跡」道標から道路を黒滝村方向へと戻る。
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13時40分 複数の道標(841mポイント)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/45/79a95bc81c9863ac7bd9033451bf0cf0.jpg)
往路で「黒滝村」と書かれていた道標の裏は「川上村」となっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/9a/5082642f8b000dde520c8824927de898.jpg)
振り返ると四寸岩山の山頂が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/92/44d59ec468acc30659965cbdc7abe603.jpg)
下では想像できない銀世界があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/6b/b89d11914351538f18ca22a454f4e093.jpg)
14時00分
往路は、正面に見える階段を下ってきたが、帰りは左の山道を歩く。
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途中に崩落個所があり、かなり危ない。
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14時15分 金峯神社
金峯神社の休憩所で小休止する。持ってきていたミカンを食べる。
気温は1度。
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14時45分 水分神社
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15時00分 稚児松地蔵
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15時01分 分岐
稚児地蔵からすぐの分岐を登山道へと入る。
こちら側から下ると、如意輪寺手前のトイレに立ち寄ることができるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8f/c800ac406e1b0f0264f7b1d76035a610.jpg)
15時08分 道路
トイレはあったが冬期は使用出来ない。
金峯神社のトイレも冬期は使用出来ないのだが、ここもそのようだ。残念至極。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/15/b92b8a7ba8fdabb14401e82399551618.jpg)
15時12分 如意輪寺
15時42分、吉野駅に到着する。お土産物屋さんでまんじゅうを買って食べる。美味い。
それじゃ、次は1月14日に行った三頭山~地蔵山(京都・愛宕)で。まったね~。