苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2011年3月6日(日)【初瀬山・龍王山】其の一

2011-03-22 | 大和・吉野・赤目エリア
この日、3月6日(もう3週間以上も前なのだ・・・)は牡丹の花で有名な長谷寺(奈良)方面より、
初瀬山を経由して龍王山(山辺の道近く)へと向かった。


7時07分 近鉄長谷寺駅











駅正面にある門より階段を下る。





















                                7時16分 参急橋

階段を下りきり、歴史街道の道標に従い左へ。
国道165号線を横断し、橋を渡る。橋の名前は参急橋とあった。
サンキューバシと読むのだろうか。













突き当たりを右へと進む。



正面に見えている山は天神山(466.3m)です。

さすがに古来より栄えたお寺の門前町、風情のある町並が続く。
いただけないのは日本のこの「電柱」というものだ。
ボクの個人的な観点からだけでものを言うと、やっぱり電線は見えない方が美しい。
出来ることなら地下に埋めて欲しいのだが、この地中に埋める方式は電柱設置の数倍~数十倍の手間と費用がかかるそうなので、よほど特別な地域でもないかぎりなかなか難しいようなのだ。














7時24分 バイパス案内板

針方面へと向かうバイパスの案内板で左折する。













崇蓮寺の階段を上り、右へと道なりに歩く。




















墓地の横の道を抜け、そのまま山道へと入り、眼下に門前町を見つつ歩く。
















7時36分

やや急な坂を上り、竹林を抜けると小屋のようなものが見えてきた。
結局は地蔵堂と墓地だったのだけれど、ここで小休止し、上着を脱いでから前進する。




さらに上り道を進むと、やがて平たんな道に。















7時44分 アンテナ

使用目的のよくわからないアンテナが立てられていた。
あまり知識の無いボクだが、どうもテレビのアンテナのように見える。
ここに建てておくと、電波の入り具合がよろしいのだろうか?














アンテナのあった場所から北へ。




気をつけなければ足を滑らしてしまいそうな、やや荒れた山道を歩く。
















なだらかな坂道を登る。あたりはスギの植林がされている。
そういえば花粉症が始まっているようで、うめ子は鼻水ダクダクである。
(ボクはイネ花粉症なので5月頃)


途中、木々の隙間からはまほろば湖の初瀬ダムが見えていた。
道は急な上りとなり、平たんな道に出たなと思うったらまた上り。
ややバテつつも、8時10分頃、ようやく稜線のような道になった。
あたりはヒノキ林に変わり、ダムも少しだけ見ることができた













坂を上りきってから5分、背丈より高い笹が登山道の両脇に茂っている道となった。
その中をズンズン進む。途中、分岐のようなものもあってどうしよか悩んだ。
とりあえず無視して直進してみたのだが、やはり気になり分岐へと引き返すも、結局意味の無い道であった。


わりと歩きやすい道がつづき、迷う心配は無い。

















画像のように進む(どういう分岐だったか忘れた)。



















やがて進路は北西へと向う。















8時32分 分岐

右へと進むのだが、木の幹に「ハツセ山」と白いペンキで大書されていた。
初瀬は「ハセ」と読むということを今回ここに来る前に調べておいたのだが、この地名の読み方はややこしく、大昔はハツセ、現代ではハセのようだ。
だからペイントされた「ハツセ山」の呼称はあながち間違いではない。
長谷寺も「ナガタニ寺」とか読んでしまいがちなのだ。
(長谷寺も昔は初瀬寺、泊瀬寺などと言われていたようである)















2~3分ほど歩いて分岐を左折すると初瀬山の山頂を目指しての上りとなる。
















8時38分 初瀬山山頂(548m)

山頂はとても狭く、あまり長居するような場所でもないのでペイントのあった分岐まで、
そそくさと下った。

















今度は「ハツセ山」ペイントのある分岐を右折して進む。

8時51分、分岐があったがそのまま直進し、のんびりと歩く。









「ジャイアントコーンって、口の中に入れていたらそのうち柔らかくなるのかな?」

と、10分ほどなめていたが、我慢しきれず嚥下した。ガムなども長時間噛んでいるのは苦手なのだ。



細長いものがバナナ、大きな丸いものが塩キャラメル

塩分の次には糖分をと、準備しておいたマーブルチョコの袋を引っ張り出す。
今回はバナナ味のものも混ぜて持ってきている。
いくつか混ぜておいた塩キャラメルもなかなかに美味い。











































9時00分 分岐

巻向山への分岐のようだけれど、今回は無視して歩く。















しばらく歩くと、長い下りとなる。


9時04分 道路










道路を渡り、先へと進む。






















時間を記録するだとか、写真を撮だとかしていると、すぐに遠くに行ってしまううめ子。












好展望をパシャリ!

急いでうめ子を追いかる。

















9時12分 道路

やや開けた田園地帯に下りてきた。
上の画像の右側からボク達は出てきたのだが、車止めのある方へは行かず、道なりに進む。


それでは、次回【初瀬山・龍王山 其の二 完】で。まったね~。