苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2010年12月19日(日)【大和葛城山】 其の一

2010-12-31 | 大和・吉野・赤目エリア
12月21日は、行ってるようで、実はあまり行けていない金剛山方面へ行ってきました。

6時55分、自宅出発。


8時14分、富田林駅出発。

バスの中はわりと混雑しています。
金剛山へ登る人たちでいっぱいです。さすが関西の雄。






8時43分 葛城登山口

大阪から奈良へと抜ける国道309号線を走ること約50分、
金剛山の北側に到着しました。
でも、我々が上るのは金剛山じゃなく反対側の大和葛城山です。
このバス停で降りたのは我々を入れて4名だけでした。
他の方々はもうひとつ先の水越峠バス停で下車するのでしょうね。










バス停からすぐ、坂を上り、しばらくは舗装路を地味に歩きます。















舗装路が途切れたあたりに、トイレのような建物がありますが、トイレではありません。
我々はトイレだと思って近付いて損しました。




















8時57分

スギの植林地、丸太階段を上ります。
葛城山の南西、天狗谷道といわれるルートです。

















多少岩場、鎖場はありますが、よく整備された歩きやすい道です。
面白みが無いといえば、そうかもしれません。

















9時28分 分岐道標

青崩への分岐、葛城山まで1.7km、あと40分ほどだそうです。

丸太階段を上ったり、平たんな道を歩いたり。









































地図にある788m付近でしょうか?
林業関係者の休憩場所のようで、焚火の跡が生々しく残っています。
稜線歩きのように歩きやすい道が続きます。




















9時48分 分岐道標

砂防ダムの上を歩く道の突き当たり、ここから弘川寺へ行くことができるようです。
























ようやく霜柱や雪が目に付きはじめました。
山頂まで行っても959mですから「目に付く」程度で終わるんですけれど。

我々の歩いてきた道の左側、少し高くなっている方にも道がありました。
とりあえずそちらの道も歩いてみたのですが、この辺では山頂へ続くということであまり大差ありません。
天狗道というルートのようです。
















この辺はショウジョウバカマの群生地で、あたり一面に生えています。











ショウジョウバカマ
























ほぼ山頂。という所がキャンプ場になっていて、舗装路は凍っていました。
こんな道が沢山あるようだとアイゼンが必要だったでしょうが、我々は持っていません。
でも一部だけだったので助かりました。




















小屋が見えてきました。

適当に山頂らしき方向へと進みます。
































植林地を歩いてきたので、あまり天気のことは考えてませんでしたが、
どうやら快晴のようです。












































10時10分 大和葛城山山頂

日本300名山の大和葛城山三角点(959.2m)です。

山頂はかなり広々としており、
北東方面へ進むと自然研究路(1周1時間20分)があったりします。


















展望は抜群です。























鳥瞰図?とうめ子。













奥の方へ進むと自然研究路です。なにやら得体の知れない巨大な荷物を背負った集団がウロウロしていました。
最近よく耳にするボルタリングとやらのマットだったのでしょうか。
















なにせ展望が良すぎて風が強く、寒いのでさっさと山頂を後にし、
お昼を食べる場所を探します。

















山頂の下にトイレがありました。















食堂の脇にベンチがあったので、そこでお昼休憩にしました。

10時25分から30分くらいです。















「何か生き物の足跡と勘違いする人が居ますように」

薄らと積もった雪に加工を施すうめ子の、ささやかな願いはかなったのでしょうか。





淡々と、この日の山歩きに相応しい日記になってしまいました。
ではでは【大和葛城山 其の二 完】に続きます。まったねー。