苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2012年11月25日(日)【京都/宇治川】其の二 終

2012-12-04 | 日常葛折り
【京都/宇治川】其の一



中村藤吉でパフェを食べたあとは、まったり歩いて宇治川へと出た。



この辺りは中州が公園のようになっていて観光客などでにぎわっている。
ベンチでは子連れやカップルが憩っている。川を見ながら食べるお弁当が大変に美味しそうだ。






遠くに見る山々は絵の具ののったパレットのよう。






宇治川は人の手と自然とがちょうどよく(人視点だけど)均衡をたもっていて美しい。
流れも絵に描いたように清々しく、昔の人が別荘にこの地をこのんでいたのもよくわかる。
日本の様式や風のひとつの典型ではないだろうか。
























中州から平等院の対岸へと渡り、曹洞宗のお寺興聖寺へと向かう。



(興「霊」寺と読めそうな興「聖」寺の石碑)










近くを流れる水の音が琴の音色のようだということで「琴坂」と呼ばれる参道を通る。
ここの紅葉も味わいのある美しさ。宇治十二景のひとつらしいが、あとはどこだろう。










美しい漆喰の塗られた竜宮門。
ここの景色が興聖寺の魅力のひとつだ。









門をくぐり振り返ると、そこには額にはまった素晴らしい紅葉の絵が・・・
あ~、人邪魔。















境内でちょっとのんびりしてみたり。








お寺を出手からは宇治川に沿って天ヶ瀬ダムへと歩く。
わりと距離があるけれど、のんびりとした散歩気分。























天ヶ瀬吊り橋に到着する。






吊り橋だけにわりとフワフワとした歩き心地だ。

ふと先を見ると、駅で出会った登山者の集団が。
巻き込まれては大変と急いで渡り、反対側の川沿いを平等院の方へと帰る。






先導しているうめ子。50人くらいの集団だったろうか。






























平等院前の中州にある十三重石塔へ。


















屋形船が。









中州を歩いていると左の淀んだ流れの方を屋形船が進んでいた。








宇治神社へと向かう。




手水の使い方。





手水舎でよく目にするのは竜だけれど、ここのはウサギ。
卯年の人にご利益がありそうだ。

















桐原水(きりはらすい)。
宇治七名水の中、唯一現存する湧き水だ。生では飲めない。






時間もあることだし、大吉山(仏徳山)へのぼる事にした。



ゆるやかなつづら折りの道を、紅葉を楽しみながらのぼる。






宇治が一望できる気分の良い展望所。
山頂まではまだ少し距離があるのだけれど、そろそろ汗ばんで来たので山頂は断念して休憩。






生駒山が見える。










真ん中にシートをかぶった平等院鳳凰堂。





大吉山を下り、そろそろお腹も減っている。
お昼はどこで食べようかと悩んだけれど、駅前までもどりほかほか弁当を購入する。
さらに宇治川へと戻り(結構しんどい)、中州の公園でベンチに座って食べる。
茶そばももちろん素晴らしい選択だっただろうが、こちらも正解。今の時期外でのお弁当はたまらない。

わりと疲れた足を引きずりながら、最後の目的地伊藤久兵衛へと向かう。
駅から何も無い方へ歩かなければならず、少し離れているので面倒。
途中には函館寿司(回転寿し)があった。

久兵衛でパフェを!と、疲れた体で頑張って店まで辿り着いたけれど、
かなり並んで待たなければならない雰囲気に負けて引き返した。






最後の締めはよくなかったけれど、宇治楽しかった。また来たいものだ。
今度は茶そばを食べよう。