苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2017年8月19日(日)信州遠征最終日【美ヶ原高原】其の二 <完>

2017-10-31 | 中部地方
信州遠征最終日【美ヶ原高原】其の一



美ヶ原観光連盟公式サイトより>

7時00分 美ヶ原高原美術館駐車場
7時20分 牛伏山
7時30分 山本小屋ふる里館
7時50分 美しの鐘
8時00分 塩くれ場







8時00分 塩くれ場



塩くれ場からは王ヶ頭へ行く本道(?)とアルプス展望コースとに分岐している。
王ヶ頭は帰り道で寄ることにして展望コースへ。





こちらは登山道風なので普段ばきの靴などでは危ないかもしれない。
わりとガレた土砂が崩れているような道を行く。












輝石安山岩に覆われた道を歩く。






輝石安山岩質溶岩が水平方向に割れて出来た板状節理、そこから産出される石をこの辺りや諏訪地方などでは鉄平石と呼んでいる。














8時30分

板状節理(ばんじょうせつり)の絶壁。
歩くとペキペキと岩が割れる音がする。
先端まで行こうとするも甚だ怖い。






道は細く荒っぽいが、庭園を歩いている気分にさせられるほどの花々。




ハクサンフウロ







キバナノヤマオダマキ






アキノキリンソウ





ホタルブクロ





ツリガネニンジン

















8時50分

分岐。
王ヶ頭、三城方面、烏帽子岩などへの分岐のようだ。






王ヶ頭へは帰り道に寄ることとして、アルプス展望コース(烏帽子岩)を進む。








短いけれどサルオガセ。
成長すれば長く垂れ下り不気味な樹海を演出してくれる。
寄生植物のように見えるがコケに近い種で空気中の水分と光合成だけで育つ。













9時10分

王ヶ鼻。











御嶽山が遠望できるらしい。
王ヶ鼻の石仏は御嶽山の方を向いている。















うん、視界は悪い。






石仏は落雷により磁気を帯びている。
磁石が狂ってしまうようなのだが、知ったのは帰宅後。









さすがにここではガスは晴れて欲しかったとつくづく思う。
車山高原からの疲労もあり、全体的にいまいちな気分だ。

王ヶ鼻を堪能し、王ヶ頭を回って帰ることとする。


のほほんと平坦な道を歩いていると突然うめ子が叫ぶ。

「雷鳥!!!!!」

「え、ヤマドリじゃ??」

「雷鳥!」

草むらに逃げ込む数羽の鳥たち。
必死に追いかけてみるとまさしく雷鳥。
急いで撮影しようとするも逃げていってしまった。



9時40分


最後の最後で少しだけ美ヶ原からのプレゼントをいただいた気分。






9時45分

SBC信越放送の送信所。






9時50分

王ヶ頭。
あいかわらずガスの中。
















あいにくの天候の中、だらだらと元来た道を帰る。




牛たちを見て居ると平和な気分になる










11時00分

無事に美術館駐車場へと戻ってきた。
書き忘れていたが、ここは日本一高い場所にある美術館と、日本一高い場所にある道の駅。








駐車場に帰ると空はきっぱりと晴れてきた。







駐車場からの眺めは素晴らしい。
この天気の中で歩いて来たかったものだ。
少し時間が早過ぎたのかもしれないが、人混みとどちらをとるか悩みどころだ。















道の駅でソフトクリームを買い、車のリアドアを開けっ放してしばらくくつろぐ。
甚だ心地いい風が吹いていてアゲハ蝶が舞っていた。
最高の気分の中、襲い来るミツバチだけがやっかいだった。
虫嫌い、ハチ嫌いな人はこの時期十分に対策を練って駐車場を使うほうがいい。






夏の連休を使った信州遠征。
以前から夏に車中泊をするならここだと決めていた美ヶ原高原美術館。
今度来るときは美術館を堪能しよう。
夏の高原、長野、最高の快適さ。
あまりにも素敵過ぎて移住したくなってしまう。
ただ、この辺りの冬を知らない。


それでは季節のズレた遠征編、ここで終了。
次回は直近山行き静岡編をお送りします。まったね〜〜〜!!


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