苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2010年3月27日【剣尾山】 其の一

2010-03-31 | 北摂エリア
【其の一】 行者口バス停~行者山~六地蔵

こんにちは。
屋上に畑を作るなど、会社を私物化しているumebocです。
でも、その反動で会社の部屋という部屋にタイルカーペットを貼らされているumebocです。
納品された1600枚、今週中に貼り遂げます。
いつ自分の仕事してるんだって話だけれど、
まあ、ぶっ倒れるくらいの経験をして限界を突き抜けば、普段の仕事は要領よくなるものです。








さて、今回は能勢にある剣尾山へ行ってきた。
朝6寺50分に自宅出発。
面倒な梅田での阪急乗り換え、そし能勢電鉄山下駅より行者口バス停へ。





9:05 行者口バス停

名前からもわかるように、ここも役行者ゆかりの地。
コースの途中には行者山と名の付く山もある。
















しばらくは舗装路を歩く。
山にきて道路を歩くことほど面倒なことはない。
でも、登山口まで、いったいその山がどういう顔をしているのか、
ゆっくりと歩きながら期待に胸膨らませるのも悪くない。











玉泉寺

















あまりに初期の通過点でのお寺なので、
とりあえずスルーして進む。ナームー。


















能勢温泉キャンプ場

常設のテントがいくつも設置されている。
ここまでくるとテントというより布製の宿泊施設だ。
気軽にキャンプを楽しむキャンパーには良い。
機会があれば宿泊してみたものだ。半永久に巡ってはこないだろうが。






















トイレ

キャンプ場の横には公衆トイレ。
そして路上駐車にて山へ向かう人々。
ここまではあの駐禁取り締まりの・・・「緑の人」は来ないよね。










9:22 行者山登山口























行者山の史跡と由来の看板。
写真にはおさめたが、読んではいない。
行者山はあくまでも通過点である。

こちらへ降りて来た人の物か、杖が放置されている。
明らかに山中で拾った、こういう木の杖は登山口でよく見かける。



























行者山までの登りには巨岩がゴロゴロしている。
そしてまた、それらは祀られてもいる。




















毛抜岩

岩上に塔が設置されている。
なぜなのかはわからない。調べていない。でかい岩だ。















岩に仏画が。













大日如来が彫られているようだ。
なかなか見事で、見応えがある。





















途中、展望良し。本日は晴れ。やや雲あり。
少しくらい雲のある天気の方が、景色はクリアに見える。
なぜなのだろう、雲一つない快晴だと、景色は白く濁る。






















とにかく巨岩が多い。
やはり大きいものは見ていて気分が高揚する。
こんなところで地震にでも遭うと少し恐い。
でも、都市部でも嫌だ。どこでも同じだ。





























とにかく・・・・






岩だらけだ。




















岩壁の横を通過する。
ロッククライマーなら食指を動かされそうだが、クライミング禁止のはずだ。

この山は人が多い。
休日の六甲山、風吹岩・ロックガーデンには及ばないだろうが、
ボクらが今までにいった中では最高の賑わいだ。
地味で不便な場所にある山にしては、異常なまでに人気があるようだ。






















ロッククライマーはこういう岩をガシガシ登るのだろう。
あいにくボクには関係ない。でも魅力は感じる。























トビ岩

至る所に岩。それぞれに魅力がある巨岩群。
正面に見える名称「トビ岩」には鉄製の梯子がかけられている。




















おっかなびっくり登るうめ子。
上で気分良さげにしているボクについつい誘い込まれる。
原則として、危険は犯さない女だ。




















いい景色だ。こういうスポットが多いのも、このコースの魅力かもしれない。


この岩を登った辺りで、
わいわいガヤガヤと後ろから来る集団に気付く。
うるさそうな集団に後ろから来られるのは気持ち良いものではない。
この岩に登ることにより、別のルートを発見。
これで奴らをまくことができる。





岩を登りきったところの広場で集団と合流。愕然(内心)とする。
どうやらここで小休止していたようだ。先に行ってくれれば良かったのに。











9:55 行者山






















快適な自然林の道。



このあたりはニホンジカの生息地となっている。
大阪府下ではここを含め、北摂山系にだけ生息している。
















炭窯跡


炭窯跡だ・・・・・・・・・・なるほど。

















海や町が眼下に見える山と違い、山奥といえるせいか、
たいした標高でもないのにツララが。
色が茶色く濁っていて汚いツララだ。
寒さはそう感じない。

















急坂。

このコースにはアセビが多い。
今の時期、小さな壷形の花をたくさん咲かせていて奇麗だ。

アセビは有毒植物。
この辺にはニホンジカが生息していることを考えあわせると、
有毒植物としてシカの食害に遭っていないため、こうまで目立っているのだろう。

















六地蔵

坂を上りきったところに6体の地蔵が。
寄贈によるものらしいが、どういう意味合いのものなのだろうか。

ここまで、行者山からだいたい1時間くらいだろうか。





それじゃ、今日はここまで。あ~眠い。それじゃ、まったね~。


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