苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2017年8月19日(日)信州遠征最終日【美ヶ原高原】其の一

2017-10-31 | 中部地方
信州遠征2日目【八島ヶ原湿原(車山高原)】




信州遠征3日目、美ヶ原高原美術館駐車場で朝をむかえる。
風がびゅうびゅうと吹いていてやや寒いくらいだ。
あたりはガスに包まれている。
それでも駐車場のへりから多くの人が景色を楽しんでいた。
朝日が雲の隙間からぼんやりと顔を出す。


5時40分 














車を出て美術館や駐車場の人たち、車中泊している車、眼下に広がる雲を見ていると、どうやっても気持ちが高揚してくる。






美ヶ原高原美術館から王ヶ鼻までを往復するコースだ。

7時00分、駐車場を出発する。
道路を渡って美術館の左へと向かい、遊歩道への階段を登る。













整備された木道は歩きやすい。







美術館の野外彫刻もちらほらと見ることができてお得だ。
朱色のでかいのはアレクサンダー・リーバーマンのイリアッド・ジャパン。
近くで見るとさぞ迫力があるだろう。
その横には新宮晋の星のコンパス。
風を捉えそれを運動へと変化させ自然と一体になるさまを表現しているのだとか。

そしてumebocのパープル・ジャンプ。
美ヶ原高原での爽やかさと高揚した気分を体現している。





7時17分

ほどよい岩が多いからかケルンが多い。

美ヶ原は安山岩質の組成を持つ火山の浸食地形だ(Wikipediaより)。
いたるところに安山岩を見かける。






車山高原でもよく見かけたマツムシソウ(淡い紫色)。
あちらより少しばかり開花時期が遅いのか、花の種類が多い。

















7時20分

牛伏山山頂(1990m)に到着。







周辺の山々を示した円板が乗ったコンクリートの柱。
これは標柱になるのかな?









3日に1日は霧が出ているという美ヶ原。
この日も朝早いこともあり山全体がガスに覆われている。
たまに現れる青空がとてもいとおしい。







建物が見えてきた。







7時30分

山本小屋ふる里館。
星空へ続く宿というように、宿泊施設である。
美ヶ原高原を満喫できる宿として大人気らしい。
ツインで1泊朝夕食事付き35000円前後。

2泊したら7万円ですか。
宝くじに当たったら宿泊してもいい。
ええ、ひがみますよ。
中ではお土産なども売られていた。















このあたりはパノラマコースと言われる牧場を縦断するような、広く直線の遊歩道となる。
牛を見ながらだらだらと歩く。
時たま送迎バスが通る。






7時50分

美しの鐘。
霧の多い美ヶ原高原では事故が多く、その霧鐘兼避難塔として1954年に設置された。
当時大変な労力(資材を担ぎ上げるなど)を要して建造されている(1983年改築)。








尾崎喜八氏の「美ヶ原溶岩台地」の詩。
北側にさきほどの山本小屋(ふる里館)を開き、登山道を整備した山本俊一翁のレリーフがある。









元気そうだが正直連日の散策で体力は底をついている。









案内板が見えてきた。





8時00分

案内板とトイレのあるここが塩くれ場。
いたるところに大岩がある。
その岩に塩を置いて牛たちに舐めさせていたのだとか。






水洗ではなくバイオトイレ。
男女を分ける牛のキャラクターがかわいらしい。



それではまだまだ続く美ヶ原高原。
信州編も次回で終わり。まったね〜。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。