苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2010年8月1日 【剣山(徳島県)】其の四 完

2010-08-27 | 四国エリア
【剣山(徳島県)其の一】
【剣山(徳島県)其の二】
【剣山(徳島県)其の三】






剣山山頂と次郎笈との間にあるササ尾根を歩いて戻ります。
















10時45分 分岐

遊歩道コースを歩いてきて、剣山山頂と次郎笈(じろうぎゅう) が分岐していたところです。
次郎笈側からだと、ササ尾根を歩いてきた分岐。














なだらかに、剣山山頂へ最後の登りです。
















木の階段が出現しました。
他の方のブログで見ていて、知ってはいたのですが、ボクが子供の頃に登った時とは、
だいぶ雰囲気がかわりました。


子供の頃のことなので、確かではないのですが、
この木道は無く、もっとだだっ広いイメージだったように思います。













一等三角点

ようやく剣山山頂です。別名「平家の馬場」。

注連縄のある石積みが三角点の場所です。
これも昔はただの石積み(ケルン?)があっただけのように思います。
三角点の周囲に石積みが出来て、それが今ではご神体のような存在に・・・・














剣山山頂はリフトでこれるせいか、わりと軽装の人が多いです。公園みたい。
















昔、登山者に踏まれほとんど裸だった山頂。
今は木道しか歩くことはできません。でも、そのせいで、笹はだいぶ回復してきているのでしょう。






























































前に見えている鉄塔のあるところが、測候所です。
現在は使用されていませんが、当時は富士山に次ぐ日本で2番目に高い測候所だったそうです。




















さて、下りはじめます。


























































































































「剣山頂上のやど」の前にはキレンゲショウマなどが植わっていました。
そういえば、そろそろキレンゲショウマの季節だということなので、
花を見ることができるかもしれないと、行者場の方へとコースをとりました。







































11時44分

頂上からキレンゲショウマを見にいくために通らなければならない急な下りです。
行者場へと続くのですが、かなり危険な香りがします。
石などグラグラしているので、いつか崩れるかもしれません。

危険だと思ったので、どこかに連絡しようと思っていましたが、
下山後忘れきってしまい、今にいたります。
連絡しておかなくてはなりません。









結局、キレンゲショウマはまだ少ししか咲いてなさそうだし、疲れたしで群生地に花を見に行く案は却下。
このまま刀掛けの松を目指します。




12時05分

これが行者場でしょうか?
洞穴のようなものがあり、奥へと続いているようです。
もちろん好奇心を抑えることのできないタチのボクは、奥へと向かいます。
















真っ暗な洞窟、階段を下へ降りると、その奥には水が湧き出していました。
狭い通路ですが、空気はひんやりとして、洞窟の中という雰囲気満点です。
いつも電灯を持っているので入ることができましたが、
明かりが無いと、真っ暗やみで何も見えないと思います。



















12時10分 道標

リフトへ650mのあたりです。



































12時18分 刀掛けの松

台風で倒れて朽ちてしまっていますが、この辺りの平家伝説の中では、
安徳天皇が休憩中にちょっと「草薙の剣」をひっ掛てたといわれる松です。




















12時27分 西島駅

リフトの西島駅まで降りてきました。
登ってきた時とは違い、太陽も顔を出し、なかなか暑いです。































ここからは、登った時と同じルートをたんたんと下ります。











































リフトの下をくぐり・・・

















見の越しが見えてきました。



















剣神社の敷地内にある「天涯の花」の記念碑です。
宮尾登美子の小説で、テレビドラマ化や舞台にもなりました。
内容は剣神社の宮司の養女のどうのこうのです。
剣山に咲く花に囲まれた無垢な少女の話だそうです。


















12時55分 見越し

到着しました。
ここで美味しいものを食べたり、お土産をみたりとしてみたら楽しいのでしょうが、
我々はそそくさと帰途へ。
たまに他のブログの人が下山後温泉につかったり、ビールを飲んだりしているのをみると、
気持ちよさそうだなぁーと思いますが、あんまり大勢の人がいる温泉とか嫌いなんですよね。
ビール飲めないし。

登山者が多い山では、麓に安いシャワー施設でもあれば良いんですけれどね。足湯と。
できれば更衣室付きのきちんとした個室が良いな。エアコンの効いた寛ぎスペースもあって。
あ、盗撮とかやめて下さいね。

そうだ!上のお土産物屋さんなんかが店の中に作れば良いのに。
お金取るとしても、中に入れてしまえば、気まずくて何か買う人も出てくるでしょうし、
もうかりまっせ~?
















歩いてきた山ですね。
また来たいです。ぜひとも来たいです。
でも、秋になって涼しくなると、いろいろ低い山に行けるようになるから、また来年くらいでしょうか。















それでは、まったね~!!!!


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