by M.Ushiyama
韓国産の古馬牝馬による特別<第3回農協中央会長杯>(国産1群、4歳上、牝、ダート2000m、別定)が11月19日、ソウル競馬場で行われ、単勝1.7倍の1番人気に推されたカルセムが、59キロを背負いながらも2着に5馬身差をつける圧勝で逃げ切った。勝ちタイムは2分10秒3(含水率8%)。
昨年6月に1000mを8馬身差の圧勝でデビュー勝ちしたカルセムは、父アジュディケーティング、母ゴルデンイメージ、母の父ダンサーズイメージという日本から持ち込まれた韓国産の4歳牝馬。続く2戦目の1200mも3馬身差で楽勝すると、その後は2、2、6着と足踏みしながらも、6戦目からは出走取消を挟みながら5連勝して1群入りした。1群昇級初戦の11戦目は伸び切れずに4着に敗れたが、12戦目をハナ差で制すると、13戦目には一昨年のダービー馬ムペガンジャ、昨年のオークス馬カムンヨングァンを差し切り2馬身半差で快勝。14戦目の前走は、長期休養から叩き3戦目となるムペガンジャを首差まで追い詰めながら2着に惜敗したが、それでも4キロの斤量差があった。今回は正攻法の逃げ。折り合いを欠くこともなく、馬なりで直線に向くと、楽に後続を引き離して圧勝した。今回、人気を分け合ったカムンヨングァンは、56キロを背負い7着に敗退。少なくとも韓国産の牝馬に敵はいないことをアピールしたといえるだろう。これで15戦10勝2着3回。持ち込み馬のため規定により重賞に出走できないが、もし出走できれば牡馬相手の重賞でも勝ち負けできる力がありそうなだけに非常に残念だ。
by馬市ドットコム
韓国産の古馬牝馬による特別<第3回農協中央会長杯>(国産1群、4歳上、牝、ダート2000m、別定)が11月19日、ソウル競馬場で行われ、単勝1.7倍の1番人気に推されたカルセムが、59キロを背負いながらも2着に5馬身差をつける圧勝で逃げ切った。勝ちタイムは2分10秒3(含水率8%)。
昨年6月に1000mを8馬身差の圧勝でデビュー勝ちしたカルセムは、父アジュディケーティング、母ゴルデンイメージ、母の父ダンサーズイメージという日本から持ち込まれた韓国産の4歳牝馬。続く2戦目の1200mも3馬身差で楽勝すると、その後は2、2、6着と足踏みしながらも、6戦目からは出走取消を挟みながら5連勝して1群入りした。1群昇級初戦の11戦目は伸び切れずに4着に敗れたが、12戦目をハナ差で制すると、13戦目には一昨年のダービー馬ムペガンジャ、昨年のオークス馬カムンヨングァンを差し切り2馬身半差で快勝。14戦目の前走は、長期休養から叩き3戦目となるムペガンジャを首差まで追い詰めながら2着に惜敗したが、それでも4キロの斤量差があった。今回は正攻法の逃げ。折り合いを欠くこともなく、馬なりで直線に向くと、楽に後続を引き離して圧勝した。今回、人気を分け合ったカムンヨングァンは、56キロを背負い7着に敗退。少なくとも韓国産の牝馬に敵はいないことをアピールしたといえるだろう。これで15戦10勝2着3回。持ち込み馬のため規定により重賞に出走できないが、もし出走できれば牡馬相手の重賞でも勝ち負けできる力がありそうなだけに非常に残念だ。
by馬市ドットコム