西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

海にオリンピックを浮かべたい

2008年08月10日 21時46分00秒 | Weblog
 大阪ドームへ行って、知事の始球式を見て、そしてまたオリンピックが始まって、思い出したことがある。

 あれはもう10年近く前のことだったか……? 母を連れて、大阪ドームへ野球を観にいった時の話。

 その日、始球式のマウンドに立ったのは、磯村隆文大阪市長(当時)。それは、2008大阪オリンピック招致キャンペーンの一環であった。

 入場時には、団扇も配布された。
 この団扇の裏面に小さく記載された一文が面白い。

「このうちわは自然分解して土にかえる地球にやさしい素材を使っています。」

 実際この団扇、あまり長い期間は持たず、母が普通に扇いでいて柄の部分からポキンと折れてしまった。
 私は、貴重なお宝になるかもと思い、実家で大切に保管しておいたのだが……。
 さっき実家へ行って探し出したのはいいが、大切にしまっていたはずなのに、既にペランペランの状態で、手に持つだけでもバラバラになってしまいそう。どうにか写真には収めたものの、その後手に取った途端、やはり柄がバキッと折れてしまった。


 まさかこの団扇……、最初から証拠隠滅するつもりで作った訳でもなかろうにねえ……。
 大阪そのものまで、自然分解しないことを祈りたいものである。

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