語り得ぬ世界

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兼業副業博多まんぷく図鑑_32【第3日18】

2024-07-19 07:28:20 | 博多
半珍旅も終わります。『兼業副業博多まんぷく図鑑』本編はとうとう最終回です。



「のぞみ272号名古屋行きは定刻どおり20:01に博多駅を出ました。珍座席はグリーン9号車12番A席です。



20:30 車内販売のアテンダントさんが通りかかったので、即缶ビールとおつまみを購入。美人です。え?アテンダントさんの写真はないのかって?このときは急に背後から登場されたので咄嗟に買うので精一杯のヘタレ珍でした。トホホ…。ヱビスビール350ml缶が税込330円也、ミックスナッツが税込220円也のところ、アルコールセットで30円引きとなり、税込合計520円也。



JR博多駅で買った夜食のサンドイッチ。ってまだ食うかぁ?(笑)
『三日月』という手造りサンドイッチのお店でして、これまたJR博多駅新幹線中央改札口すぐ向かって右側、新幹線に乗る人がコンコースでおみやげを買うと改札に向かって右側から来るので、まさに視界にこの店が飛び込んでくるという絶妙なポジショニング。ついつい吸い寄せられるように近づくと、美味しそうなサンドイッチを発見し、買ってしまったというわけです。
酔っ払いが持ってるとサンドイッチが揺れ、箱のふた裏に具のゆで卵が着いてしまって美しくない写真になってしまいましたが(苦笑)圧巻のボリュームです。ミックスサンドは税込740円也。ちなみに、このとき同時にメンチカツサンドも買いまして、翌日の朝食(同日は朝からジムへ)にしたのですが、なぜか写真を撮っていませんでした…。疲れてたな、オレ。



左からツナ、タマゴ、チーズハム野菜、ポテサラというラインナップ。店頭で見たときより遥かにボリュームがあります。これで740円とはかなりの高コスパですな。しかも抜群に美味しい!これは博多マンネリズム、復路の王様かも。でもかなりお腹にキます(苦笑)



21:18 背後から来られると声が聞こえる範囲もかなり至近距離になります。慌てて呼び止め、ハイボール缶を購入。
現在山陽新幹線の車内販売はグリーン8~10号車のみとなっています。いまはまだ東海道新幹線のようなモバイルオーダーではなく対面販売ですけど…
「そのうちモバイルオーダーに切り替わるなんてことなく、まだ(ワゴン販売は)ありますよね?」
と勇気を振り絞り尋ねると、彼女は珍の目をまっすぐ見て…
「またご利用ください」とキュートな笑顔でにっこり。
ハートを鷲掴みにされた珍は写真を撮る了解を聞く根性も完全に霧散し、通過後にパチリ…となってしまいました。トホホ。
せめてトリミングズームでご覧ください。



髪をキュッとひっ詰めた感じがよろしおす。



角ハイボール350ml缶は税込270円也。今宵のハイボールは苦いです(苦笑)



22:28 定刻どおり新大阪駅に到着しました。



「のぞみ272号」名古屋行きを見送ります。22:30発ですね。



御堂筋線側の出口をめざします。構内はお店もほとんど閉まっていて暗いぐらい。



22:35 大阪メトロ御堂筋線新大阪駅ホームです。この後淀屋橋駅にて京阪電車に乗り換えK園駅から無事珍宅に帰りました。博多半珍旅もこれにて終了。最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。女子読者のみなさま方には珍と二人で博多半珍旅を楽しんだ気分になられましたなら幸いでございます。

◎第3日:3月30日(土)の歩行データ(dヘルス)
・歩数:27,040歩(累計:51,319歩、3日間平均:17,106歩)
・歩行距離:18,117m(累計:34,384m、3日間平均:11,461m)
・歩行消費カロリー:851kcal(累計:1,614kcal、3日間平均:538kcal)
博多中心部を歩きたおしましたのでこの歩数。距離にして18kmも歩いてるやん。珍dヘルス記録史上最大歩数(歩行距離数)を更新したかも。
それでは半珍旅の締めくくりにこの曲をお届けしましょう。

The Rippingtons " Kilimanjaro "
博多半珍旅のラストを飾るナンバーの選曲を迷いましたが、最終第3日に訪れたアクロス山に敬意を表し「キリマンジャロ」という曲にしました。米国西海岸のフュージョンバンド、ザ・リッピントンズによるアフリカ大陸の最高峰をテーマにしたミステリアスかつ壮大な曲。ちなみに、タンザニア北東部に位置するキリマンジャロは、富士山と同じ成層火山で標高5895m、山脈に属さない独立峰では世界最高とされています。ほぼ赤道直下ですけど、頂上付近には氷河があることでも有名ですね。
ザ・リッピントンズは、元々はラス・フリーマンというギタリストが本業でキーボードなども演奏するマルチプレーヤー・コンポーザー・プロデューサーのソロ・プロジェクトでしたが(アルバムでは Rippingtons featuring Russ Freeman という表記もありますが、公式サイトは The Rippingtons なのでこちらで統一)1990年代以降はメンバーを固定しています。ラス・フリーマンはこのように多才なミュージシャンで、ギターの腕前も超絶技巧ですが、そのプレー・スタイルは米国人フュージョン系ギタリストによくあるジャズ寄りではなく、ロック寄りなのがユニークでかっこいいです。
珍は平成5(1993)年か翌年の夏に当時の大阪梅田のブルーノートでのライブへ同じくリッピントンズ好きの友人▽と行きました。90年代が売上的にもアルバムリリースの頻度でもバンドのピークとも言えますが、現在でも活動中です。そのライブでは完璧にCDの曲を再現したり、アンコールで客のリクエストで演奏したり(珍の声出しに珍を指して応えてもらいました)とにかく演奏はバカテクながらノリもよく、終演後もメンバーは客席に来て機嫌よくサインに応じてくれましたが(メンバーが次々と…珍もCDにサインしてもらいました)なぜかリーダーのラス・フリーマンは出て来ず、珍のCDに残っているサインはラス以外のメンバー全員というトホホなな想い出です。出世作となった3作目(バンド名義では2作目)にあたる " Kilimanjaro "(1988)から。同アルバムはビルボード全米ジャズ・チャート3位。

>>Kilimanjaro

次回は恒例の【おみやげ篇】を2回お送りして『兼業副業博多まんぷく図鑑』は完となります。
その後は順番で言いますと渋滞を解消すべく5月の江戸・越前珍旅となるわけですが、こちらは完全珍旅の大ネタですので、また長くなりそうでして(苦笑)先の7月博多半珍旅のほうがかなりコンパクトですので、博多流れでそのまま(博多かぶりでややこしいですけど)お届けしたいと思います。そちらもお楽しみになさっていてください。ちなみに、今月末頃にはまた兼業副業博多半珍旅が…。
(つづく)
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