浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

スミレを移植しました

2013-03-21 18:32:23 | 浮島ヶ原自然公園の植物
公園内には、ツボスミレが自生します。
しかし、それ以外の身近なスミレがありませんでした。
そこで、よく見かけるスミレを移植してみました。



公園の東側にある国道1号線「中里」交差点で咲いていたヒメスミレをまず移植しました。
縁石の隙間などで咲いていることの多い、紫色のスミレです。街中で見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

それから淡い青色の花をつけるタチツボスミレ。
このスミレもよく見かけると思います。これは須津川からやってきてもらいました。

さらに比較として園内のツボスミレも移植しました。
まずは3種類のスミレを観察することができます。違いを見比べてみてくださいね。



ついでに近くに生えていたレンゲとヤマルリソウも移植してみました。
市内で見られる普通種の野草も、一部を公園で見られるようにしていきたいと思います。

トウダイグサも伸びてきました

2013-03-17 22:08:34 | 浮島ヶ原自然公園の植物
ノウルシと同じ仲間のトウダイグサも黄色になってきました。



両方ともトウダイグサ科の植物です。「ノウルシがトウダイグサの仲間」と言ったほうが正確でしょうか。

公園の北側から移植したものが根付いたようで良かったです。
ノウルシほど黄色くなりませんが、花びらではなく苞葉が色づくのは同じです。
ぜひ見比べてみてくださいね。

カキドオシが咲いていました

2013-03-17 21:59:24 | 浮島ヶ原自然公園の植物
以前移植したカキドオシが花をつけていました。



ちゃんと残っていたようでよかったです。
湿地の植物だけではなく、身の回りの道ばたに咲く花も覚えられる場にしたいと思っています。
公園の周辺を中心に、富士市内で見られる野の花を少しずつ移植しています。

散歩で見かける花の名前がわかると、普段見ている景色がちょっと違ったものになるかもしれませんね。