浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

富士市こどもエコクラブ交流会が開かれました

2011-10-30 22:57:41 | 自然観察会
園内で、富士市こどもエコクラブ交流会が開かれました。



まずは開会式。
富士市環境総務課からの説明と、エコクラブを支援してくださっている鷹岡ライオンズクラブさんからの挨拶がありました。



親子で50名以上の参加がありました。
日程の説明をうけて、A、B、Cの3班に分かれて園内の自然観察を行いました。



ミゾソバやアキノウナギツカミなどの秋の草花を中心に観察しました。



水路沿いでは、哺乳類の足跡も発見。
たぶんイタチかな?



一通り観察をしてきたら、管理棟周辺の帰化植物調査を行いました。
参加者全員で目についた花をとってきて、並べてみました。
帰化植物27種類、在来植物25種類で帰化率は53%でした。埋め立てられた土地で、国道1号線も近いのでこんなものでしょうかね。



管理棟前では、公園周辺に住む魚や水生生物の展示を行いました。
参加者にも、管理棟前の水路や、前川でアミを使って生き物とりをしてもらいました。



昼食後は、自然遊びタイム。
ドングリこまや、ヨシ笛、オギのふくろう作り、クラフト作りなど、自分が作ってみたいものに挑戦しました。



木の実のストラップ作りにも挑戦。
がんばって作りました。

最後に雨が降ってきましたが、午後2時までみなさんで楽しむことができました。



午後は、ガールスカウトの指導者の方々の研修会もありました。
自然観察や、クラフト体験を楽しんでいかれました。


いよいよヨシの刈り取りが始まりました

2011-10-29 15:48:01 | 浮島ヶ原自然公園の風景
秋の風物詩になっている公園のヨシ刈り取り。
今年も始まりました。



刈り取ることで、早春にノウルシやヒキノカサが成長することができます。
湿原の植物にとっても、このヨシの刈り取りは必要なことです。

刈り取られたヨシは、茶畑にひかれて霜対策に使われるなど、活用されています。
太いヨシは、拾い集めて管理棟でやっているヨシ笛体験にも使います。

この刈り取ったヨシが欲しいという方は、富士市みどりの課 電話:0545-55-2793 ファクス:0545-53-2772 メールアドレス:midori@div.city.fuji.shizuoka.jp まで申し出てください。

カブ隊の観察会を行いました

2011-10-13 21:33:50 | 自然観察会
10日に、ボーイスカウト富士第2団と長泉第2団のカブ隊で観察会を行いました。
まずは、管理棟の前で顔合わせ。



ちょっと緊張気味かな?



ちゃんとあいさつを交わして、いよいよ自然観察へ。
園内で咲き始めたミゾソバとアキノウナギツカミを観察しました。



ツルマメの実をかじって、枝豆と同じ味であることを確かめたり、ヤブツルアズキの実がアズキに似ていることも確認しました。



ミゾソバとアキノウナギツカミは、茎も触って棘の鋭さを確認しました。
葉の形も見比べて、見分け方をしっかりと覚えました。

管理棟に戻ってから、ヨシの葉を丸めて笛づくり。
なかなかうまく音がでませんでしたが、だんだんあちらこちらから音が聞こえるようになってきました。
約1時間半の観察会でしたが、みんな楽しめたようでよかったです。
「また来てね」とあいさつしたら、「絶対来る!」とありがたい返事もいただきました。
うれしいことですね。