ママコノシリヌグイが咲いてきました

公園中央部、雑草の丘の南端のところに、ママコノシリヌグイが咲いてきています。



白とピンクのコントラストがきれいな花です。



拡大してみると、実にかわいらしい花ですね。

でも、葉や茎はトゲだらけ。
そこでついた名前が「ママコノシリヌグイ」。
漢字にすると「継子の尻拭い」です。
継母が継子をいじめるためにこのトゲのある葉で尻を拭いた、という例えから。
なんともひどい名前ですよね。

見た目はよく似ていますが

ハルシオンに代わってヒメジョオンが多くなってきました。



ハルシオンと比べると、花弁が少し太いです。
茎も、中空であるハルシオンと比べ、ヒメジョオンは、ずいが白く詰まっています。
ちょうど両方咲いているので、見比べることができますよ。

管理棟脇の芝生には

ハナイバナが咲いています。



薄青色の花が咲いています。



園内で最盛期のナヨナヨワスレナグサにも似ている花です。



こちらがナヨナヨワスレナグサ。
公園で、ぜひ見比べてみてくださいね。

ハラビロトンボが飛び始めました

ハラビロトンボが羽化しています。



駐車場南側の野原で過ごしているようです。
まだ未成熟個体ですね。

成熟してくると、管理棟南側のヨシ原に戻って縄張りをもつ行動が見られます。

大きな声で鳴いています

駐車場横のヤナギには、オオヨシキリがさかんにさえずっています。



葉が茂る中で鳴いていますが、しばらく見ていると見えやすい場所に出てくることがあります。



これといった大きな特徴がない鳥ではあります。
若干頭部の羽がとさかになっているように見えて、眼の上に白い眉毛があるようにも見えればオオヨシキリといったところでしょうか。



こんな大きな口を開けてさえずっていました。
ゆっくり近づけば、こんな風景も見られますよ。