endy's teapot

今朝のSKshow!

今朝の産経抄(9/29)「日本のお人好し外交」

2004年09月29日 | skshow
原文はこちら

論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:「」,専門家,率直に書いてしまうが 誤解を恐れずいうと
インプレッション:産経らしさ ◎ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言
内閣改造を枕にして,外交への批判を展開している.枕型にするかエッセイにするかちょっとまよった.外交批判への度合いが少し弱いのと,外交を語るために内閣改造を引合に出した感じが少しよわいため.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]筆者の考察,話題の提供
 [論理構造]「」
 [中心人物]
 [分析]"オレ流"以外見るべきものなし.あくまでも枕.
→第2パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]といえば
 [中心人物]
 [分析]内閣改造といえば外交 という構造."誤解を恐れずいうと"が登場.どういう誤解をすることを念頭においているのだろうか.
→第3パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]"率直に書いてしまうが",なんでこういう前置きをするのだろうか.素直に主張すれば良いものだが.
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]川口大臣
 [分析]テレビでの事例紹介
→第5パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]「」
 [中心人物]川口大臣
 [分析]大臣が国民といっしょに感情に走られたらこまるーというのはおいておいて,

"キョトンとしていた"ので
"日本のお人よし外交は破綻(はたん)したと同キャスターは書いている。"
というのは,変で."キョトンとしていた"はお人好しを象徴するできごとなので,結論が逆でしょう.
"日本のお人よしがあらためて認識され,国家としての外交は破綻(はたん)したと同キャスターは書いている。"

なら,理解できるのに.まあ,ここは筆者も引用部分なんで,元のキャスター氏のミスリードのままなのかも知れない.

→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]反語
 [中心人物]
 [分析]いったん,逆の立場に理解を示し,主張エッジを立たせる典型的な手法.これはよく用いられている.

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/28)「「ヤミ献金」といえば「化粧女」」

2004年09月28日 | skshow
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論理構造タイプ: 落語枕型
出現テクニック:といえば
インプレッション:産経らしさ ◎ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言
今日は,「といえば」やります.と宣言している.

そのこころはが明確にないのが惜しい
"なるほど。国民の目など知るものか、と電車の中で化粧する女性と同じかもしれぬ。"
でおわらずに
"「電車の中で化粧する女性と同じ」と解いたこころは,どちらも他人の目など知るものか.
お後がよろしいようでというにはなりませぬな"
なんて,してほしい感じがするのだが,どうだろうか.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]話題の紹介
 [論理構造]「」
 [中心人物]
 [分析]口語的な書き出し.中身はないまま,書き出しだけでおわっている
→第2パラグラフ
 [概要]事例の紹介
 [論理構造]専門家
 [中心人物]臨床心理士・矢幡洋
 [分析]まず最初に,「選択的非注意」という状況の設定.
→第3パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]こんどは“ネオ依存性”
→第4パラグラフ
 [概要]別の話題紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]といえばの結論を導き出すための一方の布石を紹介
→第5パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]野中氏
 [分析]
"自らの関与は「一切ない。だれからも相談を受けたこともない」"といえば
"電車の中で人目もはばからず一心不乱に化粧をする女性などは、他人は知っちゃあいない。自分とは異質なものを一切視界に入れない。"人も同じ.って ちょっと無理無理かな.


●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/27)「ハーンに関する本の紹介」

2004年09月28日 | skshow
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論理構造タイプ: 追悼型
出現テクニック:「」,専門家,事例紹介
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言
没後のアニバーサリーの追悼型の記事.
実は,ネタとなる本があって,自分の足で集めた事例ではなく,その本の紹介になっている.
書評欄だともう少し,内容の分析があるのだが,なぜか巻頭コラムは
内容紹介でもOKのようだ.
というわけで,そりゃないよねって感じで分析はなし.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第2パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/26)「日本の9・11」

2004年09月28日 | skshow
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論理構造タイプ: 落語枕型
出現テクニック:「」,専門家,さげ 落語枕 一部の人 といえば ロングパラグラフ
インプレッション:産経らしさ ◎ 構造の魅力 ◎ 読みごたえ ○

●分析前の一言
KGBとCIAを並行で話題に出しながら,その原因をしっかり北朝鮮への話題に転嫁して,
日本への警鐘で締めている.ダブル枕でしかも得意分野.今日のコラムは上出来ではないか.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]報道の紹介1つめ
 [論理構造]「」,専門家
 [中心人物]CIA
 [分析]「」を文頭にいれる手堅い書き出し.
→第2パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]報道の紹介2つめ
 [論理構造]といえば
 [中心人物]KGB
 [分析]CIAといえば,"片や"です.ちょうど並べるよいネタがあったものです.
→第4パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]専門家
 [分析]原因推論するに,専門家の意見を引用する.新聞なら,引用しなくたってオリジンでいいじゃないかという考えるよね.
→第5パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]といえば
 [中心人物]
 [分析]"アダムとイブの時代から、人類最古の職業の一つが" 唐突だけど,面白い.KGBとCIAの今をあげておいて,アダムとイブに引き戻す.中身としてはちょっとした修飾語というだけなんだけど,文章のリズムがよくなっている.

で,今日の秀逸はこの一文
"北朝鮮で中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射を疑わせる動きは偵察衛星で知れるが、「金正日政権のココロ」はヒュミントでしかつかみえない。"
強引というかあざやかというか,見事に北朝鮮へ着地している.

私なら,単純に"KGBとCIAが弱体するのをほくそえんでいるのは誰あろう"なんて,無難な「といえば」にしてしまいそうだ.


→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]といえば,一部の
 [中心人物]日本の政府
 [分析]
ここで,政府にさらに矛先をむけるべく
▼「日本の9・11」はいつ
としているが,これでは唐突すぎて「なんでここで出てくるの?」となるが,
"北朝鮮に「ココロ」を易々と見透かされて"
となり,前をきちんと受けている形になっている.

要は日本の情報活動を非難しているんだが,かなり用意周到.


●今日のあとがき

勝手にSKshow(9/28) 校門タグ

2004年09月28日 | IT
(バックログをためたままの自作は気がひけるのですが^^;)

▼最近のITには目を見張るものがある.一部の学校で,ついに,登下校の管理まで始めたようだ.
校門を通過する児童をRFIDでリアルタイムに把握~立教小学校で試験運用 (INTERNET Watch) - goo ニュース
▼お守りがたをしたこのタグ,親や学校にはなかなか評判なようだ.私立学校だから,当事者の好き好きと言ってしまえばそれまであるが,エンジニアのプレゼン資料が本物になってしまった感があり,いままでのITとは何か違うものを感じる.
▼果たして当の子供たちはどう受け止めているのだろうか.心理的な圧迫感がないのかどうかは長期に渡る追跡を待ちたい.教室や電車に忘れて大騒ぎなんてことにならなければ良いが.
▼IDcardで入退室する我々サラリーマンだって似たようなものではあるが,先生たちも同時に監視されるわけで,一部の人権派の先生はなんというだろうか.日頃こういう記事に敏感な朝日も割と好意的な記事なのが気になり,是非彼らの良識ある反応を待ちたい気もする.

今朝の産経抄(9/25)「今日の文体は変わっているよ」

2004年09月25日 | skshow
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論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:「」,専門家
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 × 読みごたえ △

●分析前の一言
ちょっと今までと違う文体.代筆かな.
構造分析は前半だけをちょっと違う角度から行ってみた.


●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]”少しオーバーなもののいい方をするが、~というのがある。”
”でいえば、~だった。”
”、そして状況を一変させたのである。”
一つ目は,エッセイとしてはありそうな書き出しだが,3番目の書き方は珍しいかな.
→第2パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]”~とは、~だが、~ことをいっている。”
”その~ことだとすると、~はその人の口からでていた。”
非常に頭でかっちな,重文構造といえばいいのか.前半が筆者の置いている仮説なんで,
それがすっと入らないと,こけてしまう.
”そんなことはどうでもよい.現状を冷徹に見つめるリアリズムが大切だ”
こういう,産経らしい
短い紋切り調の持つ危険は知っていても,石井氏の明快さを感じてしまう.

→第3パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]”これまで日本のプロ野球の宇宙は、巨人を中心に回るとされた。最近の子供の四割は天動説を信じているという驚くべき調査があったが、これはさしずめ反“巨動説”。その巨人グループが一夜にして豹変(ひょうへん)したのも、「一言」に激怒した世論のためだったろう。”
これも
”これも,最近のゆとり教育の弊害か,最近の子供の四割は天動説を信じている.一方,日本のプロ野球は巨人を中心に回る“巨動説”。その巨人グループも、「一言」に激怒した世論のために一夜にして豹変(ひょうへん)だ。

てなかんじでしょうかいつもならね.

分析は今日はここまで,以下略
→第4パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/24)「キャスター観」

2004年09月25日 | skshow
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論理構造タイプ: 単純反復型
出現テクニック:「」,専門家,落語枕 一部の人
インプレッション:産経らしさ ◎ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言
きっと,某掲示板では話題になっていることでしょう.第2四半期を締めくくっていいのではというくらい濃いコラム
構造的にはどうかと思うがファンだとするとたまらないでしょう.


●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]ラザー氏
 [分析]捏造を取り上げているが,そんなことはどうでもいい のがわかる.
→第2パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]といえば
 [中心人物]
 [分析]ここで,ラザー氏は枕として,使い捨て
→第3パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]米国での小泉氏の報道への紹介.
 ”一部を除けば米国のまねをして?おおむねリベラル好きだ。”
 普段は
 ”一部のマスコミは米国のまねをして?おおむねリベラル好きだ。”
 と書くところなのに,普段より踏み込んでいることがわかる.
→第4パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]擬態
 [中心人物]
 [分析]筆者の与しないスタンスに「よそいき」というらべるを設定
→第5パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]モナーと言っている.ここまで言い切ると,単純反復型として立派
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]”その風潮にのって、昨日まではソ連びいき、社会主義を賛美していた人(実はこれも口さきだけだったのだ)が、今日は口をぬぐってマスコミに登場し、テレビを仕切っている。”
だけが言いたいことなら,枕型でも良かったけど,ずーと主張が続いているのが今日の濃さ.

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/23)「理科離れを憂う その日本語がお粗末では」

2004年09月25日 | skshow
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論理構造タイプ: 単純反復型
出現テクニック: 専門家
インプレッション:産経らしさ × 構造の魅力 × 読みごたえ ×

●分析前の一言
「果たして,地球が丸いと知ったのいつ.疑問に思ったのはいつ?」
自分のことは棚にあげて,空虚な論理は展開しないで欲しい.知らないと何故いけないのか,いつ知ればいいのかをちゃーんと説明した記事にはついぞであっていない.
この記事も夕焼けの美しさは良いが,それは地球の丸さとは関係ない.
いかに子供に認知的葛藤を起こさせて,「疑問」をもたせることが大切なんであって,その前に
地球は丸いなんてことを「公理」として教える必要なんてない.
「戦争をした」のように,知らないと知り得ないこととはかなり違うんだよね.

最初から「地球は丸い」なんて教えたら本当に理科嫌いな子ばかりになると思うんだがな.

久々に,らしくなく,構造もひどく,読みごたえもない三重苦のでき.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]問題提起,報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第2パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]紙面の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]事例紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]朝日や夕日の美しさと理科系離れの関連がまるで導かれていない.
口当たりの良いフレーズで終わっているが,さげにもなっていない.

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/22)「合理化 野球の 本当は...」

2004年09月25日 | skshow
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論理構造タイプ: 落語枕型
出現テクニック:
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言
あえて,落語枕型にしてみた.本当は合理化と賃下げが言いたかったのではないか,
それは,野球以外でもというのが仮説

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]「」
 [中心人物]野球
 [分析]わかりやすいキーワードで導入
→第2パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]試合結果
 [分析]事実の提示
→第3パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]パリーグ
 [分析]動員数より,考察を提示
→第4パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]枕
 [中心人物]巨人
 [分析]ここで,パリーグは枕ではという予感
→第5パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]”まずオーナーたちは巨人頼みの古い夢からさめなければならない。ドラフトやFAや高額年俸のべらぼうな壁もとり払うべきで、それには選手の側も覚悟が必要だ。”
さて,強く主張したいのはどっち. 何となく,後者を言いたくて,いろいろ仕掛けた感じがする.
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]主張と書いたが,枕が終わっているのでこれはおまけ.

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/21)「おやじは台風?」

2004年09月24日 | skshow
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論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:専門家
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 × 読みごたえ △

●分析前の一言
典型的なエッセイ.読者の反応に応える形の続編.分析するような構造はなく,
参考となるのはこのイントロだけなので,分析は省略してますね.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第2パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/20)「オーナーの熱き想いはあるか」

2004年09月24日 | skshow
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論理構造タイプ: 単純反復型 落語枕型 追悼型 エッセイ型
出現テクニック:「」,専門家,さげ 落語枕 一部の人 といえば 擬態 反語 ロングパラグラフ プチ枕 中心人物 事例紹介
インプレッション:産経らしさ ◎ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第2パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/19)「オーナーの熱き想いはあるか」

2004年09月24日 | skshow
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論理構造タイプ: エッセイ
出現テクニック:「」,専門家,
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 ○ 読みごたえ △

●分析前の一言
鹿内氏はゼネストを抑えた功績で,ニッポン放送などを手にいれたと聞く.そういう意味で
ストと産経は相性がよくはなさそうだが,今日はそんなむずかしいはなしではなく.懐古的な
中身.
構造としては,今のはなし,昔のはなし,昔への考察,今へのフィードバック
という手堅い構造

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]古田
 [分析]
→第2パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]善悪2分論に落ち着いて,書きやすくなっただろうね.この話題
→第3パラグラフ
 [概要]歴史事例の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]永田
 [分析]かつての熱いオーナーの事例紹介
→第4パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]前の事例に対する考察.経営的にはといったん反語にして,今と変わらないという考察を引き出しておいてから,今にないものがあったという考察をあざやかにしている.
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]といえば
 [中心人物]
 [分析]情熱といえば,手をあげているオーナーたちは? と,今の話題にもう一度戻して卒なくまとめ

●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/18)「戦争の大義」

2004年09月24日 | skshow
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論理構造タイプ: 単純反復型
出現テクニック:「」,専門家,さげ 落語枕 一部の人 といえば 擬態 反語 ロングパラグラフ プチ枕 中心人物 事例紹介
インプレッション:産経らしさ ◎ 構造の魅力 △ 読みごたえ ○

●分析前の一言
バックログためてすいません.
戦争に大義などあるのか?という問いかけ.
最近ネオリアリズムなんてキーワードを知りましたが,そんな感じ
構造としては,単純反復.でも,らしいキーワード満載で,ファンの人にはたまらないでしょう.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]報道の紹介.
 [論理構造]一部の
 [中心人物]
 [分析]話題の提示
→第2パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]専門家
 [中心人物]
 [分析]いままでずっとこう言ってきた.って主張
"戦争の大義はすべて相対的なのだ。"大丈夫かな.ここまで言い切ってあとで破たんしないかどうか.
専門家を引用して,代弁させている.

→第3パラグラフ
 [概要]歴史事例の紹介
 [論理構造]反語
 [中心人物]
 [分析]大義の例を2つだして,主張を補強.
→第4パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]誤解を恐れず率直に書けば
 [中心人物]
 [分析]こういうキーワード,確かによくみかける.でも,どんなことでも振り返ってみて
おかないと,梯子外されたときに困るでしょうね.構造的に各文の飛躍が大きい
→第5パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]専門家,一部の
 [中心人物]パウエル
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]アナン
 [分析]リアリストと風見鶏の対比に注目.結果によって,評価も変わるのがまさにリアリストの論理構造


●今日のあとがき
すごいね.国語的にはこんな文かいちゃだめというお手本.

今朝の産経抄(9/17)「若者よ」

2004年09月17日 | skshow
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論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:事例紹介
インプレッション:産経らしさ × 構造の魅力 ◎ 読みごたえ○

●分析前の一言
以前に,やはりこういう事例列挙のエッセイを,中身はおもしろいが,構造的には見るものなしで,転載だけではしょうがないと紹介したところ,私の先生がみんなに勧めるコラムとして紹介されていた.もちろん,中身の良さをとってのことだが,個人的には(汗)だった.
今回は,そこまで写しぱなしでなくて,事例を真ん中に紙面の小学生を枕にして,若者閉塞感を憂いている.これもコラムとしては上出来だと思う.なかなかこの異質なバランスが産経抄の魅力.濃いほうだけの分析ではやはり物足りない.

●分析結果


・第1パラグラフ
 [概要]紙面の紹介
 [論理構造]枕
 [中心人物]
 [分析]意外と少ないのが紙面からの書き起こし.もちろん時事ネタあるが,紙面を引用することはほんとうに少ない.
→第2パラグラフ
 [概要]筆者の感想,事例紹介
 [論理構造]といえば,専門家
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]本といえば,映画の人が本を大切にするということで逆説的なエッジを立たせている.

→第4パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]内容紹介の続き
→第5パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]"実は、若者にとって、いま夢中になれる仕事を見つけるのは至難のことだが…。"まったくその通り,なのかな.ここより前が枕になってるわけね.
●今日のあとがき

今朝の産経抄(9/16)「思川」

2004年09月17日 | skshow
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論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:「」,専門家
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 ○ 読みごたえ ○

●分析前の一言
思川が注ぎ込む,渡良瀬遊水池は,悲しい歴史のしみこんだ池である.その悲しみにさらに幼い悲しみが沈み込んだ.
構造としては,話題紹介,背景探求,といえばの事例紹介,さげというまことにスタンダードなコラム.習作としては手本にできる.産経らしくはないけど


●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]事例の紹介,筆者の主張
 [論理構造]「」,事例
 [中心人物]
 [分析]事件に対して"なぜ救えなかったのか。どうして助けてやれなかったのか。"極めてオーソドックスな反応
→第2パラグラフ
 [概要]筆者の主張,背景の記述
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]筆者の考察,ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]親たちの生い立ちの紹介
→第4パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]親への不満
→第5パラグラフ
 [概要]事例紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]"思川"といえば,同名の小説を引用して"“思い”に駆られることだろう"と駆られるということばを引き出している.
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]救えるような信号も出て,気付いた人もいたのに.ということで,主張がもっともらしさが迫力がでている.

●今日のあとがき