endy's teapot

今朝のSKshow!

今朝の産経抄(8/31)「夏のおわりに」

2004年09月02日 | skshow
原文はこちら

論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:「」,専門家,さげ 落語枕 一部の人 といえば 擬態 反語 ロングパラグラフ プチ枕 中心人物 事例紹介
インプレッション:産経らしさ ◎ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言
エッセイ型の日はわたしも休んだらというアドバイスをいただいた.確かに毎日続けるのは大変で,しばしばまとめての投稿になる.エッセイ型の日は中身は楽しいものも少なくないので,拝見はさせていただくとして,その時間を自分の文章書きにあてるのも一案.何にしても反響はありがたいものです.


●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]話題の提供
 [論理構造]専門家
 [中心人物]夏,倉嶋さん
 [分析]
→第2パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]専門家
 [中心人物]李白
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]報道の紹介その2
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]報道の紹介その3
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
”テレビは口をそろえて「癒やされるわァ」と歓声を上げていた。ワラならぬクラゲをもつかむ癒やし願望に笑った。”
テレビは歓声をあげないよね.わざと書いているのだろけど

●今日のあとがき
本当は,防災の日なんで,こんな無難な話題よりももっと台風に絡んだ防災の話題が欲しかった.
地震と噴火がつづいたのも,大地の警鐘とでもいうべきか.

今朝の産経抄(8/27)「橋本さんの説明責任その2」

2004年09月02日 | skshow
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論理構造タイプ: 単純反復型
出現テクニック:「」,専門家,さげ 落語枕 一部の人 といえば 擬態 反語 ロングパラグラフ プチ枕 中心人物 事例紹介
インプレッション:産経らしさ ○ 構造の魅力 △ 読みごたえ ◎

●分析前の一言
この話題,すごく大事なことなのにオリンピックや野球の話題で隠していたのか,やっといろんなメディアで取り上げられるようになってきた.大人が凛とした背中をみせなくてはいけない話.

今日はある意味正攻法なコラム,得意のヒネリとか最初の反語的なところだけで,あとは
関係者の証言をたたみかけて,一気に最終パラグラフに持っていている.
まっとうな作りだと,なんとなく産経らしく感じなくなってしまう.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]話題の提供
 [論理構造]「」,多くの,反語
 [中心人物]
 [分析]"「政治家のウソ」に対して。いやこれは言い過ぎだ。訂正すると「政治家の記憶」"わざと言いなおす.推敲しているのだから言い過ぎだと思ったらかかなければ良いので,言い過ぎだとは思っていない.ひっくりかえして,印象を強くする手法
→第2パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]「」
 [中心人物]橋本氏,野中氏,青木氏
 [分析]会話を多用して,臨場感を出している.
→第4パラグラフ
 [概要]報道の紹介,筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]「」
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]東京地検,橋本氏
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]ここまでを踏まえて,新しい問題を提起
●今日のあとがき
極めてまっとうなコラム...

今朝の産経抄(8/31)「戦いすんで」

2004年09月02日 | skshow
原文はこちら

論理構造タイプ: 単純反復型
出現テクニック:専門家
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 △ 読みごたえ △

●分析前の一言
コメントで,やはりコラムの執筆者は2人いるというコメントをいただいた.
こんなBlog誰が読まれるのかと不思議だったのだが,別の場所では一大スレッドを形成している
分野のようである.しかも,意外と内容の是非だけではなく,コラムニストの人柄や,構造分析を行なっているところに驚いている.
今日は,同じテーマの二つの話題が並列して書かれていて.ほとんど分析するべき個所がない.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]話題の提供
 [論理構造]
 [中心人物]デリマ
 [分析]
→第2パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第3パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]別の事例
 [論理構造]
 [中心人物]室伏
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]意味不明なさげ
"古代ギリシャ喜劇アリストパーネス作『女の平和』では、戦争をやめさせるため女たちが一致団結して男を拒否するストをした。二〇〇四年夏のアテネ五輪戦争は終わり、夜のとばりのおりるなか男と女に平和が訪れている。たぶんかりそめの平和だろうけれど。"
「女の平和」はお話で,今こういう紛争があるわけでもない.
冗談でも五輪を戦争に比喩するのは上品とは思えない.そこを分離してこそ近代人たるものかと思うのに.で,最後の「男と女に平和」がおとずれ,それが「かりそめ」というのは,まったく理解できない.


●今日のあとがき