endy's teapot

今朝のSKshow!

今朝の産経抄(9/7)「世に怖いものといえば」

2004年09月07日 | skshow
原文はこちら

論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:といえば
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 ○ 読みごたえ ○

●分析前の一言
文頭に慣用句を持ってきて,そこのキーワードからとんでゆくような形.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]話題の提供(キーワードの提供)
 [論理構造]キーワード,といえば
 [中心人物]
 [分析]"地震・雷・火事・おやじ"といえば"台風"今日のお題を一気に列挙
→第2パラグラフ
 [概要]報道の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]まずは台風の話題を紹介
→第3パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]次の話題を紹介,歴史事例の紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]次は地震の話題
→第5パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の主張
 [論理構造]さげ
 [中心人物]
 [分析]
"正しく恐れる地震情報は難しいが、いたずらにおびえる流言飛語も、怖いものの一つに挙げておきたい。"
最後に苦言を呈するのは,コラムの王道.産経ではむしろ珍しいパターン.あのかたがあまり用いないせいか,はたまた苦言の毒が強すぎて,さげというレベルを超えているのか.
●今日のあとがき
あのかたのコラムを楽しむのであれば,今日は休刊日でも良いが,こちらの構造もある種のスタンダードとして分析しておきたい.