endy's teapot

今朝のSKshow!

ルール無き処罰

2006年07月25日 | skshow
たばこ吸いながら地下鉄運転、乗客が目撃…名古屋 (読売新聞) - goo ニュース

最近、勤務先や所属する団体による、
法律によらない処罰というのが非常に気になっています。

最近でも、
相撲取りの3日間出場停止
千葉の下着泥棒の先生の名前公表
日銀総裁の辞職騒動
ゴールデンゴールズ解散騒動

ちょっと前だと
運転席に息子を入れた運転士の免職

等々
法律でルール化された罰以外にこうした「私的」な罰というのに
普遍的ルールはあるのでしょうか。

ゴールデンゴールズの例を見ると、何か感情に流されている気がして
心配です。

特にこの例は、ルールがないのに罰するというのは、
本当は駄目なの? ってよりどころがないので、
大丈夫かなって心配です。

性善説でそんなことまで決めてなかったというの主張もありそうですが、
お手盛りや力関係に流されそうで心配です。



ローマの休日 24時0分=0時0分?

2006年07月13日 | skshow
1953年の映画の著作権の消滅について、
あの高部判事が文化庁の判断を覆す決定を行いましたね。

http://www.sankei.co.jp/news/060711/sha069.htm

これって2つの問題があると思います。
一つは
1.24時0分=0時0分
という、中身が何でもよくて、法律の適用の解釈の話。
これは、4月1日生まれ問題と基本的に同じですよね。
3月31日を以て満年齢に達するという解釈に4月1日の0時0分が
ふくまれるからですよね。
皮膚感覚には合わないけど、決めの話だからそのままになっていた。
今回は、日ではなく年なので、いくらなんでも同じ理屈はないだろうと
いうもの。
そもそも、一日のおわりとはじめって、こんな融着したような状態が
正しいのかな。法律的に天文学(暦)的に、なにより我々の皮膚感覚に。

2.著作権の期間を延ばすこと
そもそも、当たり年だからどうこうではなくて、何年保護するのが妥当なのか
きちんと議論すべきではないでしょうか。外国に合わせて延ばすとか
というはなしではないと思います。

3.余談
文化を守るために、権利を延ばすという言い方が伝わってきましたが、
無形の産業に携わる人は、ビジネスモデルが成り立たないときに「文化」という言葉をとかくつかいたがりますね。
映画から、観光地のおみやげに至るまで。
「文化」だと認められる位に長い期間にわたって、視聴されているものこそ
人類の共有財産としていいのでは。
質が落ちるかどうかについては、それこそ買う側の判断だと思う。
廉価版のCD/レコードと同様。
むしろ、ロングテール法則からすれば、埋もれていたコンテンツの掘り起こしになるかもしれない。