宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

しもつけ かんぴょうまつり

2017年07月26日 | 催し物
道の駅しもつけ で行われた「しもつけ かんぴょうまつり」に出かけて
来ました。
舞台で、こども園のお遊戯やフラ、お囃子が行われ、鮎のつかみ取り、
干瓢むき体験、干瓢料理の試食が行われました。
写真は、干瓢むき体験です。
干瓢とは、夕顔の実を紐状に剥き、真夏の太陽熱にて2日間干し上げた
栄養豊富な乾物食品です。
今年は、雨不足で例年より2kg位小さいそうです。
栃木県は全国の干瓢の97%を生産し、下野市はその内47%を生産して
います。
始まりは300余年前に隣町の壬生町藤井で栽培が始まったのですが、
現在では、下野市が生産量日本一になっています。
(主な生産地:下野市、壬生町、上三川町、小山市、宇都宮市)
生産農家は早朝(2時、3時)から干瓢むきをして大変ですが、
輸入も増えて厳しい状況のようです。
日時:2017年7月22日(9時~13時)
住所:栃木県下野市薬師寺3720-1

益子祇園祭

2017年07月25日 | 祭り
益子町で行われてる「祇園祭」に出かけて来ました。(7/24)
13時からの当番引継の儀式では、江戸時代から伝わる町指定の民俗文化財
「御神酒頂戴式」が、当番町の当屋(内町公民館)で行われました。
羽織袴の男衆が、大杯の熱爛を飲み干し、五穀豊穣、無病息災を祈りました。
「御神酒頂戴式」は、1年365日にかけて、大杯になみなみと注がれた
3升6合5勺(約6.5リットル)の熱爛3杯を飲み干す儀式です。
手では持ち上げられないので、交代で二人がしゃがみ込み、お酒に口を付けて
吸って飲んでいました。
前半は20人以上の当番町の男衆が交代で、後半は10人の来年の当番町の
男衆が交代で飲んでいました。
3年前までは病院に運ばれる人がいたので、今は少し減らしてるようです。
約50分間で飲み干しました。(関東三大奇祭のひとつ)
午後は、山車屋台、6台が町内を巡っていまいた。
このうち3台は明治時代に宇都宮から購入されています。
新町彫刻屋台(1880年宇都宮市押切町から)
内町彫刻屋台(1881年宇都宮市新石町から)
田町彫刻屋台(1882年宇都宮市日野町から)
祇園祭は1705年(宝永2)頃疫病が流行し、人々は生命を失い、
作物は害虫にあい、天王信仰により祭りを行って、怨霊や疫病を
鎮めたことに始まったそうです。
7月23日(日)八坂神社祭禮・祇園祭・出御祭、手筒花火の打上げ
7月25日(火)還御祭・御上覧(13時30分~益子駅に集合して巡行予定)
開催日時:2017年7月23日(日)~25日(火) 10:00~21:00、
    最終日/~23:00
場所:栃木県芳賀郡益子町内 (鹿島神社:益子1685-1) 

氏家商工まつり

2017年07月24日 | 祭り
さくら市で行われた「氏家商工まつり」に出かけて来ました。(7/23)
氏家みこしや子どもみこしが練り歩くほか(7/22)、うどんガーデン2017も
行われました。
見所は総勢 200名が繰り出す「うじいえ阿波おどり」で、時折小雨が降る中
見て来ました。
東京の高円寺から4チーム(志留波阿連、しのぶ連、東京天水連、葵新連)と
地元から1チーム(桜美連)の参加で、30分ずつ3回の公演が行われました。
(7/23 午後6時~8時10分、上町~氏家交差点間を歩行者天国にして)
①志留波阿連:S45に結成、名前の由来は昔の商店街名からだそうです。
 踊りを楽しみながらも、より美しく本格的な踊りをすること。
②しのぶ連:S47に発足、踊りは扇を取り入れて美を追求。
③東京天水連:S60に発足、阿波おどり独特の二種類のリズムを自在に
 踊りかなでる。
④葵新連:S42に徳島葵連の姉妹連として高円寺に誕生。本場徳島に劣らない
 技量と品格を持っている。 との紹介がありました。
鳴物は、大太鼓、中太鼓、鉦(かね)、笛を使い、大きな音で迫力が有りました。
男性、女性、子供別や一緒に踊ったり、変化が有り、大変きつい踊りで、
汗をかきながら踊ってる姿は、美しいと思いました。
高円寺で阿波おどりが盛んになったのは、商店街の町おこしで60年前に
始めたのが、きっかけだそうです。
全国的には阿波おどりの後に作られた、高知のよさこい踊りの方が盛んになって
いますが、阿波おどりも見応えが有りました。
開催期間:2017年7月22日(土)~23日(日)
会場名:氏家商店街
住所:栃木県さくら市

真岡の夏祭り

2017年07月23日 | 祭り
真岡市で行われた「真岡の夏まつり 荒神祭」を見て来ました。
午前中から各屋台を追いかけていましたが、14時からは、お祭り広場に集合
して来ました。15:00~安全祈願祭、奉拝式が行われました。
神輿川渡御、9台の山車屋台ぶっつけ、20数基の神輿渡御が予定されて
いましたが、雷雲が近づいて来たので早めに引き上げました。(7/22)
ここは市内の中学校単位で神輿を担ぎ参加者が多いのが特徴です。
暑いのでジュースやアイスクリームばかり食べていました。
参加者はよく熱中症にならないと感心していました。(35℃)
(日本の夏祭り百選)
期間:2017年7月21日~23日
住所:栃木県真岡市


山あげ祭

2017年07月22日 | 祭り
那須烏山市で行われた「山あげ祭」を見て来ました。
450余年の伝統がある日本一の野外劇です。
八雲神社例大祭の奉納行事で、市街地に仮設の舞台を作り
歌舞伎を行います。(全て手作りの幅 7m、高さ10m以上、
奥行き100mの山と舞台装置一式を毎回組み立てて)
写真は、7月21日の10時から仲町で行われた、奉納余興で、
芸題は初めて見た「戻橋」でした。
あらすじ:ある日、渡辺綱が京の一条戻り橋で美女小百合と出会う。
綱が送る途中、橋を渡る際、水面に物凄い形相の鬼女が映っていた。
そして綱が名乗っていないのに名前を知っていた。妖魔の術を使い
知ったのであろうと言う。本性を見破られ小百合は鬼女にと姿を変え
大立ち回りになる。
他の芸題:将門、蛇姫様、子宝三番喪、乗合船、吉野山狐忠信、
関の扉、老松等。
6町内の輪番で、今年は仲町が当番町でした。(戻橋が多い)
7月22日午後3時から、ユネスコ登録記念全町大屋台パレードが行われます。
ユネスコ無形文化財・国指定重要無形民俗文化財「烏山の山あげ行事」
桟敷席料:200円~300円でしたが、今年からは500円になりました。
期間2017年7月20日~23日(場所と芸題を変えて18回演じます)
住所:栃木県那須烏山市