宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

大神神社

2017年07月14日 | お出かけ
栃木市に有る「大神神社」(おおみわ)に出かけて来ました。
下野国一宮の看板が有り、松尾芭蕉が「おくのほそ道」で訪れた神社です。
下野国最古の神社・総社一之宮(祭神:大物主命)で、日本最古の神社
である、三輪明神(奈良県桜井市)の分祀して1800年前に創建されました。
写真は、室の八島です。
下野惣社(室の八島)とは、平安時代に下野国の国府長官が、下野国中の
神々にお参りするため大神神社の地に神々を勧請し祀ったものです。(645年)
関東有数の歌枕で、煙とともに詠みます。
おくのほそ道で、室の八島は「糸遊に結びつきたる けぶりかな」と
詠まれています。(曽良書留)
糸遊(いとゆう)とは陽炎(かげろう)のこと。
主な祭礼としては、
①4月16日に春季例大祭が行われます。
②8月20日(日)午前9時より大杉祭・八嶋祭が行われます。
③毎年11月25日夜に安産祈願する「御鉾祭」が行われます。
(神楽、鉾祭は市指定無形民俗文化財)
御利益:開運、厄除、安産、入学祈願、交通安全
住所:栃木県栃木市惣社町477(最寄り駅:東武宇都宮線野州大塚駅)