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誤認逮捕 その33

2007-10-14 | 誤認逮捕
「国選弁護人、何もせず」富山冤罪の日弁連調査で柳原さん(読売新聞) - goo ニュース

※引用
「国選弁護人、何もせず」富山冤罪の日弁連調査で柳原さん

 富山県氷見市の冤罪(えんざい)事件で、日本弁護士連合会は13日、婦女暴行・未遂容疑で誤認逮捕され、無罪判決を受けた元タクシー運転手柳原浩さん(40)から、逮捕当時の弁護活動などに関する聞き取り調査を公開で行った。
 柳原さんは「国選弁護人は何もしてくれなかった」と批判した。
 柳原さんは、2002年4月の逮捕直後に行われた1回目の接見について、「弁護士なら助けてくれると思い容疑を否認した。『調査する』と言ってくれたが、その後、何の連絡もなく、次の接見では被害者2人に被害弁償金を支払うよう勧められた」と明かした。「接見は2回でいずれも10分程度だった」とし、消極的な弁護のあり方を非難した。


事実関係の調査が進めば、担当弁護人からもコメントが出されるのでしょうね。なんともやりきれない思いのする事件です。



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2 コメント

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ビックリですね。 ()
2007-10-14 17:28:14
国選弁護人ってみんなこんなカンジなんですかね?

裁判をするのに弁護士さんがいないと始らないからって程度のことなんでしょうか?

お金を持ってる人じゃないと有罪にされてしまうんですかね?

ビックリです!
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コメントありがとうございます。 (ueyama)
2007-10-15 10:01:28
Mさま、コメントありがとうございました。
国選弁護人が皆報道されたような対応ではないと思います。国選弁護人とのやりとりも現段階で、事実関係としては不明としかいいようがないですね。お金を持っている人=私選弁護人を頼める人という意味だと思いますが、有罪になるか否かとはあまり関係がないかもしれません。また、被疑者・被告人の言い分がはっきりしている場合には、私選も国選もそんなに弁護活動には差が出ないと思います。
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