江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ ザ・ガードマン ゲスト出演

2016年08月06日 | 江利チエミ(続編)

ザ・ガードマン
 チエミのモーレツ女課長を殺せ を詳しく書いてくださってるブログを発見!
 ご紹介させていただきます。

 こちら をクリック!

役名でもなんでもないのに、チエミの・・・とつくタイトルは昭和ですね!ちなみにこのオンエアは昭和45年10月2日です。




職業は歌手っていってね・・・というのが口癖だったとか。
しかし彼女を語るとき、女優の側面も忘れてはならない部分であります。

映画の初演は大映「猛獣使いの少女」。
その後も「母子鶴」といった三益愛子の娘役...などといった「悲劇のヒロイン」というアイドルにありがちな役どころを演じますが、昭和30年公開「ジャンケン娘」という三人娘映画で「3枚目の役どころ」にめぐり合うところから、あの「サザエさん」に繋がっていきます。
3枚目が出来るアイドル第一号ではなかったのか...と思います。

ありとあらゆる役どころを、映画・舞台・テレビで彼女はこなします。

舞台は、ジュディ・ガーランド主演の物語を清川虹子さんがチエミさんのために脚本を替えて設定を日本にしたドラマが基になっているスター誕生、ブロードウェイミュージカル本邦初演のマイフェアレディ。そして、コマミュージカルの百万人の天使/芸者春駒(ともに菊田先生の書き下ろし和製ミュージカル)・アニーよ銃をとれ(この時の妹役で岡崎ユキデビュー、チエミのリクエストで宝田明がはじめてミュージカルの舞台にたつのもこの作品)・キスミーケイト・春香伝(共演:松方弘樹)・花木蘭(ムーラン)・お染久松・八百屋お七・白狐の恋・恋ぐるま(原作・山本周五郎「みずぐるま」)...など、そして勿論「サザエさん」などの喜劇もこなしました。
松竹新喜劇の藤山さんの「鼻の六兵衛」を東宝の舞台(コマ劇場)で「鼻のお六」として寛美さんの書おろしで舞台にしたことも。
芸術祭賞をはじめテアトロン賞・毎日演劇賞など数度の受賞暦があります。

映画は意外に出演本数はすくないのですが、当時の中村錦之助との共演の「ちいさこべ」では京都市民映画祭助演女優賞を獲得しています。勝新太郎、大川橋蔵、高田浩吉の相手役もつとめています。

テレビでは...チエミのスター誕生、チエミの瓦版太閤記、咲子さんちょっと、サザエさん(映画では初代松島トモ子のワカメをこの時は上原ゆかりが演じます)、ちょっとまってパパ(潰れそうなボクシングジムの娘役)、わたしはカモちゃん(地方から上京する歌手志望のふしぎな娘)、花子さん(高校教師役。この作品の生徒役で桃井かおりデビュー)、花嫁花婿製造中、別れた夫婦、黄色いトマト(共演:加藤剛)、ねぎぼうずの唄(共演:緒方拳)、はじめまして(TBS木曜20:00)、妻のあした、赤帽かあちゃん(日テレ昼ドラ)...と、ざっと主演したものだけでもこれだけ挙げられます。

(この他にも単発モノやゲスト出演多数あり!...例:暴れん坊将軍でも「女町医者」を演じました。他、ゲスト出演の大物が入れ替わり2週づつ登場する現・テレ朝の連続ドラマ「悪女について」の第一回・二回のゲスト出演も。東芝日曜劇場では「サファイア・ミンク」「みずぐるま」等で主演、徳川おんな絵巻/ザ・ガードマンなど...)



ラジオドラマも数本こなされていたとか...
(ラジオではデビュー当時からDJとして番組も持っていたそうです。彼女のメインパーソナリティの番組から「新人ジャズ歌手」としてデビューした人の中には朝丘雪路さんもいました。)




※画像はドラマ「黄色いトマト」を紹介する週刊誌記事より



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。