江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

あの歌... ⑧ノスタルジア

2005年06月23日 | 江利チエミ(初期記事・本編)
昭和52年1月リリースのEPです。
B面には49年発売「チエミ・オリジナル」のなかで発表した曲「緑の谷」が選曲されました。
作曲は、フランシスコ・ゴアなる人物。
これはインスツルメンタルのバージョンが後年リリースされ(53年頃だったかと?)有線放送などで耳にした記憶があります。(時効ですよね!大学に入ってからは堂々と酒場で飲んでいました。18歳のあの時に聴いた記憶です。)
この曲はチエミさんは確かテレビでは1度も歌ったことがない・・・と思うのです。ドラマ「赤帽かあちゃん」の主題歌「わたしの人生」をその年の晩夏にリリースするまで、決して歌わなかった...と。その間は、過去の別のレパートリーを(例/酒場にて...)歌っていたのです。

発売当時、番組名は忘れましたが、ラジオに出演しているとき...
「こういう曲は正直言って好きじゃないんですけど、勉強ですから...」と、チエミさん本人がそう語った放送を聞いた覚えがあるのです。もちろん、ラジオですから「レコード」は流れましたけど...

生きることに疲れた夜は
 帰りたいの貴方のその腕に
月明かりにまみれて踊って
 抱かれたまま眠りにおちたい
もう二度と、あんなに誰かを愛せはしないでしょう...
 別れに泣き恨んだことさえ 今はとても綺麗な思い出...

う---ん!なかなか曲も(ちょっと異質ですが)いいんですよね。この曲...
 でも、きっと歌いたくなかった...のだと。この詩でなんとなく想像ができるような...
チエミさんは頑固で一本気な人でもあったと聞きます。この曲に納得できなかった...のではなく、当時の気持として共感が出来なかったのでは...と、この曲を当時、頑として歌わなかった理由について、私は勝手にそう思っています。

③母さんにさわってみたい ~ この⑧ノスタルジア まで... 江利チエミさんの素顔をやぶ睨みではありますが自分なりに想像してみました。

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