江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

110) 二十四の瞳のメッセージ

2005年08月02日 | 江利チエミ(初期記事・本編)
今、黒木瞳のドラマが放送されています。
この物語は江利チエミが南座で音楽劇で上演しました。
この作品の根底には「戦争は嫌だ」という思いがあります。
そしてもうひとつ...我々がしっかりと受け取らないといけないメッセージがあります。

琴平宮の参道のうどんや(高峰秀子さんの映画では旅館の設定だったかと...)に奉公に出された「まっちゃん」のこと...
そうです、何百年も前じゃない...ほんの60年前の日本は「子供は親のもの」で「家のためにモノ扱いで売買されていた」ということがあったのだ...ということです。
これは、映画「ジャンケン娘」でも雪村いづみさん扮する「舞妓/雛菊」が、18歳になったら「旦那」に見受けされる...なんて話も出てきました。これは昭和30年...たった50年前のことです。
そうです、日本はついさっきまで「後進国」だったのです。
肺病病みは「親不孝」だの...
  子供が飢えて死んでいった... 
    間違っていることを間違っていると大声で言ってはいけない世の中だった...
日本はついさっきまで「野蛮な後進国」だったのです。
そして、まだまだ「成熟した社会」ではない砂上の楼閣なのかもしれない...ということを...

これは親でもある私達の年代が、戦争を体験した親に育てられた私達の年代が、江利チエミさん達を知っている私達の年代が、しっかり子供達に伝えていかなくてはいけないことだと思います。


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2 コメント

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お人好し、大好きな曲です (のんの妻)
2005-08-03 04:01:24
今日のyahooニュースで

「「社会全体が冷たい」「国民の意識改革必要」

 妊婦や子育て中の母親の80%は、周囲や世間に対し「積極的に子供を産んで育てたい社会ではない」と否定的に感じていることが一日、財団法人・こども未来財団のアンケートで分かった。」

と出ていました。

とらえ方は人それぞれだと思います。



でも私はやはり今の日本は住みやすく、生きやすい国だと思います。

沢山の犠牲や沢山の歴史に支えられ、今の土壌があると思う。



まあこのアンケートは違う感覚で答えられた物だとは思いますけどw



お人好しを口ずさむと、思わずぐっとくるものがあります。
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ひずみ ですかね? (う--でぶ)
2005-08-03 06:40:58
野蛮な三等国

 しかしそこには今忘れてしまった愛もあった...

今なにかが違う...

 とくに平成に入ってから「おかしい」...

しっかり見直さないといけない...と思います。

 次世代に良いものは残し、悪いものは正す!...難しいですけど私達親は頑張りましょう!
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