ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
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音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

再現演奏会1941-1945

2008年02月01日 06時48分07秒 | Daily Life
洋楽文化史研究会の戸ノ下達也さんからのお知らせです。

来る2月16日(土)に「再現演奏会1941-1945」と銘打たれたコンサートが開催されます。
いわゆる戦中といわれる時代に「音楽がどのような意味を持っていたのか」を知るための、とても貴重なコンサートです。
プレトークには今、大きな話題を呼んでいる評論家・片山杜秀さんも出演されます。
是非、お運び下さい!

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「再現演奏会1941-1945 ~日本音楽文化協会の時代」
2008年2月16日(土)
旧東京音楽学校奏楽堂
13:00/開場
13:30/プレトーク(長木誠司&片山杜秀&戸ノ下達也)
14:00/開演


「再現演奏会1941-1945 ~日本音楽文化協会の時代」とは (HPより抜粋)
紀元二千六百年奉祝に沸きかえった1940年には、またあらゆる領域で新体制運動が展開していた。政治面では大政翼賛会の結成となって結実する新体制運動は、しかしながら政治のみならず経済あるいは文化領域に至るまで多大な影響を及ぼした。音楽の領域では、情報局と文部省の共同所管により1941年11月に社団法人日本音楽文化協会が発会し、音楽界の再編一元化がひとまず完成することになる。その後1943年8月には、興行取締のための組織として1940年8月に発足した演奏家協会を統合し、実質的な音楽界の統制団体としての機能を確立し1945年10月に解散するまで、楽曲の制定・普及、演奏会の企画・実施、演奏会企画や演奏家の統制、対外宣伝、挺身活動等々の音楽全般を活用した国民教化、宣伝活動を展開していた。その評価は、今日では往々にして戦時期の統制団体あるいは報国団体としての役割のみが強調されているが、少なくてもその組織設立当初は、制約の中でいかに音楽運動を推進していくのかという模索がなされていたことは、戦後に至る音楽の流れを考えていく上でも非常に重要である。現在、私は実質的な音文の機関紙ともいえる『音楽文化新聞』復刻を進めているが、その他音楽雑誌等で見られる活字情報のみならず、実際に音文が制定や普及に密接に関わった楽曲を再演することにより、当時の「音」を再現し、戦時期の社会と音楽の関わり、そして戦後への流れを探ることは、近代史の新たな側面を照射することになるのではないかと考え、この演奏会を企画した。
洋楽文化史研究会 代表幹事/戸ノ下達也

詳細はこちらから。

http://yougakubunkashi.gozaru.jp/concert/

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