昨年の名人位戦リーグ以来の対戦。
先手に決まってたので戦型は矢倉に決めてました。
最近よく「振り飛車党」と言われることが多くなってきたので、そうなるとひねくれてみたくなる性格なんです すいません。
千葉さんは某急戦を選択。
22の角を3一に引かれたところですが、この手を軽視してました。
ここに来て構想の破綻に気付き、何手か前の2五飛を悔やんでました。
よく見れば(よく見なくても)あきらかにバランス悪い陣形ですな
仕方ないので▲4五歩△3三銀▲5五歩と大模様を張りに行く(4七銀を使いたいので)
ここまでの手順で千葉さんに細かい手順前後がありここでは希望が出てきた感じ。
展開に恵まれました しかしここから長考の末、一直線を目指すのがあたしらしいところ。
俗に言う「若さゆえの荒削り」ってヤツですね。ええ。単に歳はとっても昔から荒さだけが変わらないだけとも言います。
▲7五歩△同銀▲7四歩
△8五桂▲7三歩成△8四飛▲2二歩
と激しく行きました。(下図)
この焦点の歩が利きそうなので攻めを決行したんですけどね。
△86銀は▲21歩成が大きすぎるので、△同金と取りましたが、▲6四歩と軽く突いて手になったようです。△同角は▲75角△同角▲44歩。△同銀は単に▲44歩。△86銀は手抜きで▲63歩成です。ちなみに22歩を△同銀でも同じように進めます。
以下、追い込まれましたが最後は千葉さんにうっかりがあって逃げ切り勝ち。最終盤あたりは来週の週刊将棋で採り上げられるようです。
プレーオフにもならなかったし、ひと足早く白組を5戦全勝で抜けることができました
まだ最後の一山、そして大きな壁
が残っていますが、どんなリーグでも全勝通過は初めてなので素直に嬉しいです
ありがとうございました
挑戦者決定戦はとりあえず相手が決まったら考えることにして、次は今週末の王座戦予選でどうしたら熱戦にできるかを考えなきゃです