「ナスティ、ツリーを出そうと思うんだけど、どこにあるんだい?」
僕ら5人と純、ナスティはクリスマスを目前に柳生邸でのパーティーの準備に追われていた。
「確か奥の物置の中だったと思ったけど…」
「ありがとう、ナスティ。早速行ってくるよ」
僕はナスティに一言言って物置の方に向かった。
「こんなに賑やかなクリスマスは初めてね」
「お姉ちゃん、いつもパーティーしないの?」
純がナスティに聞いた。
「そういう事じゃなくてね、純。今の戦いをしている状態でクリスマス
パーティーをする事がこんなに大事だって感じたのよ」
「そうだね。僕もお兄ちゃんみたいに戦ってる訳じゃないけど、クリスマスパーティーをできるのはそれだけ平和な事だよね?」
純がナスティに言った。
純とナスティが話している時、僕は物置に入ってツリーを探していた。探すという事をしなくてもすぐに見つかる位立派な物だった。
『僕の家にあったのより、大きなツリーだな…』
僕はツリーを持ち上げると、ナスティ達が待っている居間に持って行った。
「伸、どこにいたんだ。探したよ。ツリー持って来るなら俺に言ってくれれば持って来たのに。キッチンで作業がはかどらないからみんな伸を探していたぞ」
「ごめん、秀。今から行くよ」
僕は秀に謝ってからキッチンに向かった。
「おっ、伸。遅かったな」
「私達だけではどうも台所仕事は進まなくてな。伸に来てもらって助かったよ」
僕がキッチンに来るなり、当麻と征士が声を掛けた。
「伸、早速だけどここ手伝ってくれないかな?」
遼が僕を呼んだ。
「何、あ、これね」
僕は言われた通りに包丁で食材を切った。
「やはり私達には、伸が必要だな。居てくれないと困る」
「そんな事ないよ。僕だって、みんなが居てくれないと困るしね」
僕らがキッチンで仕度をしている間に、雪が降ってきた。今年はどうやらホワイトクリスマスだ。
6周年記念の後に構想を立てていたのがこの作品でした。前が伸と遼だけだったので、今回は短いとは言え五人+ナスティ&純も出そうと思って書いてみました。しばらくブログでの発表はないのでこれから本媒体の原稿に取り掛かろうと思っています。
僕ら5人と純、ナスティはクリスマスを目前に柳生邸でのパーティーの準備に追われていた。
「確か奥の物置の中だったと思ったけど…」
「ありがとう、ナスティ。早速行ってくるよ」
僕はナスティに一言言って物置の方に向かった。
「こんなに賑やかなクリスマスは初めてね」
「お姉ちゃん、いつもパーティーしないの?」
純がナスティに聞いた。
「そういう事じゃなくてね、純。今の戦いをしている状態でクリスマス
パーティーをする事がこんなに大事だって感じたのよ」
「そうだね。僕もお兄ちゃんみたいに戦ってる訳じゃないけど、クリスマスパーティーをできるのはそれだけ平和な事だよね?」
純がナスティに言った。
純とナスティが話している時、僕は物置に入ってツリーを探していた。探すという事をしなくてもすぐに見つかる位立派な物だった。
『僕の家にあったのより、大きなツリーだな…』
僕はツリーを持ち上げると、ナスティ達が待っている居間に持って行った。
「伸、どこにいたんだ。探したよ。ツリー持って来るなら俺に言ってくれれば持って来たのに。キッチンで作業がはかどらないからみんな伸を探していたぞ」
「ごめん、秀。今から行くよ」
僕は秀に謝ってからキッチンに向かった。
「おっ、伸。遅かったな」
「私達だけではどうも台所仕事は進まなくてな。伸に来てもらって助かったよ」
僕がキッチンに来るなり、当麻と征士が声を掛けた。
「伸、早速だけどここ手伝ってくれないかな?」
遼が僕を呼んだ。
「何、あ、これね」
僕は言われた通りに包丁で食材を切った。
「やはり私達には、伸が必要だな。居てくれないと困る」
「そんな事ないよ。僕だって、みんなが居てくれないと困るしね」
僕らがキッチンで仕度をしている間に、雪が降ってきた。今年はどうやらホワイトクリスマスだ。
6周年記念の後に構想を立てていたのがこの作品でした。前が伸と遼だけだったので、今回は短いとは言え五人+ナスティ&純も出そうと思って書いてみました。しばらくブログでの発表はないのでこれから本媒体の原稿に取り掛かろうと思っています。