『六年目』
「ねえ、遼。僕ら知り合ってからもう六年になるんだね?」
「もうそんなに経ったのか。早いな…」
僕と遼はマンションで二人で暮らしている。お互い最初は別に暮らしていたけど、僕の部屋は二人暮らしていても余裕があるし、遼と一緒に暮らしたかったので僕が遼を呼んで今は一緒に暮らしている。
「それにしても、会った頃はまだ十代半ばだったのに、今まであっという間だったな。伸」
「そうだね…。もうそろそろ学生も終わっちゃう位だし」
「伸は卒業したら、何かやりたい事あるのか?」
遼は向かい合わせて座っている僕のソファーの側に歩いてきて僕に話し掛けた。
「今は、別に…。ただ遼と一緒にいられたらいいなとか思ったんだけど」
「特に無いんだな、伸は。俺はあると言えばあるけどな」
「そうなんだ。もし良かったら聞かせてよ、遼」
僕は興味津々で遼に尋ねた。
「俺は…。卒業したら伸と一緒に世界中回りたいと思ってるんだ」
「そうなんだ。それはいいね。その時が来たら一緒に行こう、遼」
僕はもう少し後の予定を考えて想いを馳せた。
思ったより少し短いですが11月にアップする予定の六周年記念でした。(^_^;)
もし書けたらクリスマス位に今月も一本載せられたらと思います。
「ねえ、遼。僕ら知り合ってからもう六年になるんだね?」
「もうそんなに経ったのか。早いな…」
僕と遼はマンションで二人で暮らしている。お互い最初は別に暮らしていたけど、僕の部屋は二人暮らしていても余裕があるし、遼と一緒に暮らしたかったので僕が遼を呼んで今は一緒に暮らしている。
「それにしても、会った頃はまだ十代半ばだったのに、今まであっという間だったな。伸」
「そうだね…。もうそろそろ学生も終わっちゃう位だし」
「伸は卒業したら、何かやりたい事あるのか?」
遼は向かい合わせて座っている僕のソファーの側に歩いてきて僕に話し掛けた。
「今は、別に…。ただ遼と一緒にいられたらいいなとか思ったんだけど」
「特に無いんだな、伸は。俺はあると言えばあるけどな」
「そうなんだ。もし良かったら聞かせてよ、遼」
僕は興味津々で遼に尋ねた。
「俺は…。卒業したら伸と一緒に世界中回りたいと思ってるんだ」
「そうなんだ。それはいいね。その時が来たら一緒に行こう、遼」
僕はもう少し後の予定を考えて想いを馳せた。
思ったより少し短いですが11月にアップする予定の六周年記念でした。(^_^;)
もし書けたらクリスマス位に今月も一本載せられたらと思います。