ベスモ休刊

なんだこの音は！

この音を作り出したのはヤマハだそうです。
エンジンルーム内の吸気パーツなどをデザインし、低中高
音域の倍音構成を共鳴させてこの音を作り出したそうです。

電子的に音を作り出すのではなく、車自体を楽器と見立てて
設計されているようなものだ。

しかしエンジン音を設計するのにエンジンパーツのデザインまで
協力企業が行うというのはものすごい影響力だ。
多分エンジン自体もヤマハ製かもしれない。
元々あのトヨタ2000GTはエンジンから内装までヤマハの設計で
生産までヤマハが行っていたし、セリカやMR-2などに搭載されて
いる3S-GTEというエンジンも実質ヤマハ製。
それにトヨタがF1に参戦する前にヤマハはF1にV12エンジンで
参戦していた。

とはいってもやっと世界のスーパースポーツと肩を並べる車ができた
ことには間違いない。

3750万円、一回のオイル交換7万円・・・、さすがだ。

GTRもそうだけど、最近は手の届く価格で楽しく乗れるスポーツカーが
ほとんど無くなった。
もう車自体を楽しむ時代ではなく、今は実用性だ。

車の楽しさを伝える媒体もついには休刊となった・・・

以前は毎月買っていたが、ここ数年は取り上げる車も外車が
多く、国産車ではファミリーカーのブレーキテスト程度。そら
買う気もうせる。買えない車や買わない車ばかり取り上げら
れてもね・・・
要は取り上げるような、手の届く魅力ある車がもう日本には無い。

今の車離れは、時代背景だけではなく作り手にもその問題が
あると思うけど、この極端な長期景気低迷の今は仕方が無い
のだろうな。

残念。