ゆめ166 『顔のない女』 2010年12月11日 01時15分01秒 | だれかのゆめのにっき 顔のない女を抱く。 女の首から上は巨大な真珠が歪んだような奇妙な物体だったが、私はその女の身体を知っていた。 これは姉だ。 私が高校生のときに死んだ姉。 僕は気分が悪くなって、吐きそうになりながら、お姉ちゃんの頭を何度も何度も何度も何度も殴った。 そして私は、彼女の真珠のような頭が歪んでいる理由に気が付く。 女は死んだ。 私はまた忘れるのだろう。 « ゆめ165 『ただいま』 | トップ | ゆめ167 『綿毛』 »
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