【チラシのオモテ】1回の表「キリン」

プロフィールの自己紹介欄にも書いてあるのですが、
僕はカトウリョウ名義でデザインの仕事のようなこともしておりまして、
舞台公演のチラシを作ったりすることもあるのですね。

そんでまぁせっかくブログやってるんだし、そういうのもどんどんアピールしていこうかな、
もしかしたらお仕事増えるかもなって感じで始まりました、「チラシのオモテ」。

僕はチラシのオモテ面を作るのがラーメンと同じくらい好きなので、
この企画ではこれまで僕が作ったチラシのオモテ面を紹介してみようと思ってます。


さて、第1回目の今回は、

青山学院大学演劇研究会ユニット カラバコ
BOX1「キリン」

です。


もうかれこれ3年くらい前のやつですね。
カラバコは大学の演劇サークル同期の丸山紘毅という男が主催するユニットで、
「キリン」はその旗揚げ公演でございます。

まず、チラシ作るぞってなったときに、
丸山から「まだ本書けてないんだけど、キリン出すのは脚本かチラシのどっちかにしたい」
ということを言われたのですね、確か。うろ覚えなんですけど。
で、どういう経緯かは忘れたのですが、
ってこの企画やるには致命的なくらい記憶力ねぇな、やばい、まぁいいや、
なんやかんや結局チラシの方でキリンを使うことになりました。
僕はラーメンの替え玉と同じくらいキリンが好きなので、やったーと思いましたね。

作品の大きなテーマが「死」だったので、
何か象徴的に使えるものはないかなと思いついたのが鯨幕でした。
本来は白と黒を基調とする鯨幕ですが、ここでは白の代わりに、
キリンのイメージカラーである黄色を使ってます。

それで、さっきも言ったように僕はキリンが好きなので、
がっつりキリンが描きたいなぁと思い、キリンを一頭、画面中央にどんと配置することにしました。
これによって鯨幕が檻としての性質も獲得したわけですね。
ん？ 獲得してないかな？ いや、してるはずです、大丈夫。

プラス、もうちょい死をイメージさせる要素が欲しいなと入れたのがキリンの骨格です。
古典的な死神のビジュアルとかもそうですけど、骨って死のイメージ強いなぁと思って。
黄色と黒のコントラストに重なるようにして、生と死のコントラストを表現してみました。

なかなか良い感じのバランスになって、お気に入りの一枚でございます。


以上、1回の表「キリン」でした。
ではでは、次回があれば次回、2回の表でお会いしましょう。
おやすみなされ！！！