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ネットの功罪 3 匿名性

2014-09-02 16:23:01 | ネット関係
ネットにおける匿名性故の功罪は、確かにあります
匿名故の本音が言える、聞ける
逆は、匿名性故の言いたい放題、加虐趣味の増幅、無責任発言の増大
酷いものでは、自己顕示欲から発生する虐待事件、お騒がせ行為

ネットの煽りから生じる、本来なら起き得ないはずだった犯罪行為
又、犯罪行為を誘発する意図から生じる犯罪行為
煽る側と煽られる側双方の関係による、ネットならではの事件

新聞やテレビ等、ネット以外のマスメディアは、
ネットの意見や、騒がれている事象を取り上げる事が少なくない
そして、それをあたかも「本音が聞ける世界」の
一般の人の隠れた声、市民の多数の声、とかいう捉え方で
取り上げているように見える

先にも書いたけれど、それが「本当の声」なのか、
捏造された「情報操作目的の世論誘導を目的とした偽の声」
であるかの判断・区別がつくのだろうか、という問題

世論の声
ネットの声=世論の声としていいものだろうか、という疑問
私はそうは思いません
ネットの炎上しかり
正しい正義を振りかざして誰かを多数で断罪している?
違うと思いますね
振りかざしているのは「正義」ではなく「それを装った」、
加虐趣味かもしれないし、
何も多数で断罪する事もないと思うし、
そういう事を「祭り」と称して楽しんでいる匿名故の遊びかもしれないし

それで、フェイスブックとか始まったとか言いますが
それも大した効果はないそうで、結構危ないとか聞きますが

私は私の経験から、ネットを信用しない、これでいいんだと思っています
パソコンの向こう側にいるのは、新しい世界でも、バーチャルとかいう
仮想空間でもなく、ただの、リアルの世界と同じものが
形を変えて、あたかも違うものを装ってあるだけのもの
しかも、装いを新たにした「嘘」が入っている可能性も高い
装う、何もかもを
悪を装う、善を装う、仲間を装う、いい人を装う
その箱の中だけの世界を作って遊んでみる・・?
ネットの向こう側にいるのは、今いる隣人と同じ人達です
ただし、本音を言ったり、本音を隠して装ったり、
様々な演技がそこには入る余地はあるかも知れない
パソコンという箱の中には、ネットを通じた魔法の箱ではなく
悪意も善意も含まれた、一種異様な世界があるのかもしれない

そこに過剰な期待は無用だし、警戒すべき事はたくさんあるし
増幅された悪意は、ネットならではの罪だし
ネットは、寂しい人の友達か、暇つぶしか、憂さ晴らしか
そこに社会から落ちた人達の恨みが渦巻いているか
社会への敵意が潜んでいるか、

秋葉原の事件の原因の一端がネットだという話がある
それが全てではなかったと後からわかったが
それにしても、ああ言う類の顔も見えない人達からの煽りに
何で乗るのかなあ、と思う
相手の顔は見えてないんですよ
どういう生き方をして、どういう生活をして、どういう事を考えて
どういう人か全くわからないではありませんか
なのに、そういう人達の悪意に満ちた煽りに心底腹を立てるなんて
どうして?と思います
相手にとっては、言葉の遊び、言葉によるいぎたない虐め、憂さ晴らし
攻撃性の発露でしかないかもしれないのに
自分が馬鹿にされたとか、嫌がらせを受けたとか、相手にされなかったとか
そういう腹立ちによって犠牲になったものたちは、たまりませんよね
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