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その10[何の為に書くか・・] “親鸞”五木寛之さんNHK「ゆうどき」に出演

2014-12-01 13:47:23 | 五木寛之さんと親鸞他
「人は生きていくうえで何か1つぐらいは、こんな人間だから、やらなくてはいけないんではないか、とか思うところがありますね。」
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番組キャスター 「親鸞完結篇」で思いましたのは私には、てれ隠しのように聞こえたんですが「親鸞」を書ききろうというその根っこにあるもの、何なんですか。

五木寛之 「それはやっぱり、いろいろありますよ。やりかけた仕事だからちゃんとやろうとかね。

これ以上書く力はないんだけれども、頑張らなくちゃとか、読みたいと思って待っている人がいるんじゃないか、とかいろいろなことがありますよね。

だから、やっぱり小説を書いたり絵を描いたりすることは自己表現をしたいという気持ちが根底にあるんでしょうけれども、それだけではないような気がします。

人は生きていくうえで何か1つぐらいは、こんな人間だから、やらなくてはいけないんではないか、とか思うところがありますね。」

(続く)
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「親鸞」    2008年9月1日~2009年 8月31日東京新聞連載
「親鸞 激動編」2012年1月1日~2012年12月12日東京新聞連載
「親鸞 完結編」2013年7月1日~2014年 7月 6日東京新聞連載

「作品紹介」より
最初の作品『親鸞』では、京都を舞台に比叡山で修行に励みつつ煩悩に苦しむ、8~35歳の若き日の親鸞が青春群像劇として生き生きと描かれました。
次に前作『親鸞 激動篇』。越後へ追放され、そして関東を流浪する親鸞。土地の人々と交わるなかで、師の教えに追いつき追い越そうと苦悩する、36~61歳の姿が活写されました。
そして待望の第三部では、親鸞は京都へ帰還します。最も多くの業績を残したといわれる61歳から90歳までの、師を超えていく聖人の軌跡が、活気あふれる群像劇として綴られるのです。
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私は、最初の連載から読み始めましたが、
「できれば続編を書きたい」というのが、
最初の親鸞を書き終えた五木さんの言葉でしたが
書き終えた時の年齢が、77才、書けるかな、書いて欲しいな
淡い期待と共に、続編を希望した私でしたが
最初を書き終えた後の五木さんの体力の問題
確か3日位動けなかったとか、
新聞連載は体力との闘いでもあり、希望は希望のまま、と

ところが、続編を書くというので、大変驚きました
そして、それが終わったあと、第三作の最期まで書くと
ウワァ~、というのが正直な感想でした
そして、今年82才を目前にして、完結編を書き終えた五木さん
もう、頭の下がる思いでした
私は色々あって、まだ読んでいません
毎日の新聞連載のページを抜いて保存してあります
これから、暫く経ってから読もうと思っています

五木さんは多くの人に読んで貰おうという意図からか
ネットでも読めるようにしました
又、もう文庫本も出ています
挿絵は「山口晃」さん
素晴らしい細密画を見ることができます
新聞の連載は、毎日の絵がそのまま保存できます
さすがに、単行本はそこまで挿絵を入れることは無理ですので
新聞の切り抜きならではの長所もあるわけです


11月17日
今年やっと咲いた、たった一つの
最初で最後のヘブンリーブルーです
よく頑張った、と 
続く

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