ねこライフ

うちのねこsがゲストに「シマちゃん」を迎えての徒然。

のこされた動物たち

2011-10-11 20:03:02 | その他
猫ライフ604日目。


三連休に開催されていた写真展を見てきました。

福島第一原発20キロ圏内に取り残された家畜、家庭動物の記録です。

主催者PRより引用。

「東日本大震災に伴って引き起こされた原発事故。未だ収束のめどすらつかない事態の中、動物たちは死のふちへ追いやられている。

多くのペットは飢えと孤独の世界に取り残され、蓄主を失った家畜たちは、想像を絶する地獄絵図の中へ投げ込まれた。

人間の起こした不始末。先の見えない汚染と惨劇の中に、今も尚、彼らはいる。」

現地で目撃されたであろうと思われる光景に比べ、展示されていた写真そのものはソフトな印象でしたが、

たとえば、小屋に繋がれたまま息絶えた犬の亡骸に、「ずっと待ってたよ」などというキャプションをつけられると、

それだけで、その場に泣き崩れそうになるので、なるべく目をそらしつつ会場を横断するような腰ぬけな見方をしてしまいました。


20キロ圏内は立ち入り禁止という規則によって、「一時」避難と言われて家畜や家庭動物を残してきた人々は、動物の世話をするために自宅へ戻れない状況がずっと続いています。

放射能汚染が確実に全国規模で拡大していることを思えば、この20キロ圏内立ち入り禁止にどれ程意味があるのか、最早分からないのに。

この規則を定めたのは私たちが選んだ政府で、私たちの税金で機能する行政がそれを守らせるよう働いている、と思うと、この動物たちを不安と恐怖の内に死に至らしめた責任は私たちひとりひとりのうえに。

主催者さんが述べるように、モラルと規則が相反する場合にモラルを優先できないシステムっておかしい。



プロレス








しつこいっちゅーの!(ミ)



ごめんごめん(レ)

たしか、ミランちゃんが始めたような……



ひなたぼっこ






うたたね



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする